THE 弁当を作ってみた件。
〇【開会式】THE 弁当作り開催にあたって
えー。
本日は皆様雨の中お集まりいただき誠にありがとうございます。
割き始めた桜が雨で散ってしまわないか少し心配な空模様。なかなかお花見も厳しいでしょうが…。
せめて気持ちだけでも!
皆様にお花見気分を味わってもらいたい!
いや、実はそんな利他的な想いは2割ほどでして。
なんだか最近”わっぱ弁当”への憧れが急に出てきたことが今回のTHE 弁当会開催の発端です。
きっかけは忘れちゃったんですけどね…。
そんな急遽憧れが芽生えたわっぱ弁当に。
自分がかつて学生時代に好きだったおかずを詰めて夢のようなお弁当を作っていく。
そんなれいちゃんの様子をご鑑賞いただく。
こちらが本日の会の趣旨でございます。
司会進行は引き続きれいちゃんが御担当致します。
それでは、弁当作りの前に。まず手始めに、かつて好んでいたお惣菜のご紹介の時間に移らせていただきます。
お惣菜の皆様、お待たせしました。軽く御紹介をさせていただきますね。
〇【参加者紹介】登場お惣菜一覧
◎土鍋炊きご飯withごま昆布
このお弁当を作るためならば、と土鍋でのふっくら炊きに自ら名乗り出てくれた相棒お米品種は”島根県産 きぬむすめ”ちゃん。
しっかりTHE 弁当の土台役を買って出てくれました。昆布単体での写真撮影は
あいにく忘れてしまいました。
朝お母ちゃんがご飯に昆布を乗せて。
4限目後のお弁当の時間にはしっかりご飯に昆布色が染み込んでいて。
昆布が好きだったというより、昆布色に染み込んだ白米を口にするのが好きだったような。
〇滋賀県出身:”甘口焼鮭”
お弁当といえば。そしてれいちゃんといえば御鮭様。いつもおむすび面でもお世話になっております。
ご飯の上に豪快に一尾乗っけて。
のり弁の鮭ver.つまりは鮭弁にしようと企んでおります。
〇高知県産シュガートマト
おぉっと。
こちらなんと友情出演の
“高知県産シュガートマト”くん。
少し熟し気味だったようで。
八百屋の大将、なんと太っ腹にも
”味見で2-3個持って帰っていいよ”
と優しさ大爆発。有難く頂戴いたしました。THE 弁当の彩り担当となってくれました。
〇ブロッコリーのおかか禅味噌和え
お弁当といえば緑が必要っしょ!
緑といえばブロッコリーっしょ!
そんな軽い気持ちで仲間に迎え入れたブロッコリー君。
生憎、材料購入にあたり
看板娘をしております八百屋が定休日でしたためスーパーで買った彼。
今時ってブロッコリーも半分のサイズで販売されているんですね。ブロッコリー自身もお腹全開が少し恥ずかしそうでした。
〇竹輪の磯部焼き
”今日のお弁当のおかずなにがいい?”
”磯辺焼き!”
幾度か交わしたそんな会話の愛しい記憶。
なんか、すごく好きだったんですよ。
竹輪の磯辺焼き。
青さの色味もなぜか好きだったし。
お母ちゃんが生み出すサクサク感も好みでした。
多分、磯部揚げじゃなくて磯辺焼き…。
うん。磯辺焼きだよな…。
〇麹甘酒入り出汁巻き卵
お弁当を開いてテンションが上がるのは
そこに卵焼きが~いるから~♪
作るのはへたっぴだけど、
食べるのはだいすきっぴ。
卵料理は色々あれど。
お弁当といえば、茹でるか焼くか。
磯辺焼き同様、れいちゃんは焼く派なのかもしれませんね。
〇【プログラム①】各お惣菜作成手順
まあ、あくまで軽~く。
かる~くですね、作成の手順をお伝えできればなと思います。
アタクシの使命は皆さんに美味しそうなレシピを提案することではなく。自らの弁当を見せつける事なのですから。
(一同苦笑)
〇土鍋炊きご飯withごま昆布
お出かけの前はメイクではなくお米の浸水。
あまりのイレギュラーな人生観をしっかり受け止めてふわふわに炊き上がってくれた”きぬむすめ”ちゃん。
サラリとしたくちどけがリトル春(まだ春ではないがもうじき春である)のわっぱ弁当には最適。
他のおかずを作っている間はしばしの蒸らし休憩とし、ふっくらなままで待たせるとしましょう。
〇滋賀県出身:”甘口焼鮭”
実はれいちゃんのオーブンレンジにはですね。
有難いことに”塩しゃけ・塩サバモード”なるものが重鎮しております。
つまり、ダイアルを合わせてスタートボタンを押せば
何もせずとも御鮭様が完成されるゆとり世界なのです。
これにてお鮭様調理、完。
〇高知県産シュガートマト
水で洗いますね?ヘタを取りますね?
切ります。
それだけです。
逆に言えば、それだけで美味しいのです。
和食は引き算です(誰)
〇ブロッコリーのおかか禅味噌和え
シンプルに茹でて(レンジの茹で野菜モードフル活用)そのままGo Toお弁当でも良かったのですが。冷蔵庫に少しだけ鰹節と禅味噌(甘めの精進味噌)が余っていたので和えてみました。
シンプル茹でと、おかか禅味噌和え。
作成にかかる時間差はたったの1分。
名前勝ちするためにも一度試してみるのはいかがでしょう?
〇竹輪の磯部焼き
まず、3本入りの竹輪を用意します。
2本だけ取り出します。
残りの一本に
”あまり詳しくは言えないんだけど…ごめん”
と冷蔵庫行きを命じます。
過去を顧みず、2本と全力で向き合い斜めにCUTTINGしましょう。片栗粉&青さのプールでコロコロ転がします。
イメージは“城本クリニック”のCMで転がっている女性です。
焼きます。
出来ます。
以上です。
〇麹甘酒入り出汁巻き卵
冷蔵庫に麹甘酒があって。
入れ物の側面に”麹甘酒卵焼きレシピ”が書かれていたのにまんまと感化されたれいちゃん。
あえなくシンプル出汁巻きではなく、麹入りの出汁巻き卵に進化です。
材料分量もそこそこに早速作りましょう。
とはいえ、へたっぴなんだよなあ。なんだか上手く巻き巻き出来ないし。
切れど切り口は美しいとは言い難い。
まあ自分用なので美味しければ100点!
さあさ、気を取り直しましょうね。
集えし精鋭。
集まりし精鋭。
愛しのわっぱに詰めていきましょうか。
〇【プログラム②】詰め方講座
まずは、土鍋炊きご飯を詰めていきましょう。
なんとなく斜めにすると出来上がりがいい感じになりそうな予感がしました。
ご飯の上に御鮭様と昆布天皇をPUT ONします。
そうしましたら以下同文とばかりに。
残りのメンツをパパパッと詰めます。
ここまで来てれいちゃん思いました。
弁当とは、おかず云々よりも
“詰め方・盛り方・魅せ方”
こそが大切である、と。
美しく見せるという超絶苦手分野の手榴弾を
くらってしまい。れいちゃんヘロヘロでした。
もう誰か代わりにやって欲しい。
少しだけ思った自分を恥じます。
〇【閉会式】THE 弁当作り実食
それでは皆様。
お待たせいたしました。実食の御時間です。
おっと。皆さんが実食するのではないですよ?
これまで同様、れいちゃんの実食レポを聞くスタイルです。
大体味が予想できるって?仰る通りです。
土鍋炊きのふわふわご飯。
御鮭様の皮目のパリッと感。昆布色の染みた白米。
青さに味的意味があるか分からないが、美味しい磯辺焼き。甘いトマトに、禅味噌が絡んだ美味すぎるブロッコリー。
見た目は30点。味は90点。
見た目は子供。頭脳は大人。
絶品コナン卵焼き。
最高でした。
さらにこれを弁当箱で食べるのがノスタルジックに浸れるんですよね。
とはいえ相変わらずのぼっちですので。
誰かとレジャーシートを広げることもなく。花もなく。静かに自宅の壁を見ながら食したれいちゃんでした。
えぇっと。実は本日の会、お申込者がなんとゼロでして…。
なんとも悲しいに1人語りでした。告知を行わなかったことが要因の一つとしてあるかと思います(おい)
今後はしっかりと告知を含めこうした会を開いて参ります。
どうぞよろしゅうお願いいたします。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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