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自分に合った方法で語彙を増やすには?

こんにちは
英語コーチの ながき れいか です。

「単語がとにかく覚えられない」という悩みを
聞くことがとても多い。

1日前に覚えたはずの単語帳のページを見ても
愕然とするくらい忘れている、と。

私も日々、
「見覚えはあるけど意味が思い出せないフランス語」
と格闘しています。

今日は改めて、
記憶するための4つの方略を紹介します。

生成効果:覚える内容や関連情報を、自ら生み出す。
 例)覚えたい単語を使って英文を作ってみる

体制化:カテゴリー別にまとめる。
 例)TOEICのPart5対策で単語の品詞を覚える時、
  「-tion, -mentは名詞」とグループ化してみる

精緻化リハーサル:すでに知っていることと関連づける。
 例)subwayは、”sub (下に)”と “way(道)”で「地下鉄」 
   ”sub (下に)” 繋がりで、submarine「潜水艦」

維持リハーサル:何度も繰り返す。
これは主に、短期記憶に留めておくためだそうです。

どの方法が覚えるのに1番効くか、
本当に人それぞれ
です。

私は「生成効果」を活用することが多い。
単語で英文を作るのが好きだから。
英文を作ることで文法の曖昧な部分も
分かって一石二鳥。

でも、これが苦手な方もいます。
よく言われるのが

「英語の語彙を使えるシチュエーションを想像しながら、
 英文を組み立てるのは、考えることが多すぎて難しすぎる」

「語彙よりも『何を言おうか』内容を考える方が難しい」

そんな時は「精緻化リハーサル」
を使ってみる。

大切なのは
自分が得意な方法を知ること。
覚えることはたくさんあるから
「嫌だな」と感じる方法はなるべく避けた方がいい。

この4つとは別だけど
自分のアンテナに上手く
引っかかったことは
なぜか記憶に残りやすい

この前、息子と「天空の城ラピュタ」の話を
してて2人共、結末を思い出せなかった。
でも、パズーが目玉焼きをのせた食パンを
直接バッグに入れて家を飛び出すシーンは
2人共、鮮明に覚えてた。

映画の何気ないシーン、
結末の方が大切な情報のような気がするけど
人間の記憶って不思議。

「覚えたい。大切だ」と
思って単語帳を見ても、本質的に自分事じゃないと
記憶に残らないのは当然のような気がする。

語彙を覚える時には、
アーダコーダと、余計なことを考えて
記憶のフックに引っかけながらが良さそうです。


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