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いつかはレトロになる日々よ
「いつかはレトロになる日々よ」
私にとって「レトロになる」とは必ずしも「いい思い出になる」ということではない。
「いつか笑えるようになる」ということでもない。
笑えなくてもいい。だけどその「いつか」が来た時に、当時のどうしようもなかった私を認めてあげたい。なかったことにするのではなくて、あの時の私がいるから今があるんだと愛おしく思えたら……という気持ちでいる。
昔から私は、いわゆる「普通」ではな
私、こういうものでし展 プロローグ
明日2/2から2/27まで、私の3度目の個展「私、こういうものでし展」を開催する。
プロローグと言ってはあれだが、少しだけ今回の個展のタイトル、内容についてふれておきたくて、書いてみることにした。
さて、なぜこんなタイトルにしたのか、主な理由は2つある。
1つ目は、淡路島で「はじめまして」という意味での展示だからだ。
今回の個展は、ASOBU KAPPANさんからお声かけいただいて実現した
100人いれば100通りの正解
奈良の大和郡山市にある素敵な本屋さん
とほんさんの栞展に参加している。
2/3-2/26 木曜日定休
せっかくなので作品の裏話をしようと思い!
「100人いれば100通りの正解」
私は読んだ本の内容をほとんど覚えていない。
多分そういう読み方をしていない。
私は(もうご存知の方も多いと思うが)文学部日本語日本文学科を卒業している。
ゼミは近代文学。
文学部に来た理由は、(いろいろ割愛
2度寝は人間の再起動
朝が苦手です。できれば、ずっと寝ていたい。
さて、これ(サムネイル)は今年の新春レトロ文字部で描いた作品。
正確にいうと、アナログで描いた作品をイラレで画像トレースしたもの。
アナログはこちら↓
「2度寝は人間の再起動」
よく2度寝しちゃう。2度寝どころか3度寝しちゃう。
この言葉の元ネタは会社員時代に詠み貯めていた自作短歌のうちのひとつ。
2度寝はね、人間たちの再起動。だからお願い責め
この物語の主人公は自分
私は文学部卒のデザイナー。
文学部での学びがどう役に立ってるんですか?って最近よく聞かれる。
文学部って何の役にも立たないなんて思ってる人、中にはいるでしょう。
文学の研究して何の役に立つんだ!なんて思ってる人、中にはいるでしょう。
文学研究が社会の役に立つのか?と聞かれると正直なところ、私もなんと答えたらいいのかわからない。
でも、私は思う。
大事なのは研究の成果ではなく、過程だ。
多分、答
悩んでる時点で進んでる
私は文学部日本語日本文学科を卒業している。
日本語日本文学科は、読書レポートという地獄みたいな課題が1年間に4回もあって、毎回苦しんでいたことを思い出す笑
あれは多分2回生の頃だった。
読書レポートが返却された時、添削の内容が理解できなくて、どうしても気になって、はじめて先生に聞きに行った。多分それが先生とお話した最初だったように思う。
実はこの作品は、そのときの先生の言葉が元ネタになっている