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Stay the same!!

4月末をもって、1年と3か月勤めたホテルを退職しました。

1年3か月という期間は、長いのか短いのかよくわかりませんが、英語に苦戦しつつ、国籍ごちゃまぜの職場で、色々な出会いがあり、発見があり、刺激があり、学びがあり、苦労があり、そして多くの笑いがあり、これまで経験したことのない濃密な時間を過ごすことが出来ました。

退職にあたっては、同僚たちから「さみしいよ~」とか「頑張ってね」とか、ハグをしながらあたたかな言葉をかけていただき、写真を一緒にとったり、上司が「退職祝いだー」と言ってケーキを買ってきてくれて、仕事の時間中にみんなで一緒に食べたり、最後には、みんなからの寄せ書きのメッセージカードや、ちょっとしたプレゼントもいくつかもらいました。

英語でのコミュニケーションや仕事で困ったときには、いつでも嫌な顔一つせず助けてくれ、さらには、私の退職日をスペシャルなものにしようとしてくれた同僚たちに出会えて、私は本当に幸せで、感謝しかありません。

そして同時に、私はこの職場の仲間たちに「愛されていたんだな」ということを大きく実感し、今はものすごい寂しさに襲われています。

いただいたカードやプレゼントたち。


最後の勤務が終わった後、一人の同僚からSNSで

"You are a wonderful person to be around and you bring very pure happiness with you. Stay the same!!"
(あなたは、一緒に居て素晴らしい人だし、とても純粋な幸せを一緒に運んできてくれる。変わらずにいてね!

というメッセージをもらいました。

"Stay the same!!"(変わらずにいてね)という言葉は、ワーホリ中、ずっと「もっと成長しなきゃ」「自分を変えなきゃ」と思ってきた私の心を強く打ちました。

自分の中に「変わらなくてもよい」あるいは「変えてはいけない」部分がある。

英語や仕事上のスキルはまだまだでも、私の人間性は国際社会でも通用する、という大きな自信になりました。

当初は、自分自身の能力不足によって思い描いていたワーホリ像とは異なる現実に悩んだこともありました。

しかし、それを受け入れて前を向いて進んだ先に、最終的には、目には見えなくても、とても大きく、かけがえのないものを手に入れることが出来たのです。

この経験は、間違いなく私の人生の中で大きな「宝物」です。



"Stay the same"

「変わらないこと」に価値があることもある。


この言葉を胸に、今後も「変わらず」前に進んで行きたいと思います!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!!



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