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2024年の誓い・楽しいことだけをする 2023/12/21~2024/1/7の日記

さて、2024年になって一週間が経ちましたが、年末年始を振り返ってみたいと思います。

2023年12月21日(木)

母親の面会に行ったあと、京都へ向かう。まずは京阪丸太町から東へ歩いて岡崎神社へ。境内のあちこちに守り神であるウサギの像が置かれている。ウサギは多産なので、「安産・子授け」のご利益がある神社なのだが、そんなことはお構いなしでひたすら運気アップを祈る。

というのも、この前日に職場のリーダーに「来年(2024年)の春で契約を終了したい」旨、つまり会社を辞めると連絡したからだ。どうして辞めることにしたのかというと理由はいくつかあるが、端的に言えば、疲れた、ということだろうか。前回のエントリで「心を無にして働いている」というようなことを書いたけれど、心を無にすることに限界を感じたからかもしれない。というか、心を無にしなければならない時点で考えるべきだったのかもしれない。そもそも、病気になった時点で見直すべきだったのかもしれない。

なので、これからどうしたらいいのか……と祈り、お守りすらも購入する。このあとはロームシアターへ向かい、ドラマーの屋敷豪太さんが主催するイベント chidoriya rocks を鑑賞。なんと人気落語家の立川談春さんまで登場とあって、どんなライブになるのかと思っていたが、談春さんの小咄の途中で豪太さんなどのミュージシャン勢が割って入るという豪華な演出だった。

そのほかにも、マッキーがBREIMENとともに歌いあげた「もう恋なんてしない」に聞き惚れたり、「ONE NIGHT GIGOLO」を歌い踊るフミヤの若々しさに感服したり、葉加瀬太郎さんバイオリン上手やな~と思ったりしたが、この日いちばん胸に残ったのは、豪太さんと小原礼さんのリズム隊をバックに民生さんが演奏した「Hey Bulldog」(ビートルズのカバー)と「愛のために」だった。来年のいまごろはどこでなにをしているのだろうと思いつつ、たとえどうなっても、なんとかやっていけるだろうと、ほんの一瞬そんな気がした。

2023年12月27日(水)~29日(金)

この週は、27日の昼過ぎから会社を抜け出して(午後休をとって)、南港で開催されているロックフェス Radio Crazyに行き、ユニコーン、マカロニえんぴつ、スカパラなどのステージをまわって夜に帰宅し、そして28日と29日はふつうに朝から夕方まで働いた……って、いま冷静に考えたら、めっちゃ元気やなとつくづく思う。

退職理由として、「通院中なので体調を優先したい」と告げたのに、これではまるで仮病のようではないか……!? と自分でもつっこみたくなるが、通院中なのは事実であるし、ライブなど楽しい時間は元気だけれど、会社で座っていると眩暈やほてりを感じるので……というと、いっそう仮病じみているが嘘ではない。健康のためにも、2024年は楽しいことだけしようと心に誓う。

2024年1月1日(月)

子どものころは、いや、つい最近まで、正月になるたびにおせちっていらんなと心底思っていた。昆布巻きや数の子は苦手だし、かまぼこや黒豆も率先して食べたいものではなかった。なので、別におせちいらんし正月でもトーストでええで、と毎年のように母親に言っていたのだが、母親はどうしてもおせちを用意したいようだった。元気なうちは。

母親が施設に入り、マークがいるので正月もどこにも行かなくなったいま、かまぼこや黒豆は自分のなかで率先して食べたいものになったが、おせちを用意してくれる人もいないし、年末年始に値段が高騰するかまぼこや黒豆を自らあえて買うこともない。

というわけでミスドへ行く。結構混んでいた。隣の若い女子が正月から飲茶セットを食べているのを横目で見ながら、大人のポンデリングショコラを食べる。

家に帰ってトイレに入ったとたん、あれ? と思う。揺れているような気がする。眩暈だろうか? と電灯に目をやると、激しくスイングしていたので、地震だと確信する。東日本大震災を思い出すような大きな横揺れが長く続き、大阪でこれだけ揺れたら、震源地(どこかはわからなかったが)はどんなことになっているのだろうと恐ろしい気持ちになる。

2024年1月7日(日)

母親の面会に行ったり(3日)、仕事始め(4日)をしたりしているうちに連休になった。XのTLを見ると、霜降り明星の粗品の名前がある。どうやら今日が誕生日らしい……友達と同じ日ではないか! ということで、無事に友達に誕生日Lineを送ることができた。友達の誕生日って、ふだん覚えていても当日うっかり過ごしてしまったりするのだが、粗品が売れているかぎりはリマインダーの役割を果たしてくれるだろう。

前から気になっていたマンガ、『しあわせは食べて寝て待て』の1巻が読み放題(1/14まで)になっていたので読んでみる。持病のためにパートで生計を立てている主人公が、家賃の安い築45年の団地に引っ越し、大家さんなど団地の住民と交流することで少しずつ元気になっていく……というストーリー。

もともと団地で育った私にとって、懐かしくもあり、温かい気持ちになれる物語だった。団地はインフラが整っているし、なにより家賃が安いし、ペット可であれば私も引っ越したい。しかし実際、これほど親切な大家さんが近所にいたら、うまく対応できるだろうか? 最初のうちは有難く受けとめつつも、そのうち面倒になってきて、しまいには大家さんのいない時間を見計らって外出しそうな未来予想図も浮かんでくる……でも、おもしろいマンガだったので続刊も読んでみたい。

(Radio Crazyでは、奥田民生はっとりの「青春と一瞬」が心に刺さった。伊藤大地&隅倉弘至のリズム隊もよかった。誰にも僕らのすばらしい日々は奪えない……胸に刻もう)


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