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iPad ProとiPad miniの二刀流が最高である理由

最近、ようやく私のデジタル環境が定まってきました。若いころからデジタルガジェットが好きで、ガジェットそのものを使うことが目的で、決して使いこなしているわけではありませんでした。例えば、パソコンでもWindowsやLinuxの環境を整えることが目的で、パソコンやOSをいじること自体を楽しんでいましたし、HP200LXやPalm、NokiaのPDA、ウィルコムのPHSなども乗り換えることが目的で、何に使っているのかと言われると、結局Nifty Serveだけだったりするありさまでした。

歳をとってからも、Appleの新機種に飛び付いたりしているので、あまり成長は見られないわけですが、さすがにここ最近、Appleの製品がマンネリ化してきたこともあり(と言うか、高スペックになり過ぎて買い換える必要がなくなったと言う方が正しいかも知れません)、ガジェットをどう使うかに興味が移ってきました。

現在の私のデジタルガジェット環境は、仕事用の会社から配布されたMacBook Pro(Intel Mac)、プライベート用のM1 MacBook Pro、iPad Pro、iPad mini、iPhone Proです。このうち、M1 MacBook Proはほとんど使わなくなりました。リビングに置いてあって、ゲームをやっている最中に攻略サイトを確認する程度。それもiPhoneでやることが多いので、マジで出番がなくなっています。

この一番大きな理由は、私が老眼になったためだと思います。ノートパソコンの画面は非常に細密で美しくなりましたが、老眼にはちょっと厳しいです。もちろん、仕事はMacBook Proなので、使ってはいますが、仕事以外の時間にまたMacBook Proの画面を見ようという気が起きないのです。

その分、使用頻度が爆上がりしているのがiPad。特にiPad miniです。iPad ProとiPad miniはどちらかというと目的があって買ったものではなく、若い時からの悪習で物欲に負けて買ったものです。なので、M1 MacBook Proがあるのに、という罪悪感に苛まれながら導入しました。

しかし、買って実際に使ってみると、あっさりとM1 MacBook ProとiPad Proの地位が逆転し、最近ではiPad miniの出番がiPad Proを越えそうになっています。それでは、私のiPad ProとiPad miniの使い方を公開しましょう。

まずiPad ProはMagic Keyboardとセットで使っており、取り外して単体で使うことはありません。完全にMacBook Proの置き換えです。常に机の上に置いてあり、持ち運ぶことはありません。外部モニターに会社のMacBook Proを接続していないときはiPad Proを繋いでステージマネージャを使っています。

文章を書くのもNewsPicksでニュースやNoteの記事を読むのも外付けモニターです。このときはキーボードもMagic Keyboardを使っていて、HHKBなどの外付けキーボードは使っていません。USB-Cでサクッと繋げばそのまま書けるという手軽さが良いです。何よりも文字が大きく美しく、老眼の私には天国です。じっくり映画やYouTube、NewsPicksの番組を見る時も外付けモニターです。iPad Pro本体にはカレンダーかメッセージアプリを表示していることが多いです。

次にiPad miniです。iPad miniはケースを付けた上で背面にマグネットステッカーを貼り、スマホリングを付けています。普段書斎の椅子に座っている時は、横にしてFliqloというアプリでデジタル時計を表示して時計がわりにしています。

iPad miniが真価を発揮するのは持ち歩く時です。席を離れる時は、必ずiPad miniを持って行きます。外出する時はもちろん、家の中、例えばトイレにも持って行きます。

持ち歩く時は左手に持って、縦に使います。私はiPad miniは縦に持つべきと考えています。私の手は大きい方だと思いますが、スマホリングに中指を引っ掛けて持ちます。大きなiPhoneのイメージ。実際、iPad miniを使うようになってからiPhoneを家の中では持って歩かなくなりました。

外でもiPhoneはテザリングのために持っているようなもので、今度iPad miniを買う時はセルラーモデルにしようと思っています。そしてiPhoneは ProとかではなくSEみたいな軽くて小さなモデルで十分かなと思います。

iPad miniは何にでも使います。文章も縦に持って両手でローマ字入力するのが一番速いです。一時iPhoneのようなフリック入力をやっていましたが、あのソフトウェアキーボードは私の指には小さ過ぎました。この文章も実はiPad miniで縦両手持ちローマ字入力で書いています。

YouTubeなどの動画も上半分の表示です。手持ちだとむしろちょうど良い大きさです。英語の動画を見る時は下半分に文字起こしが表示できるので、英語も苦になりません。iPad miniはスピーカーが上下に付く形になりますが、音量も音質も十分。

Kindleも縦で読みます。iPad mini縦持ちによる読書は想像以上に快適なので、是非お試しください。漫画読みも捗ります。私は呪術廻戦をリアルタイムで追うために少年ジャンプをゼブラックで購読していますが、やはり漫画はKindleデバイスよりiPadですね。

手書きメモはもちろんGoodnotes。歩いていて何か気なるものを見つけたら、サッとカメラに納めてApple Pencilでコメントを付け加えます。左手縦持ちしていると実にスムーズに一連の動作が完了します。ボイスメモを使うこともありますが、文字起こしをしてくれるGoogleドキュメントを使うことが多いです。

あと、iPad miniを使うようになって聞くようになったのがPodcastです。よく聞いているのはニュースや歴史関係の番組です。肩の凝らない豆知識的な10分程度のものをよく聞いています。YouTubeで動画を作るような時間はないので、Podcastであれば自分もやってみたいな、と考えています。

以上のように、プライベートでやりたいことはiPadで全部できちゃうんですよね。気軽に、パッと始めて、飽きたらパッとやめられるのがiPadの良いところです。じっくり腰を据えて長時間仕事をする時は、もちろんMacBook Proの方が良いと思いますし、実際私も仕事はほぼ100%MacBook Proでやっています。iPad miniで仕事もできないかなと思った時期もあって試してみましたが、やはりデバイスと仕事の相性が悪いのでしょう。ほとんど使わないままになりました。

私にとっては、プライベートに関しては、iPad Proと iPad miniの組み合わせは最強であり、最高です。もうすぐ新しいiPadがリリースされるようですが、本当に楽しみです。私の生活に新たなページをまた開いてくれることを期待しています。

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