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リフォレスターの土に虫が繁殖しない謎

それは本当に謎だった

前回、リフォレスター3号器に
”まるんころん”の有益なダニーが発生したという報告をしましたが、
これはリフォレスター4年めにして初のことで、
これまでは本当に虫が発生しない謎環境が続いていました。

今回ダニーが発生したことで、
仮説が実証されることになったのですが、
それはどういうことなのか、お話ししたいと思います。

ちなみに、GW後半のどこかで
鶏糞とカルスNC-Rか、米糠を入手するので、
またダニーは撲滅することになります。

虫とカビでは発生しない理由が異なる

まず、リフォレスター内で虫が発生しない、繁殖しない理由ですが、
一つは微生物が発するバイオガスに要因があるように思います。
それを証明してくれたのが憎っくき宿敵アブラムシ。

毎春結局はアブラムシにしてやられることが多くはあるのですが、
ある時ふとアブラムシの繁殖域に疑問を持ちました。
以前はアブラムシが発生すると発生から数日で
植物全体が”いや〜ぁっ!”な状態になってしまっていたのですが、
そんなアブラムシが繁殖しないプランターがあったんです。

繁殖するプランターと繁殖しないプランターは
同じリフォレストした土なのですが、
プランターに土を入れた時期が違いました。

アブラムシが真っ先につくのは
一夏を越した不耕起のプランターか、
浅いプランターで育てているリーフが
食べごろを逃して育ってしまってから。

新しく作物を植えたリフォレスト仕立ての土にはびっくりするほど
寄ってきません。

さらに観察すると、アブラムシが発生している植物でも、
なぜか土に近いあたりには降りてこない。
今年は実験を兼ねて、
植物全体が”いや〜ぁっ!”な状態になったらリフォレストしたての
プランターに移動するのかも調べてみました。

結果、ギチギチに隙間ないくらいに繁殖しても、
リフォレストしたての土には寄り付きませんでした。

実験とはいえ、かなりの苦行だったので、
心ある方は”スキ”ポチで励ましてくださると大変救われます。

リフォレスターでは微生物を大量投入して
短期間で野菜くずを分解させる方法をとっているのですが、
”微生物ならではの効果”と、”選択している微生物ならではの効果”
というのが謎を説く大きな鍵となります。

これがちゃんと説明しようとすると長くなるんですわ。
どうやって説明しようか真剣に悩んでいましたが、
なんとか説明できそうな感じがしてきました。

というわけで、次回からは
リフォレスターで虫やカビが限りなく発生しない理由と、
アブラムシが寄り付く理由と寄りつかない理由について
なるべくじっくり解説してゆきたいと思います。

思想や、宗教ではなく、あくまで実験結果のお話です。

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