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つくりたくない時が結構ある私が、つくるスキルを伸ばしていくためにやっていること

この記事は「ReDesigner for Student 後輩に贈るデザイナー就活応援 Advent Calendar 2023」の6日目です🎅

こんにちは。れいかぴ(@re_ka310)です🎄
鹿児島の総合大学で4年生をしています。
今日も今日とて卒論に追われています(ゝω・)

今回は、趣味としてもお仕事としても関わり続けている"デザイン”をする中で大事にしているマインド的なものについてお伝えできればと思います。

やはりこのnoteに訪れたキミは、デザイナー就活生やデザインに向き合っている大学生なのでしょうか??

「なーーんか今日つくりたくないなー」

大学の課題。ポートフォリオ(マジキツイよな)。やりたいと思っていたはずの個人制作。

デザインをやりたくなくなることが多いけどデザインスキルは向上させたい…、どうにかデザインをやりたいと思えるタネを探している人に是非読んで欲しいです。

デザインに関わる中でよく起きる現象…This is「何もつくりたくない」

"締め切りは迫っているのにいざPCを開いても何も手につかない"
"ご飯を食べている時もお風呂に入っている時もデザインをすることが怖くてたまらなくなる"

全く頻繁ではないですが、デザインと関わるようになってから年に2・3回くらい起こる現象です。特に毎日デザインと向き合うようになった昨年から起こるようになりました。

もしかしたらただの怠惰なのかもしれない…..🥺?

私はTwitterに自分の感情をよく書き出してネタ化してしまう習性がある(+あまり見られている感覚がない)ので、ついついTwitterで言語化してしまい、そして心配されます(皆様いつもお声掛けありがとうございます)。
病んではいないです!😀

毎回起きてしまった現象の原因を探すのですが、共通した原因はそんなにない気がしています。その時その時で状況が違い、何かしらが引き金となっていて、同じ現象が起きるのです。
例えば、ある時は自分のキャパ以上に色々やることが増えてパニックになってしまったことが原因。ある時はデザインを見せた相手から予想以上のダメ出しをくらってシンプルに傷ついてしまったことが原因…などなど。

大好きな硫黄島の星 〜ぴえんを添えて〜

しかし、ずっと根底にあるのは「デザインうまくなりたい!」という想いです。基本的にメラメラ燃えてますし、知らないデザインの知識を沢山身につけて早くクライアントやユーザーに価値を届けることができるデザイナーになりたいです。そのため、このような自分の中にあるモチベーション・調子の波をうまく乗りこなしながらデザインスキルを身につけることが私には必要と感じています🏄

乗りこなし方①:別ジャンルの創造的なものに触れる

例えば、ポートフォリオと向き合っている時にデザインやりたくないフェーズが到来したとします。そこで他の学生の素敵なポートフォリオに出会ってしまうと結構メンタルに来てしまいますよね。その時は一旦スマホ・PCをシャットダウンします。
しかし…まあ普通に生きていれば嫌でもデザインらしきものには出会いますよね。だって歩いてたらコンビニのロゴだって、信号の色だって、スーパーの値札だってデザインだもん。
(そのため、もはやデザインから遠ざかろうとすることは諦めました。)
そこで、できるだけ自分が今向き合いたくないジャンルのことから目を背けつつ、ちょっと別ジャンルのクリエイティブを浴びてみることにしています。

素敵だなと思う喫茶店に行く

なぜカフェではなく喫茶店かというと身なりをキラキラした状態で行く必要がない認識だからです。落ちてる時は家から出ることが辛いですが脳死で着替えます(Tシャツにデニムでok)。

美味しいものを食べると元気が出るだけかもしれない
器やグラスの美しさに感銘を受ける

カウンターで真剣に珈琲を入れるマスターの手つきを見ていると「何か1つのことに向き合うのってかっこいいな・素敵だな」という感情になります。またライトや椅子のディティールなど細かい内装設計を見て、不思議と自分も良いものを作らなければという思いに駆られてPCに向き合いたくなるのです。

好きな作家の本を読み漁る

漫画を読むと真正面から美しいビジュアルをくらってしまうので、活字に触れます。笑
私は益田ミリさんの考えや文章が大好きなので、持っているミリさんの本を一周するようにしています。
1冊の本は1つの作品でもありますよね。1冊読んで何か心を動かすものを感じた時に、自分も作らねばッッと、やる気のタネが舞い戻ってくることがあります。

ちまちま集めている

特にエッセイだと読み進めているうちに「自分が暮らしている日々は世界の一部であって、自分の悩みなんてちっぽけなものだなぁ」と思えるようになることも、この状態においてvery goodなことです。
「デザインしたくない!」となっている時、割と視野が狭くなっているので、他人の考えや価値観をインプットすることで違う角度からものごとを考えることが可能になり、very very goodなのです。

乗りこなし方②:座学に徹してみる

完全にダウンしている時はできませんが…。ちょっとでも机に向かえそうな時にしていることです。
私はツンドクしているデザイン書籍を沢山保持しているのでそれらを読んで、受験勉強みたくマーカーなんかを引いてみたりします✏️
デザインから離れたくなった時、大体デザインの"実践"から逃げたくなっている時なので"学習"だといけたりします👍 また、デザインから逃げている時、心の底にあるのは「もっといいデザインを作るためにはどうしたらいいのだろうか」という感情なので、自分が知らなかったデザインの知識をつけることでちょっと嬉しくなったりするのです。
ここで知ったことがアイデアやヒントになり、詰まっていたデザインのブレイクスルーに繋がる場合もあるのです👊

積📚

きっとこのnoteを読んでいる人もそうじゃないかなと思うのですが、日本人あるあるな「常に頑張っていないと落ち着かない」性質を持っているのが私です。
これは中学・高校で身につけてしまった価値観なのでなかなか捨て去ることができず…(捨て去ることがベターかは置いておく)。
まぁこんな自分の性質もうまく活用してやろうというのがこの対処法なわけです。
ただただ睡眠を貪っているだけでは罪悪感に襲われ、余計に落ち込んでしまうので、椅子に座って真面目そうに見えるデザインの本をふむふむと読むことで少しは自分を肯定してあげることができるのです。

乗りこなし方③:デザインしたくなるきっかけをくれる環境に身を置く

私は大学1年生の時からKADAI INFOという組織に所属しています。
同じ大学の学生で集まって、いろいろつくりながら鹿児島で情報発信をしているコミュニティです(今月で卒業….🥲)。

(12月めっちゃクリスマス仕様ですがw 良かったらサイトに遊びに来てね。)

この団体では編集部・デザイン部・エンジニア部・動画部・営業部、と役割に分かれておのおの好きなことを好きなようにやっていて、定期でWEBサイトの記事リリース、不定期でフリーペーパーの発行をすることで収益化しつつ活動しています。

川辺でmtgしている…割と面白い光景

私がデザインをしている中で、KADAI INFOに身を置いていることは割と大きなことだったなと思っています。
基本的に「やりたいことを楽しくやろう」という文化なので、メンバーがやったことに対してネガティブな言葉が出ることやそういった雰囲気は全くない環境です。
好きなタイミングで好きにつくったものを評価してもらえる場なので、デザインをする上で心理的安全性がとても高く、デザインいやいや期でも「ちょっとデザイン再開するか…」と腰をあげるきっかけをもらうことが多かったです。
デザイン頑張っている仲間からも刺激もらえますしね。

そして、デザインを始めてからこのように一定のペースでつくり続ける努力をしたことで、デザインスキルの向上に繋げることができました

社会人になった先、東京でこのようなコミュニティがあるのか、
このnoteを読んでくれている学生の周りにこんなサークルやチームがあるのか、
答えは100%の人がYesではないことが予測できますが。😭
近くの人とノリでデザインチームを作って、一緒にZINEとか発行してみるのもいいのではないでしょうか📚

私は同卒でデザイナーになる友人とPodcastを始めてみようと話していて…(お互い忙しくなってしまい、話は止まっていますが笑)。
こんなふうに自分を刺激する環境に身を置くことは、つくり続ける=つくるスキルを伸ばしていくために必要な努力なのかもなぁ、とぼんやり思ったりするのです

さいごに

デザインと向き合っているあなたはすごくかっこいいですし、心底尊敬します(だから誰がなんと言おうと私もかっこいいです)。
他の職種のことはよく分かりませんが、一時的に精神的負荷が高くなることが多い職業なのかなぁ、とよく思います。

デザインがとりあえず楽しいからやりたい人。
デザインで何か社会に価値を提供したい人。
デザインを通してチームのパフォーマンスに貢献したい人。

色々な思いでデザインスキルの向上を望んでいる人がいますが、やはりデザインスキルを向上させるためにはアウトプットし続けることが大事な気がします。
と、デザインに関わり始めて数年のぺーぺーは思います。

そのアウトプットが辛くなった時、是非またこのnoteに帰ってきてくださいな!!!✌️

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