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ENTP女の狡い一手/INTJ君を傷つけたい

付き合えないならそれでいい。
狡い手を使って付き合うことよりも
もっと色の濃い関係性に持っていくだけだから。




(ちなみに見出しは自分で描いたイラストですなんでもできすぎて怖いですよねはいこれは才能でしたね)




この前のnoteには、やっぱり好きで忘れられないのがINFJ君、その穴埋めがINTJ君と記した。

間違って無い。
けれど

最愛の人=いま私が欲する人

ではない。


いい意味でINFJ君への興味というものは薄い。
それは今まで築いてきた関係性が、私たちの共通の感性を磨き、理解し合っている完全的なものだからだ。

彼が私に見せることの無い面も、
私が彼に見せることの無い面も、
過去の因縁も、今の距離感も、
不完全なところを全てひっくるめた上で、
もう展開することの無い完全的な関係。

あちらが彼女と別れることがない限りこの関係性は革新も維新もできない。


つまるところ、愛してるのはINFJ君。
それでも知的興味と欲求が発生するのはまだまだ不完全なINTJ君の方なのだ。

恋愛はしないと彼が言うのならば、
私に出来ることはなんだろう。

親友ポジションもいいけれど、私は色が欲しい。どうせなら普通の仲良しではなくて、少し引きずらせてしまうような、色の濃い何か。


好きな人(一応好きな人なんだよ)を傷つけることで自分の存在を刷り込ませたいなんて満たされない自己満、きっとあってはならない。

けれど今の私じゃ何をしても、
そこそこの関係からそれ以上は相手にされない。
もしINTJ君に私への好意が生まれ始めていて(それを感じる節はあるけれど)も、発展させようと時間をかけると恋愛にもつれる前に受験や部活に逃げられてしまう。

そんなの嫌だ。



だから。
狡い手をつかってでも私で埋めてやりたい。

するなら一発勝負で。
もう逃げられない関係にしなければ



INTJ君にはINFJ君(INTJ君がきちんと相手をINFJ君と認識しているかは不鮮明たぶんしてない)と私が何悶着かあったのは言ってある。
告白して振られたことも。
INTJ君は今、私はINFJ君のことは吹っ切れていてINTJ君のことを好きな状態だと思ってる。
私の好意には気づいてる。

私だけが好意ダダ漏れで、
その愛情表現を受け入れられるだけ受け入れて、私には与えてくれないなんてそんなの許さない。

だからあえて



「私はまだINFJ君のこと好きなんだよね。
吹っ切れたと思ったけどどうしても私はINFJ君
じゃなきゃ駄目で、忘れられないの」




別に嘘じゃないのだから、これは本音の相談だ。



「INFJ君には彼女さんがいるから、どうしよもできなくてすごく辛い。

一回目の告白は彼女さんがいることを知らなかったし、その時に友達として仲良くなりたい、この気持ちに嘘は無いって言っちゃったから。
二回目の告白なんてできないし、恋愛関係に持っていくアタックもできない。

もうINFJ君を傷つけたくない。
けど、ずっと私は苦しい。
気持ちが行動で消化できなくて吐き出せなくて」




私はINTJ君に慰めて貰おうとしている。
狡い女。



「体育祭の頃、INTJ君に乗り換えようとした。
言い方悪いけど、こっちを好きになれたら楽だろうなって。それは別に付き合えると思ったとか、落としやすいとかそういう話じゃなくて。

ただ私はINFJ君を忘れさせてくれるようないい人が欲しかった。

INTJ君にグイグイ行ってみて、なんか安心感があったんだよね。
この人は私が押し付ける好意を引いて嫌いにならないで受け入れてくれたっていう安心感と、
この人はきっとどれだけアタックしても私とは付き合ってくれないんだろうなっていう安心感。」




きっとINTJ君ならば、正直に私がINTJ君にアピールしたのは利害があったからと言ってしまう方が良いのだろう。
傷つけたって構わない。
私では彼に傷なんて付けられないと思っているから、彼の気持ちなんていちいち想像しない。



「私はこのどうしようもない気持ちをぶつけられる人が欲しくて。自分勝手なのは分かってる。
でもINTJ君にアタックしてる時は凄く楽だったの。

目の前の人を楽しませたいとか、私を良く思って欲しいって考えて行動することは、他の事全部忘れさせてくれるから。

INTJ君の負担にならない程度で構わないから、
私のわがままに付き合ってして欲しい。

ごめんね。

少しだけ抱きしめてくれる?」


ハグもキスもセックスも。
別にINTJ君が許す所までで構わない。

ただ、少なくとも高校の内に
他の誰かとはしないような事を。
少しだけ私に頂戴。



私は自分の身体を満たしたいが為にこう提案する訳じゃない。
あるかどうかも分からない私への好意、
もしくは私の好意に対する慢心に一泡喰わせたい。

こいつは俺の事好きだと思ってたけど違かった。
俺を求めるのはあくまでも他の男の穴埋めか、と。

付き合ってもないのに、愛を返されないことを理由に私に嫉妬して欲しいって思ってる。

幼稚で未熟で愚かな心を満たしたい。



今は高校最後の高総体前だし、
もしかしたらその後に東北大会が控えてる。

推薦でレベルの高い大学を目指すINTJ君は、
今の時期のテストが一番大事だろう。


私と交わることが、INTJ君のストレス解消になるなら一石二鳥。
でもそんな勝手なこと言えない。
これが彼にとって快楽ではなく負担ならば
お門違いの勘違い女もいいとこだ。


高校生男子。


どうなんだろう。
それなりに好感度の高い女子から迫られて、
泣きつかれてお願いされたら。

断られるのかな。



正直YESマンの彼だからこそ、
この究極的なお願いにどう答えるのかは想像出来ない。

そもそも私に本当に関係を破綻させる覚悟を
持ってこの提案を出来るかどうかだ。

同じクラス。
同じ部活。
隣の席。


別にINFJ君の相談をするだけで、穴埋めの色欲を求めなければ関係破綻のリスクなしに今より親密にはなれるかもしれない。

私は家にほぼ一人だから、毎日の夜ご飯が寂しい事とか色々と布石は打ってある。
軽くご飯行こうと言えば、同情だか好意だかからして来てくれるだろう。



でもそれってINTJ君に対する恋愛事情を完全に捨て去って、友達として信頼してます、相談してますっていう関係性になるよね。私に対しては今まで俺にアタックしてたのはもともとこの人の距離感が近かっただけか〜なんだ〜ってなって終わりってことでしょ。
なにそれ。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌


何も変わらないじゃん。
それじゃ。

関係性は共犯にしないと。
二人の傷を共有させないと。
私の気持ちに共鳴させないと。
言えない秘密を共通にしないと。
私の持つ理想像に共感させないと。

一緒にまわりに言えないことをするから
私にしかできない特別な何かが生まれるんじゃん




少なくとも部活が終わるまでは言わないけど、
なんか今の私なら、いずれ言ってしまいそう。



心底嘲笑



なんか大丈夫?
わたし



まあここはそういう汚いものを吐き出すところだからいっか。






またね






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