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もう誰も愛してくれないのだと、虚しくて死んでしまいたくなる

もう誰も愛してくれないのだと、
虚しくて死んでしまいたくなる。

どんなに私が愛したって、返してくれない。
私の事、好きだったくせに。
それでも誰も必要としてくれない。

消費するだけで埋まらないのなら、
心が絶えてしまう前に
好きという感情をなくしてしまいたい。
もう誰のことも好きになりたくない。




小学校高学年の頃、好きな人がいた。
生まれつき背が高い私と、まだまだ小さかった彼。私の未熟なENTP精神は、きっと怖がらせてしまっていたと思う。
ちょっかいかけて、馬鹿にして。
当然、恋愛対象として見てもらえる訳もなく。
少し寂しかった。


中学二年生の頃、好きな人がいた。
同じクラスになってすぐ、話したこともないのに直感で好きになった。
席が隣になった。
馬鹿なことも言い合えて楽だった。
狂ったように何時間もLINEした。
ずっと幸せだった。

絶対に両想いだった。

秋ごろ女の子たちが聞いてきた。
「J君と付き合ってるの?」

付き合ってない。
けど、そう口にしたくなかった。

私は彼のことが好きで、
彼も私のことを好きだと分かっていたから。
聞いてきた子の中にJ君を好きな子が居たのも知っていたから。
一抹の期待と彼女らへの牽制を兼ねて
「あっちに聞いて」
と答えた。

その後彼も
「あっちに聞いて」
と答えたらしい。

中学校では女子バレー部だった。
J君は中学二年生の夏頃に男子バレー部に転部していた。バレー部の繋がりも私たちには大きく作用していた。
冬頃、男子バレー部で告白ブームが来ていた。
その男子ノリでJ君は私に告白してくると思った。

しばらくして女子バレー部のM子から、J君に告白されたという話をされた。
意味が分からなかった。
彼との関係は秋頃から変わっていなかった。
絶対にまだ私のことを好きなはずなのに。

M子は返事を保留にしていたそう。

私は気にしていない振りをして相談に乗った。
本当は死ぬほど悔しくて、M子に振って欲しかった。
結局、彼女らは付き合った。

後日、バレー部の友達からJ君は元々私に告白するつもりだったと聞いた。
ただ、M子がJ君に昔告白していて(その時はJ君は断っている)、M子の好意の方が確実に存在してい
て、成功率が高かったからM子に告白したらしい。

あれだけJ君も私も好意を持って、好意を漏らして、好意を伝えるように接してきたのに、
信じてくれないんだって、死にたくなった。
私への好きはたかだか数十パーセントの成功率の差に屈してしまう程度のものだったのかと殺したくなった。


別にM子のことを好きなら構わない。
でもそうじゃないのに。
見損なった。




高校一年生の時好きな人がいた。
その人は同じクラスでまた入学して二週間という短さで直感で好きになった。

その人が今の部活に入ると自己紹介で言っていたから、私はその部活のマネージャーになった。
背が高くて、頭が良くて、スポーツができて、
好きなアーティストがマイナーなのに私と同じで、どちらも高校に同じ中学の人が居なくて、
何か通じるところがあって仲良くなった。

好きになってその人の写真をめちゃくちゃ撮った。
最初は盗撮だったが、すぐに彼にばれて公認盗撮となった。半年で700枚ぐらい彼の写真を撮った。結婚したいくらい大好きで辛かった。

冬には一緒に帰った。
どんだけ近くにいても離れることなく隣にいた。
付き合ってることを噂された。
両想いだった。
それでも彼は超がつくほどの奥手で告白はしてこなかった。
今考えれば私が告白していたら付き合えていたのだろうが、私も絶対に告白しない主義の人間だったから、結局ずるずると伸びてしまった。
高二でクラスが離れて彼からの好意を感じなくなった。私は7月頃まで好きだった。

高三の今、彼とは部活の友達として仲良くしている。もう恋愛感情はない。
それでも、あの時は惜しかったと今でも思う。





高校二年生の夏に好きな人ができた。
席が前後になったINFJ君だ。
彼の話は今まで沢山してきたので割愛するが、
絶対に両想いだった。

彼にドアスラムされた私が玉砕覚悟で告白した時に、私には恋愛感情はなかったと言われたがそんなわけが無い。それは好意を向けられた私自身が慢心や願望でなくそう感じている上に、彼の大親友のESFJ君もそう言っているからだ。
彼女ができた今、都合が悪くてそういう風に私の告白を断ったのだろう。
本当にあの時は辛かった。
こんなに考えているのに、寝れないのに、食べれないのに、他に愛してくれる人に乗り換えたのかと酷く焦燥して死んでしまいたかった。

私だけがINFJ君を理解してあげれる、という気持ちは今も事実として胸にある。
私達の相性や理想像は他にないくらいに完璧だった。
それでもINFJ君は辛い時に声を掛けてくれた新しい彼女にまんまとなびいた。
もうINFJ君に対する未練はないけれど、彼との恋愛に対する未練はある。あれだけ人に心を割いて痛めたことは無い。両想いだったのに、結局私だけがあんなに愛していたという寂しい過去が心に穴をあけるようだ。




高校三年生の今、好きな人がいる。
最近話題に出しているINTJ君だ。
彼とはつぶやきに書いた通りに脈アリの状態にある。体育祭以降、私たちが付き合っている噂が立っている。けれど彼も私も知らないふりをして仲良くしている。私にはどうにも彼の好意を信じられない。
彼の成長環境からISFJもしくはINFJのペルソナが強いため、INFJ君との恋愛からINTJ君のことも信じられないでいるのかもしれない。
INFJ君の時と同じようになるのではないかと。

そして昨日INTJ君の近い友達であるENFP君に相談してみた。
「INTJは高校のうちは恋愛しないってずっと言ってる」
第一声がそれだった。
私の気持ちを根本から否定されたようで痛かった。
きっと、同じ部活のメンバーとしてそれなりに仲が良くて、たまたま同じクラスになったからよく接してくれていただけなんだろう。

まだ友達認識されていても当然と思っていたが、
これからも視野に入れてくれないとなるとどうしようも無い。
こういうタイプは自分の発言に責任とプライドがあるから、例え両想いになったとしてもその気持ちを見ないふりして恋愛をしない自分を貫くのだろう。
そしたら両想いだったのにどうしてと、
そんな過去の発言に負けるような存在なのかと
死にたくなるのだろう。

まだ好きになって一ヶ月。
引き返すなら今しかない。
それでも、私への好意がこれからも友達に対するものでしかないことを信じたくない。

きっともう引き返せない。
紛れもなく好きで、付き合えなかったとしても
INTJ君にとっての一番でありたいから。

自分から絶望しに行ってて馬鹿みたいだ。
呆れるほど愚かで死にたくなる。

誰かを好きになって、
必ず好きになってもらってる。

なのに誰ともその気持ちを言葉で共有できない。
匂わせ合うことか、過去の気持ちに訴えることしかできない。

自分の心と時間のほとんどを使って人を愛しているのに、消費するばかりで埋まらない。

一人でいる家が余計に孤独を浸透させる。
このまま誰にも愛されることなく人生を終わらせるのかと、死にたくなる。

身体だけでも満たして欲しくてつい探してしまう。
INTJ君と恋愛ができないならセフレでもいいと思ってしまった。流石に笑ってしまった。



不幸だなんてはとても思わない。
それでも、いや、そうだからこそ、愛されない理由がわからなくて愛されない事実に死にたくなる。


もう誰のことも好きになりたくない。



みんなに好きになって欲しい。
一人で生涯を終えたくない。
同じくらい愛して欲しい。
孤独に苦しみたくない。
唯一の存在が欲しい。
心を削りたくない。
私を見て欲しい。
失いたくない。
愛が欲しい。




まだ生まれて18年。
今は多感な時期らしいから、
孤独に耐えられなくて心絶えてしまっても
きっとしょうがない。

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