0.5くらい

ここじゃ輪郭を辿れるんさ

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ここじゃ輪郭を辿れるんさ

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被せじゃないけど「太陽」

何日ぶりに太陽を見ただろうか 太陽っていうより晴れを見ただろうか 空のコバルトブルーに太陽の色が たっぷりの水で馴染ませたように溶けていた 日中過ごすのは水曜だけで 先週は曇りで先々週は覚えてないけど 久々の晴天を見て体が驚いてる感じがして そんな私に私は驚いた 携帯を持つ手にパキパキの陰影が映り コントラストバチバチの写真撮りて〜 って思う 体の悪いものが全部抜けていく気がするし 綺麗に並ぶオレンジの手すりも みかんに見えてそれだけで健康になれる気がする でもね〜久

    • 何処

      思いっきり手を伸ばして掴めないものと戦う 掴もうと必死で息をするのを忘れる 掴もうと必死で知らぬ間にふわっと浮いてしまう 柔らかいここに引き戻して欲しい 支えが欲しい 欲しい支えは手を伸ばすほど離れていくし 支えに身を任すと手を伸ばすことさえ叶わない どっちも永遠ではないし確実ではないし でも近場の幸せは柔らかいここであって それだけでいいはずなのに、何で手を伸ばす? 1度は手を伸ばすことさえもちゃんと忘れて ここにしっかり身を埋めたんだ 重すぎたから割れたんだろうか 割

      • 記憶の片隅

        かめ、変なの なんでアゴないんだろう なんでちょっと垂れ目なの? なんで首長いの? どこから肩なの? 色んな疑問がぶつかる亀は硬い甲羅で守られている 父さんは亀に似ていた なのにいつも優しくていつも笑っていた おれは父さんの子である カメには似てないし父さんにも似てない 母さん似である 母さんに似ておれは父さんが好きである

        • 時期目にする意味ギリmm

          もうすぐしたらさ 花火だって上がる へへ 四葉のクローバー探し終えたらさ やったーってハッピーになって そこでもう幸せ終わっちまう もうすぐ1年になる使ってない歯ブラシは ちょっとホコリが積もってきて そんなの使いたくないからまた積もるね 積もると開くね距離、懲り懲り じわ〜っと甘くて臭い匂いのするエアコンは それでも部屋を涼しくするのさ 布団に包まろうか 直に終わる21は 22が終わりへと向かうきっかけを作るね いつも何事も終わりに向かっているね 腰元を輝かす

        被せじゃないけど「太陽」

          ストレートに返信と言おう

          綿が言葉を風に乗せて送ってきたから 今度はこっちが風を送り返してみよう たんぽぽは昔に外国からやってきたみたい そんな風に「異端児みたい。」 もう馴染んだから何も思わないけど 最初は思うよね、「何か違うみたい。」 綿は風向きに合わせて行き先をコロコロ変えるから すーぐ周りと顔見知りになっていいな〜と思う やっと止まったかと思ったらちゃんと地に根張って きれいないい色した花咲かすから眩しく思う こっちは全然今も暗いところで規則的に動いている けど綿が言葉を風に乗せて送っ

          ストレートに返信と言おう

          聞いて欲しいことがある

          横断歩道の信号待ち ちゃんと青になってから渡るようになった 赤から青に変わる見えない黄色くらいで踏み出すのはもう卒業した 道路ギリギリで信号待ちする癖は未だに直らないけど 傘を持って外に出る 雨止んだなって傘を閉じる時 屋根の下を歩いてその役割を閉じる時 持ち方に気をつけるようになった 後ろの人の事も考えれるようになったよ 初めて乗ったバスで話した恋バナ お互い話したすぎて相槌はテキトーだった 多分今も変わってない こっち来て初めて出来た友達 やっぱり凝り固まった癖で友達

          聞いて欲しいことがある

          コピーの中で

          5月の16日は曇のち晴れです。 部屋は昨日とほぼ変わってません 昨日よりまたちょっとすさんで 昨日よりはちょっと綺麗になりました。 今日は風が強いです。 選択物飛んでいかんよな?って1時間に1回くらい ベランダの方を睨みますけど 1時間に1回じゃ気づいた時にはもう手遅れなんで これはただのガンを飛ばす練習に過ぎません。 昨日と変わらない日を 一昨日と変わらない日を 3日前と変わらない日を ただ今日も生きております、きっと元気です 今日は20度、これ最高気温 5月の20

          コピーの中で

          こんな日に風鈴が鳴ったら寒てたまらんわい

          4月と4月の18時代はとても似ている 4月、寒いから暖かい、もう暑いくらい 18時代、明るいから暗い、この1時間で急に夜 変化大きすぎるやろ まぁそれだけやけど 18:50にバイトのために家を出る 別に時計なんか見なくても暗くなって出れば ちょうどよく着く それが最近明るくなってきたから遅刻気味でさ 時計見ろって話やけど 明るい時間が増えたくらいにはもう暖かい季節 淡い景色がもう緑のビビット全開で 勝手に少しだけ目がすぼむ 眩しすぎて逆にありゃ人暗くさすよ まぁそん

          こんな日に風鈴が鳴ったら寒てたまらんわい

          梅雨になるその前に

          地下まで伝わる雨の匂い 不規則に並ぶタイルが都会の景色に見える 巨人になったかのような気分だ 雨が傘を打つ ポツ、ポツ、のなかを急にボツボツボツ! 雨を少しでも避けるために木の下通ってたら 風で揺れた葉っぱが水を零してしまったみたい あ、今日は小雨だったんだ よかった アスファルトがもうグレーから黒になっている しばらく降り続いてたみたいだ 少し歩くと気になり始めるかかとの調子 あ、終わったか? 終わっていた 梅雨になるその前にちゃんと買い換えておいたんだ っていつか書

          梅雨になるその前に

          音楽は大敵に成り上がった

          2年前まで全く聞かなかった音楽 私にとってそれは、 BGMでもなく雑音よりも静かなものだった 日記を毎日書いているのは1年前の今日を見た時に 1年前の自分に他人として会えるから あーそんな事もあったなってどこか他人として 自分の過去を楽しめるから 音楽も似たような役割を担い始めた よく聞く春を歌った歌は 自分にとっちゃ秋や冬を思い出すし 金木犀がビビッと来るのは 秋ではなく夏であるし 人の名前がついたプレイリストが流れると 統一感何てない曲達が急に春の顔して振り返る

          音楽は大敵に成り上がった

          靴下に成り上がっても

          高校で買った白のスニーカー 校則からはみ出さないスニーカー こだわりはそれだけ 高くないのを選んだ 多分ネットで1番上に出てきたやつ もう5年目?6年目? 足引きずって歩くせいでかかとがすり減っている 湿った地面を歩くだけでかかとに水を感じる それを感じて、靴下終わったか?って思った時には もう終わっている 久々かかってきた電話 地元の男友達 相変わらずの電波を通したこの声 もうこっちの方がデフォルトになりつつある 靴の話したら、誕プレくれるってよ まだ2ヶ月程先 あり

          靴下に成り上がっても

          、や 。の意味

          っパワー!!! っパワー。。。 あのー質問いいですか? あのー、質問、いいですか。 東京 東京。 へっへっへっ へ、へ、へ、 何してるの? 何してるの。 !?!?!? 。。。。。。 ツナ缶やる代わりに、飯くれや〜 ツナ缶やる代わりに飯くれや。 スッキリした! 、、、スッキリした。。 お前さぁ お前さぁ、 おはよう 、おはよう たぶんわたしはねむいけどねれないからねない たぶん、わたしは、ねむいけど、ねれないから、 ねない。 またね、 またね。

          、や 。の意味

          "あ"のポジションが私らしい

          文章を、自分で書いたとは言わずに 一方的に人に見せたことがある。 それは電車内で盗み聞いたスーツを着た男女の会話と その2人を見る私自身についての感想文だった それを見た友達は、 どこかの小説の切り抜きかと思ったが2、3行読んで 私が書いたと確信したらしい そー、私には私構文があるようだ。 そー言うそいつとは友達の関係性にある 友達だけで収めては勿体ないような気もする ライバルではないけどライバルだとも思う 仲間とも言うかもしれない こいつも文章を書くのが好きで よく2

          "あ"のポジションが私らしい

          ナンセンスね、ついたち

          牛の上で笑ったってあなたにはなれない そんな姿を撮ったって近づけない 今年も今日は寒かった 昼からお酒を飲んだって携帯は震えない 描きながら飲んだって酔いは回らない 今年の今日は雨だった 傘袋に残る水は私みたい 多数派ではないが別に少数派でもない 今年の今日は暇だった 向かう先もなくただ歩くと右足首が痛い 昔からの偏頭痛が下へ下がっていったみたい 夜になれば雨はあがるみたい 携帯はそれでも震えないみたい 痛い足首は治って変わりに腰が痛くなるみたい 傘袋の水も圧迫

          ナンセンスね、ついたち

          5月の3日前は厄介だった

          5月の3日前、もう4月には居ない、5月にも居ない 5月の3日前、もう春には居ない、夏にも居ない でもここには居る、そっちには居ない ここには居る サボテンは別にサボってなかった もうなくなった桜の花びら コンクリートに散らばったそれを追いかけていれば飛んでいける気がしたのに、もう春にはいないから居ない バット背負った小学生が居たから赤信号で止まれた 今日は晴れだと思った たんぽぽの頬どこ? 綿毛が飛んでいる、やっぱり4月ではない 血一緒や体一緒、ちゃぽちゃぽやペコペコ

          5月の3日前は厄介だった

          「と、私」 「の、私」

          と、私 スーパーにお酒 病院に保護者 帰りにサーターアンダギー 明け方にファストフード 寒い日にマフラー ダルい授業に知人 ただいまに家族 地元に飲み会 右手左手使わず鞄 の、私 スーパーに店員 病院に看護師 帰りに菓子パン 明け方にお水 寒い日にポケット ダルい授業にノート ただいまが無言 地元は年一 右手左手空っぽ

          「と、私」 「の、私」