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「チームX」を読了して思ったこと

先週に「チームX」という本を読了した。

自分は札幌在住で妹が昔勤めてたこともあって、北の達人コーポレーションという会社自体は知っていた。
妹が勤めてた頃に商品の勉強ってなに?って思ってたのが、この本を読んでこういう仕事をしてたのかと知ることができた。

チームX

この本はどのような本


一言に勝てるチームとは?というとケースバイケースな部分があるが、どのようにV字回復したのか。そのときにチームの状況やトライ・アンド・エラーを繰り返したストーリー仕立てな書籍だった。

自分は、Webのエンジニアのためマーケティング・物を売るという部分は専門外だけど、どのようチームを作っていったかは勉強になった。

読書メモは、自分が主観的に感じたことをベースに気になった部分はまとめてみました。

チームの重要性について


この本では、どのようなことを行いトライ・アンド・エラー繰り返してチームを作っていたという話だった。

この同じやり方で自身のチームに適用できるかというと違ったりする。
やり方はそれぞれだけど、チームを機能させることが重要だと自分は思っている。
チームや会社が機能しなければ、利益を勝ち取るまえに良いものを提供できない。

営業とかを経験しているけど、MVP制度などを設けて社員の士気を高めるといったやり方があったりするが、これ自体が目的になりがちになるということも経験したことがある。
目的やビジョン・共通認識はお互いに合わせないといけない。
マーケじゃなくても開発メンバーのチームでも同じことが言える。

チームや会社のメンバーがどこへ向かってやってるのか求める世界の足並みを揃えるが重要だと自分は思っている。

同じ釜の飯で生きてるのに、それぞれチームで競うより釜の飯をどう増やすことを意識したチームを作るべき。

エンジニアチームでスクラムなら、スクラムオブスクラムしてもっとチームの良い部分の風土を広げて釜の飯増やしていきたいと感じた。

出来そうな目標じゃなく、無理だと思う目標


本書の無理だと思う目標は良いことだなと思った。
これは、自分が目標へのコミットメントが弱いからだった。
出来そうならいけるかな?と思った目標じゃなくて、無理だと感じる目標が自分は楽しいと感じる。人によると思うけど。

チームが無理だと思う目標をどう感じるかはかなり大事だと思う。
いきなり、無理な目標は掲げても人がついてこれるのか?と感じる面もある。
チームと対話をして、同意することを大切するべきだと自分は感じた。

ちなみに無理だと思う目標を掲げて、命を取られるケースはないしキャリアに傷がとかない。自分は出来なくてもクヨクヨはしないタイプです。
むしろチャレンジ失敗した経験ができたことで、ナレッジになると思ってる。

教育の重要性

現場を離れて教育に専念するという部分はいいことだと感じた。
会社での教育という意味では2つのメリットがある。

  • 自分の経験やスキルの言語化

  • チームの属人化を防ぐ

教育が評価されにくくなるのは、たしかにと思った。
社風が教育に前のめりにならないと、現場から離れるというマイナスになりがちになる。社長から役職者に至るまで教育に意識を向いていないのは危険だと感じてる。

教育は会社にとって重要な部分です。
自分の現場スキルの言語化ができる場であるため、むしろ評価されなくなると社員が思ってしまうと社風に問題がある。
言語化・アウトプットする場として、社員全員がすることだと感じている。
言語化できないと自分のノウハウを社内に下ろせず、社内全体のスキル向上に繋がらない。
やはりアウトプットすることを評価対象にもっとしていくべきだと感じた。

チームの属人化を防ぐことだと思ってる。色々な立場を経験した中で、属人化を防ぎ、オートメーション化やノウハウを一般化することが教育する意味に繋がる。
たしかに得意不得意な分野は、それぞれあるが一般的にできる範囲をオートメーション化して、得意な部分に時間をさけるようできれば良い。
属人化するようなチームだと、だれかがやめたときに困る。経験したことだけど、属人化を防ぐために教育を行い一般的に文書化して残すことが大切だと思ってる。

オンボーディングをしっかりと整える。育てる・自身のアウトプットとして教育をしていくことを意識したい。

まとめ


この本を読んで、同じことをやるためというより、よりチームにフォーカスして動きたいと感じた。
スポーツでも個々が相手をうまく動かすようなパス回しやメンバーをフリーにさせた動きで点が入るようなことと一緒で、チームがうまく機能するような働きを各自が同じ気持ちで動くようなチーム作りが大切です。

個人プレーや個人技能は高いことにこしたことはないが、会社や組織はチームありきなので、チームが円滑に動ける環境づくりは大事にしたいと思った。


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