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ホーチミンで七五三の撮影をしてきた

こんにちは、ホーチミン在住の4人家族です。
今年3歳になる娘がいるので、先日七五三の撮影をしてきました。

当初は今年の11月ごろ、日本に一時帰国して撮影するつもりだったのですが、小さい子を2人抱えて帰国するのはお金もかかるし、体力も使うし大変なので、どうにかホーチミンで撮影したい!

そんな思いで探していたら、ホーチミンでも着物を綺麗に着付けしてくれるスタジオが見つかりました。ホーチミン7区にあるSoshakanというスタジオです。


映像はこちらにもあげているので、よろしければ併せてご覧ください。




予約までの道のり

ところが、スタジオを見つけたはいいものの、無事予約ができるまでは一苦労しました。

まず、ホームページがありません。なので連絡先がよくわかりません。Facebookのページはありますが、最終更新日が何年も前だったので、本当に営業しているのか甚だ怪しい。
半信半疑でFacebook messengerでメッセージを送ってみたところ、何日経っても返信が来ませんでした。

やっぱりホーチミンでは撮影できないのかな。。涙。。
なんて諦めかけていた時に、そのスタジオのスタッフを知っているという人に出会いました。

その人曰く、「あそこ、着付けの腕前は本当に綺麗で一流なんだけどね、メッセージのやり取りが本当に遅いのよ。もったいないよね。でも今もスタジオ開いているはずだよ。日本語も喋れるよ。
とのこと。

ならば、もう一度頑張って連絡してみよう、ということで、電話番号にSMSを送ったり、メールをベトナム語と英語と日本語で送ったり、いろいろしてみました。

そうしたら、なんということでしょう。
ローマ表記の日本語で送ったメールに返信が返ってきました。(これを送ろうという発想に至った自分に拍手👏)

Konnnichiha. 753 no syashinn wo toritai desu. Itu aite imasuka? Ryoukin ha ikura desuka?
という、日本語をローマ字で表したメールです。確かに、日本語を読めないけど話すことはできるという人には、この連絡方法が一番響きますね。

家族写真


ということで、私にとっては違和感満載の、ローマ字のメールでやり取りをした後、無事写真を撮りに行くことができました。


当日の流れ

時間

朝9時半に予約をしました。帰宅したのは12時半過ぎだったので、移動を除くと合計2時間半かかったことになります。

場所

スタジオの場所は、一軒家ビラの3階にあります。ですが、看板がないのでどの建物にスタジオが入っているのかが初見ではわかりません。
私たちが行った時(2024年春)は、建物の1階がTrung Nguyen Legend(有名なベトナムのカフェ)でした。

1階のカフェ

カフェに入って、カフェの中のエレベーターを使って3階に行きます。3階に着くと、日本語が流暢なベトナム人のスタッフさんが出迎えてくれました。


持ち物

私と娘は着物を着るので、特に持ち物はありません。夫はスーツを着るので、家からスーツや靴、ネクタイ、ベルトなど一式を持っていきます。息子は、自前の赤ちゃん用スーツを着せていきました。
あとは、ご機嫌を取るためのお菓子やおもちゃを持っていきました。


流れ

着物選び
最初に、私と娘の着物とヘアスタイルを選びます。メイクもしてくれますが、何も指定はせず、写真映えするメイクをテキパキと(勝手に)してくれました。

ママの着物は10種類ほど、子供の着物は20種類ほどの中から選ぶことができました。

子供の着物。小さくて可愛い!
子供のドレス


アオザイもたくさん並んでいます

メイク
お着物を選んだら、ママのヘア&メイクをします。娘もこの後にメイクするので、怖がらないように娘が見えるところで私のメイクをやってもらいました。

先に私のメイク・着付けを済ませました

着付け
次はママの着付け。この間に娘もヘアメイクをしてもらっています。
そして最後に娘の着付け。娘は髪の毛の飾りが気になるようで、ご機嫌が怪しくなってきました。


撮影
さあ、いよいよ撮影です。
順調だったのは最初の1枚のみ。
娘は、着物は着てくれたものの、下駄は嫌がって履いてくれませんでした。
お着物の鞄も千歳飴も持ってくれません。
傘も投げ捨てられました。
娘の癇癪に釣られて、息子も泣きだします。
ああ、子供の写真撮影ってカオス!

ただでさえ息苦しい着物を着ているのに、泣きじゃくる息子を抱っこしていたので私の腕の筋肉も悲鳴を上げ始めました。
夫は、娘のご機嫌取りに必死です。。

そんなこんなで、ずっと泣きじゃくる子供たちをあやしながら、どうにか撮影を終えました。

靴も鞄も千歳飴も嫌がられました!

小さい子との撮影は、時間との勝負です。欲張って色々なポーズを撮影してぐだぐだになるよりも、1つか2つのポーズでサクッと撮り終えた方が、結果的に写真の仕上がりは良くなると思います。

さあ、さささっと撮影を終え、着物から解放されましょ。
娘は髪飾りを取って着物を脱ぐと、何事もなかったかのようにすっきりした顔でお菓子を食べ始めました。


写真選び
娘のご機嫌が良いうちに、データを選びます。

写真のデータは撮ったものを全て送ってもらえるのではなく、選んだデータしかもらえません。私たちは6枚をデータで選びました。そのうち4枚は現像してもらうことにしました。オプションで追加ができるようになっています。

何枚現像するか、データを何枚選ぶかによって料金は変わってきます。私たちの場合は以下の通りの金額でした。


合計金額

家族写真(レタッチ・印刷済み) 1,445,000 vnd
着物レンタル・メイク(母親) 870,000 vnd
着物レンタル・メイク(娘)570,000 vnd
写真データ2枚(家族全員) 500,000 vnd
写真データ2枚(娘単体) 200,000 vnd

合計で、3,585,000 vnd(合計で2.3万円)でした。
日本だと、着物のレンタルや母親のヘア・メイクだけでも2万円近くするのを考えると、なかなかお得に記念写真を撮ることができたのではないでしょうか。


これからホーチミンで七五三を撮影される方の参考になると幸いです。

ちなみに、この写真館ではアオザイも着ることができますよ!七五三以外でも、ベトナム旅行ついでにアオザイを着て写真を撮りたい方にもおすすめです。

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