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リーダーの傾聴について学ぶ「優れたリーダーは、なぜ傾聴力を磨くのか」を読了した

優れたリーダーは、なぜ傾聴力を磨くのか?

先週は、傾聴力について勉強をしていた。
リーダーという立場ではないものの、人の話を最後までいかないと相手の本音を聞き出し良い関係を築いていくことは難しい。

相手がしゃべっていることに、口を出したくなる性格な部分があるので、この傾聴力がないのは自分自身わかっていた。
黙って話を聞く姿勢を身に着けたくて勉強してた。

身につけるというよりは喋りたいけど、まずは抑えるってことが必要だと自分は思う。

そもそも傾聴とは?

そもそもこの傾聴とはどのようなことか。

傾聴の本質は、相手に静かな時間を提供すること

優れたリーダーは、なぜ傾聴力を磨くのか

いろいろな人と関わる仕事をしていて、この傾聴を意識してる人と会話すると自分自身が話しやすいと感じる。
自分が思ってることを最後まで聞かないで、これはだめだわとか自分はこう思うとか話すターンで遮る人いるよなと思っています。自分もそっち側の人間と思われているかもしれません。

相手が話すときは静かな時間を提供することを常に意識していきたい。
自分の考えで遮るのではなく、最後まで話を聞きましょうということだ。
自分が話すターンまで、質問・感じたことはストップして、相手が気持ちよく話せる環境を提供しようということですね。

オンラインになって、リアルで 1on1 や 社員同士で話す機会もなくSlackやZoomといった形で会話する頻度は多くなった。

優れたリーダーの前に、部下やメンバーが会話しているのに遮らないように、最後まで聞こう。
これが一番大切なことと思って読んでいた。

仕事は情報過多でバタバタしている日常であり、なかなか自分を見直したり本来の課題と向き合う時間を取るのは難しい。

1on1や普段の会話でも、相手が気持ちよく話、相手が自身の課題に向き合って話せる環境を用意することが傾聴力をあげいくことだと感じた。

部下やメンバーの心理的安全性を高める

相手に求めることではないが、まずは相手との心理的安全性を高めていかなければ相手は話さないということだ。

こちらからオープンな形で質問をすることが求められる。
友達や同じような趣味趣向でないかぎり、相手から本音や会話を切り出してもらえることは難しいものだと思っている。

1on1や上司との会話でも、相手に思う存分吐き出してもらえる時間は必要です。
まずは、部下やメンバーの本音を語ってくれるために、この人なら何を話しても大丈夫という心理的安全性の確保が大切です。

エンジニアとの会話でも、傾聴を意識し始めてる。
技術的な話になると尖った人はかなり強気な人・上からものをいう人は一定数います。※ほかの業界でもあるかもしれません
技術的な部分で尖った人の懐に入ることは難しい場合もあるため、まずは外堀をうめていくためにも傾聴や何気ないワードで会話を広げていこうと心がけている。

聞き上手だなと思う上司もいたけど、求める上司像はこの人みたいになりたいと思っている。
話し下手な自分の話でもきちんと聞いて導いてる感じがあって安心して話せると思ってた。

ハーマンモデルを意識したアプローチ

人によってタイプというのは分かれていく。

  • A象限:論理的・分析なアプローチを好む

  • B象限:計画的・保守的なアプローチを好む

  • C象限:直感・精神的なアプローチを好む

  • D象限:創造的・革新的なアプローチを好む


  • AはCの逆タイプ。BはDの逆タイプで理解、共感しにくい。

  • AとBは左脳モードが優勢

  • CとDは右脳モードが優勢

  • AとDは理知的モードが優勢

  • BとCは本能的モードが優勢

個人的にいえば、イケイケゴーゴータイプだと思っているのでDとCの間くらいかなと思っている。コミュニケーションは大事と思っているが話し下手なので右脳タイプだと思ってる。

タイプによって異なる対応方法を考えていく

上司やリーダーになると、様々のタイプが現れるため、そのタイプに応じて対応をかえていく必要がある。

面談のときにどんな言葉をかけるかによって、相手の会話も変わってくる。

  • Aのタイプ:結論から先に話す

  • Bのタイプ:順をおって説明する

  • Cのタイプ:社内で困ってる人がいる。力になってほしい

  • Dのタイプ:斬新的なプロジェクトを任せてよいかとアプローチする

部下やチームメンバーの会話のアプローチを変えつつ対応していく。
これがリーダーやプロジェクトメンバーの必要なスキルになってくる。

部下や同僚の本音を聞き方のコツ

人によって、聞き方は変わってくるが会話の中で傾聴をしたあとに、復唱や頷き、理解があっているのか確認することが良いアプローチである。

合いの手をいれることは、相手の会話や本音に迫れる手法である。
「そうなんですねー」「というと?」「ほかには」「もう少し詳しく!」といった承認と促し・背景情報・話題の拡散・深堀りといった会話のスキルが必要というのがよくわかった。

理解はしているものの、これを明日からできますか?ということだけど。つねに4つの部分は意識したい。

まとめ

読み終えて、最近は他のビジネス書でも傾聴力という言葉がでてくる。
やはりみんな出来ていないから、このような本が出版されているのだろうと感じた。自分もその一人ではあるけども。

個人的には、タイプに応じての会話や話題の拡散がうまくできるようになりたいと思いました。


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