藤井風「花」FM802「OSAKAN HOT 100」ついに1位!&リモートインタビュー!!

FM802「OSAKAN HOT 100」。
関西の音楽ファンにはもはや常識の老舗音楽チャート番組であるこの番組を、推しは今週何位?みたいなことを目当てで聴くことって、ほんと20年ぶりとかじゃきかないくらい。
人生ってわからんもんじゃな、と思う。
もちろん、好きな音楽にチャートは関係ない。たとえyoutubeの再生回数が3桁とかの曲でも、好きな曲はいっぱいある。
けれども、ラジオの前で「今週は何位? 1位いけるかな?」などとハラハラしながら待つっていう楽しみ、これもまた格別のもの。
そんな楽しみを何十年ぶりかに私に与えてくれた人、藤井風さん。
目下、「花」が2週連続2位で、今週こそ頂点で花を咲かせることができるか、という状況だった。

昨日、11月19日(日)。
息子が期末試験の勉強中なので大っぴらには聴けなくて、PCの前でこそこそ、radikoで小さな音で聴いてた。
残るは2位と1位のみ、Adoと藤井風の一騎打ちとなりました、ってところから聴き始めて。
第2位! ……Adoだった。
ってことは…………!!
そう、第1位は藤井風「花」……「なんですが、」とDJの高樹リサさん。
「なんですが、」って何? 何かあるの⁉
「緊急で、藤井風さんへのリモートインタビューに成功しましたー!」
なんですとーーーーー⁉⁉⁉
聴いててよかったー! 
息子を呼んで一緒に聴きたい気持ちを必死で抑えて(彼には聞き逃しを聞かせよう)、耳をすませた。
なつかしい、ちょっと眠たげないつもの風さんの声で「『OSAKAN HOT 100』をお聞きの皆さん、こんにちは、藤井風です」
うわー……。
リアルタイムでラジオでしゃべる風さんを聞くのは実はこれが初めてで。 
「今のお気持ちを聞かせて下さい!」というリサさんに、「いやほんと、粘り強く頑張っていただいて、あと関西のリスナーの方は手ごわいので、ほんとに単純に嬉しいです。ありがとうございます」
関西のリスナーは手ごわいだって……。分かってらっしゃる(笑)。
「花」は、アジアツアーのマレーシア行きの飛行機の中でメロディーを、帰りの飛行機内で歌詞を完成させた。本当に楽器なしで作り上げた曲をリリースするのは今回が初めてとのこと。
♪枯れていく~ から順番に、本当にストレートに終わりまで出来ていった曲、と話す風さんに、
リサさん「今、不意に歌って下さるからちょっとときめいちゃったじゃないですか(笑)」
風さん「よう言いますわ(笑)」
出た! 伝説の「よう言いますわ」頂きました。照れた感じが可愛らしい。
プロデューサーのA.G.Cook氏も、本当にシンガーソングライター的なめっちゃいい曲、と、まっすぐでストレートな曲の良さを分かってくれたそうで、スムーズに進んでいったそう。
そしてリサさんがずっと気になっていたこと。
「今、どこにいらっしゃるんでしょうか? 車の中?」
風さん「そうなんです、実は今、絶賛、MVを撮影しに、ある場所へ来てまして」
リサさん「MV? MVというのは?」
風さん「そうなんです! というのは『花』になります! 『花』のMV!
🌸🌸🌸『花』のMV!🌸🌸🌸
曲のイメージを伝えて話し合っているうちに、ここに導かれたというその場所は、海外で、「ロバが見える」ということ以外情報がない。
どこでどのようなシーンが撮られ、どのような仕上がりになるんだろう……。いきなりの嬉しいニュースにこちらはニマニマが止まらない😊
なんにせよ、地球上のどこかで、元気で居てくれてる。もうそれだけで十分幸せだ。
風さんの決まり文句(?)「言うてますけどmore」がすごく好きというリサさん、「言うてますけどmore」を入れつつ関西のリスナーにメッセージもらっていいですか?と風さんにお願いする。
風さん「(照)マジか……。えー、「OSAKAN HOT 100」をお聴きの皆様、マジでじわじわと、そして長く愛して下さって、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。愛してます。言うてますけどmore」
おおー、これまた伝説の「言うてますけどmore」まで生で聞けちゃったぞ。
最後に曲紹介。ゆっくり訥々とした印象の普段の話し声とは一転、曲紹介だけは囁くようなイケボモード(?)になってたのが素敵だった💙

時々思う。
いつか、もう少し今の人気が落ち着いたら、レギュラーでラジオ番組を持ってくれたりすることもあるんだろうか。
いや、人気とか多忙さとかとは関係なく(だって超多忙そうなアーティストでもラジオ番組持ってたりするものね)、ラジオレギュラーを持つことに今は必然性を感じてないだけなのだろうか。
でも、聞きたいな。
素朴な岡山弁で訥々と近況を話したり、お気に入りの曲を次々と楽しげにかけたり、時には弾き語りもあったり。楽しい番組になると思う。
風さんの活動に対してあれしてこれしてなんて絶対に言わないけど、ひとつだけ、何十年か越しでもいいので叶ってほしい願いとして、心の奥にしまっておきます。

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