見出し画像

つれづれ寺社仏閣訪問記 第5話「成田山のお不動様」

目的地:成田山新勝寺

前回、高幡山にて、いい思いをした私は、更にお不動様をお参りしたいと思い、早速、調子に乗って計画をたてました。
ちなみに、今回は先に訪問日を決めていました。それは、令和元年10月13日の日曜日。実はこの日の前日が、ちょうど私の五十歳の誕生日だったのです。ただし、当時は土曜日が休日ではなかったので、翌日で大安でもあった13日に設定しました。
さて、訪問先です。「せっかくの誕生日(の翌日)なので、お祝いを兼ねて、"有名どころ"を極めてみよう!」と、ちょっと欲張りな気分になり、"あの"成田山新勝寺のお不動様を参拝することにしました。関東圏では知らない人でも知っているような有名どころです。

とはいえ、この日は、前日から高揚感、、、とはいきませんでした。
前回に続き、今回はなんと、後に"令和東日本台風"として歴史に名を刻むこととなる令和元年台風19号が関東圏へ最接近したのです。当時、神奈川県の県央部の産業廃棄物処理工場にて外仕事をしていた私は終業時には、びしょびしょのくたくたになっていました。当日は特に予定がなかったのは幸い(?)でしたが、はたして翌朝までに台風が通過してくれるか、気が気ではなく、うとうとしては朝を待つといった感じでした。

おかげさまで(?)、台風一過となった翌朝。きれいに晴れ上がった空を見て、この日は道中から、すでにいい予感がしている状態でした。
お日柄の良い日曜日でしたが、電車内や駅は驚くほど人出が少なく、ゆったりと目的地まで移動できました。
ただし、スマホの画像の撮影時間を確認すると、神奈川県の県央部を朝8時半くらいに出発して、目的地である成田山新勝寺に到着したのは午後1時ごろと、結構時間がかかっていました。そういえば、電車の遅れや運休の影響があり、運行情報を確認しながら乗り継ぎ、移動をしたような気がします。

京成電鉄の成田開運切符(令和元年10月13日)
この日、関東圏は朝から、電車は動いていました😇

そうして、無事に目的地である成田山新勝寺に到着したのですが、道中の人出から予想するよりも多くの人が、すでに参拝に訪れていました。それでも、おそらくこの時期の普段の日曜日とは比べ物にならないくらい少ないんだろうな、とは感じました。

前回に続き今回もお天気に恵まれたことから、「これは歓迎されてるなー」と勝手に解釈し、いい気分で広い境内をのんびりと散策しながら、「では、6つのお堂を手前の方からお参りして、御朱印をいただいていこう」と、この日の方針を定めました。
そうして、まずは、大きくてとても貫禄のある大本堂を参拝した後に、奥に向かって、出世稲荷、釈迦堂、光明堂、醫王殿いおうでん、と進んでいきました。

成田山新勝寺の総門
遂に成田山新勝寺へお不動様をお参りに来ました😇
成田山新勝寺の仁王門
なかなかの圧を感じた仁王門の様子です😇
成田山新勝寺の大本堂
とても貫禄のある大本堂です。ちょうど七五三の時期でした😇
大本堂の御朱印(不動明王)令和元年10月13日
ここでは2種類のお不動様の御朱印が頂けます。こちらは大本堂の御朱印😇
成田山新勝寺の平和の大塔
なんだか圧を感じた平和の大塔の様子です😇

さあ、そして遂に、平和の大塔の御本尊を参拝する瞬間がやってきました。早速、塔に入っては靴を脱ぎ、「まずは、ともかく参拝を!」と、何かに急き立てられているような勢いで、2階へ直行しました。そして、階段を上がり、御本尊の正面に回ると、サイズ的にも大きく綺麗だったこともありましたが、久しぶりに「うおっ、!」となるような圧というか、"畏れ"みたいなものを感じて、緊張しながらのお祈りになりました。それでも、なんとなく、すぐに立ち去るのが名残惜しかった私は、どちらかというと像の横や後ろのほうでウロウロと年甲斐もなくシャイな仕草でチラ見してました。。。

平和の大塔の御朱印(不動明王)令和元年10月13日
こちらは平和の大塔のお不動様の御朱印です😇

こうして、成田山新勝寺を満喫した私は、かなりの満足感と元気を得て、帰路につきました。結局、この日は夕方くらいでも人出が少なく、16時くらいの電車内もガラ空きで、つい小田急小田原線の特急で、車両に乗客が自分しかいない様子の動画を撮ったりしてました(コロナ禍前にもこんな風景はあったのですね、、、)。

ちなみに、この日は、かなりのんびりと参拝しつつ、撮影しつつ、御朱印を受領しつつ、で散策したので、各お堂と御朱印の画像が結構あるのですが、ここでご紹介できないのが惜しい気がするので、別に【付録】として画像集を投稿しようと思います。よかったら、そちらもお楽しみください。

※見どころ、参拝しどころ満載な成田山新勝寺について詳しくは、以下の公式サイトをご参照ください。

最後になってしまいましたが、改めて、"令和東日本台風"こと令和元年台風19号にて被災された皆様には、お見舞い申し上げます。これを書いている時点(令和5年10月)で5年が経過していますが、皆様が復興を果たし、前に進み続けていることを願います。

私自身、50歳になる節目の年に"令和"を迎えたことに対して、何かの縁を感じ、「ここから人生のレールを引き直してみよう」と考え始め、はや5年が経過しました。
この5年の月日を思い出し、実感することは、"自分を変える、現状や人生をも変える"といっても、本当に少しずつ、特に"自分が望むスピードよりも"少しずつ変わっていくものだなぁ、というものです。焦ってはいけません。
そしてもうひとつ、変わるにはやはり、自分の"意志"が必要だということです。変わりたい、変わるという"意志"が強ければ強いほど、変わっていくスピードは上がっていくように思います。言い換えると想いがアツければアツいほど変える力、変わる力が増す感じです。これは、周囲からの暖かく有難い支援や同情にさえ勝る要素ではないかと思います。
あとは、変わってどうしたいのか、なぜ変わりたいのか、といった動機・目的が明確であったり、ここでも想いはアツいほうがいいような気がします。
ちなみに、個人的な経験から言うと、"動機・目的"には貴賤はないような気がしています。。。実際に私の動機も、こんなところで公にするようなことではないので、、、。

それでは、今回はこの辺にしておきます。
今回の令和元年に50歳を迎えたときに成田山新勝寺を参拝した話は、思い出話編のひとつの山場となります。次回はもうひとつの山場、唐突な資格試験受験の決心と、それに伴う(?)湯島天神へのお参りについて綴る予定です。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

お越しいただき、ありがとうございます!! この場所で、少しでもポジティブになれる、少しでも顔を挙げて前向きになれるような"何か"を感じてもらえたら嬉しいです🙏。もっと多くの人たちに、もっとポジティブな気持ちになってもらいたく、この場所を充実させていきます😇