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ソレなりに懸命に生きてきた〝つもり〟だった。

ライター:福田房枝(サエさん)

ソレなりに懸命に生きてきた〝つもり〟だった。

仕事は、銀行員、保育士、編集者、ホームレスさんや刑務所出所者さん支援、カウンセリングなどなど。
どちらかと言えば、福祉とかNPO関係の部類かな。

結婚して、いろいろあったけど、元夫の仕事を支え、自分もやり甲斐のある仕事に恵まれ、懸命に生きてきた。

子どもも3人、元気に巣立った。
孫も4人、家族にも友人にも恵まれ、それなりに幸せ。
ありがとう!の言葉も自然に出てくるようには、なった。

で、73歳の今からは、サエさん奨学金でも作って、頑張る人を応援📣できたら!

と、思ってた時に、映画
〝春に散る〟を観た。
というか、突然、出会った。

久しぶりに、映画館で、涙と共に声が出た。
「よっしゃー!!」とガッツポーズ、だったり、クシュン、クシュン(涙)だったり。

戦いなんて、本来は大嫌いなはずなのに、何故、こんなにも見入ってしまった?

確かに、スポーツの中では、ボクシング🥊は、好きな部類ではある。だから、こんなに前のめりに?

ソレも確かにある、
でも、それだけではない。

確かに、ボクシングの場面は、
圧倒的ではある、が、〝試合を観戦〟しているわけではない。

観ているのは、〝人生そのもの〟

死期を前にして、
永らえる事を選ぶか、
残された時間に
果たせなかった夢に挑戦するのか、
を、初老の佐藤浩一さん、

一度はボクシングを諦めたが、
このままでは終われない、
再度、チャンピオン戦に挑戦をするが、もしかしたら、視力を失うかも?を前にした、
若者の横浜流星さん

二人主役。

もちろん、脇を固める、○、○、○、○、も、それぞれが、人生に前向きに生きていこうという、
闘いに挑んでいく。

私は、といえば、
戦いは、とにかく嫌いだから?
闘いも避けてきた。(自分との闘いも)
他人と比較する事にも興味がなかった。
自分に誠実に、穏やかに、
楽しく生きる事のが1番☝️だと。

でも、この歳になると、
楽しく、前向きに生きる為には、
闘いも必要になる?😅。
ありのままでいい、って平然としてられない、
と、現実的にちょこっと実感。

「お前、それで、生きてるつもりかあー!」
「今のお前で生きている!と言えるのかあ!」
思わず、自分の胸ぐらを掴んで、
叫んでいた💦。

画面を前にしながらも、気がつけばいつの間にか、彼らと一緒に居た!?

若かろうと、年寄りであろうと、年齢は関係ない!
自分の命を燃やして生きる事が、命への誠実さではないのか、と。

60歳を過ぎた頃から、死を意識し始めていた。
で、人生の最後に、
「為すべき事は成し遂げた〜」と思って死にたいと、それに向かって、少しづつ、少しずつ、準備もし、幕を下ろしてきたような。

毎日をそんなに無駄にはしてないし、それなりには、生きてきた!と思っていた。
そう、映画を観る前までは。

でも、〝つもり〟だった、と思った。

過去を否定する気持ちは、毛頭ない、ハナマルだと思っている。

でも、自分の奥底から問われたのは、そういう事ではなく、
「毎日を燃え尽きるように生きているか!」
だった。

深いところから突き上がってきた声は、
「NOW」

毎日がサイコー❣️と感じられるような、生活ではなく、
まあまあ👌、
こんなもんじゃない?
みたいな。

『明日はない!』

頭では理解しているつもり、だ。
でも、ハッキリとした体感にはなっていない。

明日、いえ、1時間先に何かあっても、『これで良かった』と言える為には、今の私に何がたりない?

真我の声は、
『今、お前は、燃えて🔥生きてる?』

私が私のヒーローになれてる?

気がついたら、えっ、もう寝る時間?ではなくて、
夢中になれて、かつ、洗練された時間を過ごす為には、
私は今から何を?

気がついたら、始めればいい、
私にとって、燃える🔥事を探してみよう、

人生は、チャレンジ‼️❣️

人は、何度でも、輝ける✨

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#横浜流星
#毎日を燃え尽きるように生きる

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