かんざわみづき/礼法講師🌸香司

看護師→香司・礼法講師。超庶民の私が「和」の世界に入り、奮闘してます。礼法とお香から日…

かんざわみづき/礼法講師🌸香司

看護師→香司・礼法講師。超庶民の私が「和」の世界に入り、奮闘してます。礼法とお香から日常で感じたことまで、心に浮かんだことを綴っています。夢は講座・ワークショップで日本全国を巡ること。礼と香まとい https://kanzawamizuki.com

最近の記事

ご依頼のお線香、試し焚き

裏メニューになりつつありますが… オーダーメイドでお香作製のご依頼を 承っております。 ⁡ 今回のご依頼主は、以前にオンラインで 「お香入門講座」を受講してくださった方。 ⁡ お香入門講座では 匂い袋・塗香・線香2種類のお香を 事前にお届けして ⁡ お手元で香りを体感しながら 講座をご受講いただきます。 ⁡ この時にお届けしたお線香の香りを気に入ってくださり、 お線香をご注文くださいました。 ⁡ 調合と乾燥が終わり、試し焚き。 最後まで焚けるかを確認したのち、 お届けいたし

    • 急にポッカリ空いた日。 「行くなら今しかない!」とバラを見に。 予想は的中、ちょうど見頃。 私の記憶の中の 一番古い「イケメン」は キャンディキャンディのアンソニー。 王子様=アンソニー=バラ という流れのため、バラのアーチは 幾つになっても乙女心がくすぐられます。

      • 武士(?)がお茶を淹れてくれました

        川越在住の知人に 「彩茶会」というお茶会が市内であると聞き こういうイベントであれば 茶道を嗜んでいない私でも お茶を楽しめるかしら?と 参加してきました。 このイベント、 チケットを事前に購入すれば 市内にある施設8ヶ所で開催されるお茶会のうち 4ヶ所でお茶が飲めるというもの。 けれどこの8ヶ所、 隣り合ったものではないので そこそこ歩きます(笑) でもお茶会だから スニーカーは気が引けるし、 といってもお茶席に着ていけるような 着物も持って

        • 今年も鯉のぼりの道は健在!

          私がお客様と一緒に 川越を楽しみたかったのでやってみましたこの企画、 『GW企画!神澤と一緒に川越を楽しもう♬ 「お香づくりと川越散策を楽しむ♡手作りお香3種のおみやげ付」』 はるばる2時間以上の道のりを経て、 川越までお客様がいらしてくださいました✨ 午前中はお線香づくりを、 昼食は私の行っているそこそこ美味しいパスタ屋さんにいき そこから川越散策を。 川越は初めてとのことでしたので 「では川越観光の王道を!」と 大正浪漫夢通り〜蔵造りの街並み〜菓子屋横丁〜時の鐘を

          祭りは文化

          我が町会保有の 川越祭りの山車 仙波二郎安家が修繕を終え、 この週末、お披露目となりました。 拍子木の合図で除幕、 神主が祝詞をあげ、 参列者が山車に一礼してから 拝殿で玉串を奉納する、 古式に沿った神事でした。 その後、山車を神様の正面へ移動、 神様と正対してお囃子を奉納。 お祭りは「祭り事」であり 神事なのだと強く感じました。 山車の修繕は大変なもので、 今回の修繕は土台部分とのこと。 修繕された方が言っていたのは 山車というのは 巨大地震で揺れている状態が 曳

          「線香をたく」の「たく」はどの漢字?

          趣味でお線香をたいている私。 ⁡ お仏壇だと「お線香をあげる」ともいいますが 我が家は仏壇はないので 普通に「お線香をたく」。 ⁡ 線香をたくの「たく」という漢字は いつも「焚く」と書いていますが ⁡ 「焚く」という字の印象が 焚き火のイメージが強くて、 じゃんじゃん火が燃えている様子を思い浮かべてしまい、 ⁡ お線香が燃える感じとは少し違うのよねと いつも思っています。 ⁡ 「焚」という字は、見た目そのまま、 火と林から成り立っていて 火

          「線香をたく」の「たく」はどの漢字?

          2年がかりで描いた陶絵付けが完成。 中学生の頃に美術の授業で、私の描いた絵が「下手の見本」とクラスの前で紹介されてからは、絵はコンプレックスだった。 この愛猫の絵を描き始めてから「私、絵が下手ではなかったのでは?」と長年の心のしこりが消えていく気がした。

          2年がかりで描いた陶絵付けが完成。 中学生の頃に美術の授業で、私の描いた絵が「下手の見本」とクラスの前で紹介されてからは、絵はコンプレックスだった。 この愛猫の絵を描き始めてから「私、絵が下手ではなかったのでは?」と長年の心のしこりが消えていく気がした。

          今日の川越の桜。 満開は過ぎましたが、風に花びらが舞い、水面が綺麗。 水色、ピンク、緑。 この色の組み合わせ、好きだなあ。

          今日の川越の桜。 満開は過ぎましたが、風に花びらが舞い、水面が綺麗。 水色、ピンク、緑。 この色の組み合わせ、好きだなあ。

          「天上天下〜」はヤンキー言葉ではなかった…

          今日は花まつりでしたね。 私は子どもの頃は 花まつりを祝う習慣がなかったので だいぶ大人になってから 花まつりの存在を知りました。 クリスマスは 子どもの頃から楽しんでいるのに… 花まつりは、お釈迦様の誕生を祝う仏教の行事。 お釈迦さまは生まれてすぐに七歩歩いて 「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えられています。 花まつりを知らない頃は 「天上天下唯我独尊」は単に ヤンキーの方々が好きな言葉だと思っていました。 夜露死苦、仏恥義理、的な感じ。 今だと マンガ・アニメ

          「天上天下〜」はヤンキー言葉ではなかった…

          セイメイといえば晴明よね

          4月4日から二十四節気では 「清明」という期間に入っています。 この「清明」は 清らかで明るく、生き生きとした様子を意味する 「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した言葉だそうです。 このところ お天気はぐずつくことが多いのですが ちょうど桜が満開で まさに清らかで明るく、 生き生きとした印象です。 ところが私、清明というと キラキラしたものを思い浮かべるより 安倍晴明を思い浮かべてしまう… ちょうど今は大河ドラマで ユースケ・サンタマリアが 安倍晴明を演じてい

          セイメイといえば晴明よね

          今日のお線香 sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄

          パソコンをしている時、 お線香を焚きながらパソコンをするのが 私のお気に入り。 今日のお供のお線香は 『sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄』 京都に行った時に 京都御所の南、松栄堂本店さんへ お香を買いに伺ったのですが 烏丸御池駅から松栄堂さんへ向かう途中、 「創作線香のお店」と書かれた 小さな、小さなお店を見かけました。 ちょっと気になる… と思いつつ、松栄堂さんへ。 松栄堂さんで目的のお線香を購入後、 烏丸御池駅へ戻る途中、 先ほどの創作線香の店の前を

          今日のお線香 sanga COSMIC SCENTβ 隕鉄

          食べるお香

          「食べるお香」と呼ばれるお菓子があるのを ご存知でしょうか。 京都祇園にある、江戸時代1617年創業の『亀屋清永』。 こちらの「清浄歓喜団」というお菓子が、それです。 香司になる勉強をしていた頃に 先生からこのお菓子の話をお聞きし、 一度食べてみたいと ずっと思っていました。 ですので先月、京都を旅行した折に 祇園にあるお店を訪ね、購入してきました。 パッケージに由来が書いてありましたので ご紹介します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          ほぼ定点観測。散歩コースのいつものお寺。 枝垂れ桜が咲きはじめた♡

          ほぼ定点観測。散歩コースのいつものお寺。 枝垂れ桜が咲きはじめた♡

          どうしても嗅ぎたかった香りにようやく有り付く:松栄堂・堀川

          これまで何度、そのお線香の名前を耳にしたことでしょうか。 お香調合が面白くて香司になった私は 市販のお線香に疎い… しかし、講座やワークショップで お客様とお話ししていると 「私、松栄堂の『堀川』が好きで…』 というお客様が結構いらっしゃる。 「いったいどんないい香りがするのだろう」 と常々思っていました。 先月、京都を訪れた際に 松栄堂さんの本店に行ってみよう!!と 京都御所の南、松栄堂本店さんへ。 さすが本店、広いです!! 線香はもちろん匂い袋も

          どうしても嗅ぎたかった香りにようやく有り付く:松栄堂・堀川

          あなたがしたい「お辞儀」は、どのお辞儀?

          私がちょっと気になること。 それはテレビなどの動画や広告・チラシ、 これらに映っている「お辞儀」。 このお辞儀の「手の位置」が とても気になるのです。 昨今、 常にお腹に手を当てている姿勢・お辞儀を かなりの割合で見かけます。 私たちがお伝えしている姿勢・お辞儀とは だいぶ違うわ…と感じています。 礼法道の講座では 一番初めに「姿勢」と「お辞儀」を お伝えしています。 体験レッスンの時にも この「姿勢」と「お辞儀」は お伝えしています。 なぜならば 姿勢とお辞儀

          あなたがしたい「お辞儀」は、どのお辞儀?

          生霊は怖いのよ、ホント…

          すっかり日が経ってしまいましたが 「京ことば源氏物語 夕顔」 先月、聞いてまいりました。 有名な、六条御息所の生霊が 夕顔を襲うという場面。 六条御息所、私は惹かれる人物。 心が体から離れてしまうほど思いが強い人。 とても人間らしい。でも… やっぱり生霊は怖いですよ、色々と。 (↑実感こめて(笑) 生霊は飛ばしてはいけません(笑)) 実はこの夕顔を聞く2日前に 高校生以来の京都に行ってまして、 京都市内をレンタサイクルで 観光してきました。 そうしたら、 これまでは

          生霊は怖いのよ、ホント…