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[質問箱] 500字だと段落はいくつ? ギリギリまで埋める?

れどぺん!志望理由書メンター(@RedpenKouko)です。

マシュマロ(質問箱)、ありがとうございます!

いただいた質問は2個です。
 (1)「志望理由書の文字数が500字指定の場合、段落はいくつくらいが見やすいと思われますか?」
 (2)「最後の行のマス目ギリギリまで埋めた方が良いですか?」

以前、書いてこととも重なりますが、再度の確認も込めてnote記事でお返事します!

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質問:(1)「志望理由書の文字数が500字指定の場合、段落はいくつくらいが見やすいと思われますか?」

以前書いた記事(↓)では、400字、600字、800字の段落構成の目安はお伝えしました。

● 400字の場合(2〜3段落)
 100字 はじめ(理由=結論を端的に述べる) → 省略可

 200字 なか(イントロで述べた結論に至るまでの考え,自分と学校のマッチングがメイン)

 100字 おわり(イントロと同じ理由を表現を工夫して述べる)

● 600字の場合(3〜4段落)
 100字 はじめ(理由=結論を端的に述べる)

 200字 なか1(結論に至るまでの考え,自分自身の経験がメイン)

 200字 なか2(結論に至るまでの考え,自分と学校のマッチングがメイン)→ ここがメイン(比重重め)

 100字 おわり(イントロと同じ理由を表現を工夫して述べる)

【字数別】どれぐらいのバランスで書くの?(2021/4/19)

あまり難しく考える必要はありませんので、ご安心ください。

答え: 2〜3段落で良いでしょう!(ただし…⚠️段落は「見やすさ」のためではなく「内容の切れ目」でつくること⚠️)

前の記事で書いた字数配分も、あくまでも「目安」です。

絶対こうしましょうという「基準ではない」ことにご注意ください!

それより気になったのは、質問の方です。

「段落はいくつくらいが見やすいか?」

誤解が多いようですが、段落は「見やすさ」のためだけにあるのではありません。

段落は 「内容」 で切れる!

 「段落」というものそのものが消えつつある現在ですが、紙に印刷された文章は、「段落」を必要とします。

 もちろん質問者さんの考えているように「見やすく」するためでもあります。

段落 と 1字下げ(段落の最初に空白をあける)は
セット

 見やすさということでは、
 段落の最初に「1文字分空白をつくる」ことで
 ここは段落の最初ですよ!
 と読み手に伝えられます。

 では、そもそも段落ってなに?です。

段落はひとつのテーマにつき1個
or
段落はひとつのテーマの切れ目を示す

 段落、どこで切ったらいいの?
 と迷ったら、
 「内容の変わり目で切ろう!」
 と覚えておいてください。

 たとえば・・・

 高校時代に取り組んだボランティア経験を書いた!次は将来やりたいことを書こう!

 この場合、ボランティア経験で1段落、将来やりたいことで1段落と考えます。

 え、でもボランティア経験したらから将来やりたいことが決まったのに、段落を分けるの? 内容としてはつながっているのに…

 と思うかもしれません。大丈夫です!それでOK!

もちろん、段落と段落の間のつながりは大事!

 志望理由書をお願いしている学校は、受験してくれるあなたのことを少しでも知りたいと思っています。

「 ボランティア経験をして、将来は〇〇になりたいと思った。」

 だけでは、どのようなボランティア経験をしたのか、その経験から何を学び取って将来の仕事や夢にまでつながったのか、将来の仕事や夢では具体的にどのようなことをしたいのか、などなど興味は尽きません。

 そこでたくさん説明すると、文章のまとまりができます。

 ボランティア経験について詳しく書いた「段落」

 将来やりたいことについて詳しく書いた「段落」

 そしてなぜこの学校に入りたいのか詳しく書いた「段落」

このような構成になっていると、より良い志望理由書ということになります!

いかがでしょうか?

質問:(2)「最後の行のマス目ギリギリまで埋めた方が良いですか?」

これもよく質問されることです。不安ですよね。

答え:500字ぴったりでなくてもOK!

 大学や短大、専門学校の先生たちは、あまり気にしていません。

 指定された字数に収まっていればOK!です。

 最後の行まで字数がいっていれば、まったく問題ないでしょう!

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 もし追加で何かあれば、またマシュマロ飛ばしてください。

 どうか納得のいく志望理由書、自己推薦書が書けますように!


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