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柚木怜【著書の案内と、自己紹介もかねて】
こちらでは柚木怜の著書を最新刊から過去の作品まで、当時の話なども交えて、紹介していきます。
柚木怜 プロフィール
京都出身、東京在住。1976年生まれ。
23歳の頃よりフリーライターとして、週刊誌を中心に記事を執筆。30歳の時、週刊大衆にて、初の官能小説『白衣の濡れ天使』を連載開始(のちに文庫化されて『惑わせ天使』と改題)。
著書
『惑わせ天使』(双葉社)
『おまつり』(一篇「恋人つなぎ」
【お向かいさんは僕の先生】縁側の下から覗いた〝秘密のショー〟
それからター坊は香里先生を座卓の上で膝立ちにさせた。そして今度はパンティを穿いたままの股間にも縄を食い込ませた。
「あぁ……!」
香里先生は自分の体を締め付ける縄に酔うように、うっとりとした声を漏らした。
「やらしい姿や」
ター坊は畳の上にあぐらをかき、座卓の上で緊縛されている妻を満足げに鑑賞している。縁側の下から顔を覗かせている僕も秘密のショーを見ている気分だ。
「自分で腰振ってみぃ」
【姉枕】姉さんは日に日にフ○ラチオがうまくなっていた。
姉さんは、日に日にフェラチオがうまくなっていた。こうして欲しい、とかお願いした覚えはないのに、いつの間にか、僕が感じる舐め方を習得していて、いまでは口腔粘膜にペニスが触れるか触れない程度にしゃぶってくるようになった。僕は強く吸われるよりも、ソフトに包み込まれるほうが好きだった。姉さんの優しさを感じるからだ。
「あん、んふぅ……ハァ、んんっ、んっ」
姉さんはペニスに歯を当てないように、懸命に口を