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研修・セミナーを通じて伝えてきたすべてのスキル、知識をNOTEで再編集。「悩み」の多く…

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研修・セミナーを通じて伝えてきたすべてのスキル、知識をNOTEで再編集。「悩み」の多くは、人間関係から生まれます。でも、同じように「喜び」や「感謝」も生み出してくれます。ならば、「自分を知り、表現し、相手を受け入れる」=ポジティブに向かい合おうという知恵袋です。

マガジン

  • コロナ禍でも悩まない、相手と上手く付き合う7つのスキル

    接客・販売に携わるスタッフに提供してきたスキル、ヒントを「ReCS TOUCH」(マガジン)にまとめています。その中から、コロナ禍でもストレスに悩むことなく、人間関係を築く7つのスキルを再編集したマガジンです。

  • マナーカルタ=RecsTouch

    専門学校の授業で、学生たちと一緒に作ったマナーカルタ。 短い言葉のなかに、背筋を伸ばすきっかけが隠れています。 珈琲ブレイクにでも、ちょっと覗いてみませんか?

  • 能力活性トレーニング=ReCSTouch

    人間関係をスムーズで、豊かなものにする「知恵」。 3つのステップで、やさしく覚えて、賢く使う。 「時間は、使いこなす者には親切である」(アルトゥール・ショウペンハウア)

  • キラートーク=ReCSTouch

    接客は、お客様に寄りを添い、お買い物の満足度をサポートする仕事です。情報ベースの販売ではなく、心を動かす言葉を持っている方が好感度アップ間違いなし!そんなワンフレーズを集めました。

  • 研修ツール=RecsTouch

    ReCSの研修、セミナーは「体験学習」が基本にあります。その「体験」を提供する様々なツールを工夫してきました。文章では、リアルに伝えることが難しい部分もありますが、すべてお見せします。

記事一覧

公式LINEをつくりました

地元でのセミナー開催チャレンジにあたり、公式LINEをつくりました。URLは下記になります。

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1年前

子育てストレスから解放されよう!

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1年前
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気配りのできる人(7-1)

人間関係を無理なく、でも積極的に育む方法についてアドバイスしてきました。最後のスキルは、「気配り」のステップです。相手と向かい合う時の心構え、気持ちのスタンスを…

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2年前

センスを感じる会話(6-3)

「恋は奇跡。愛は意思。」 「会えない日もちゃんと可愛くてごめんなさい。」 「生まれ変わるなら、またわたしでいい。」 博報堂の尾形真理子さんの作品で、「ルミネ」のシ…

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2年前

相槌の応用編(6-2)

相槌の打ち方について書きました。それを応用した会話の作り方の事例です。 「もうすぐクリスマスですね」 →「そうですね。イルミネーションが灯って街が華やかですね」(…

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2年前

相槌の達人になる(6-1)

会話は聞き役に徹するのがポイントと話しました。そこで、聞き役上手になる「相槌」のスキルをアドバイスします。会話力で大切なのは、「話す力」よりも、「聞く(聴く)力…

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2年前
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コンディション対応スキル(5-2)

目の細かな動きを観察すると、相手の心の状態がわかる。それを相手とのリレーションつくりに活かします。心の状態が目の動きに現れるのですが、ポイントはその逆も起こると…

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2年前

コンディション対応スキル(5-1)

いざ、相手と会話が始まると、「沈黙」が怖いというのが人間関係が苦手な人の共通の悩みです。なんとか話題を探してみるが、スムーズに展開できない。焦る、不安になる。ど…

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2年前

メラビアンの法則(4-2)

相手との関係において、考え方や話している内容=言葉によるコミュニケーションが大切だと思われがちですが、それは誤解です。メラビアンの法則という、他者とコミュニケー…

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2年前

ミラーリング&ペーシング(4-1)

相手に寄り添う立ち位置が決まったら、いよいよ働きかけです。効果的なスキルにミラーリングとペーシングがあります。ミラーリングとは、相手の仕草をさりげなく真似ること…

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2年前

ポジショニング=立ち位置(3-2)

あなたは相手と話をするとき、右側に立ちますか?それとも左側?「そんなこと意識していないなぁ」という人が多いのでは?映画や舞台で役者の立ち位置が重要であるのと同じ…

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2年前
1

パーソナルスペース(3-1)

さらに一歩進んで、相手に働きかけましょう。その時に、相手との距離感について意識してほしいことがあります。両腕を真横に上げた状態で、くるっと一回りして画くと円がで…

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2年前
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行動、感情、思考の関係(2-3)

行動と感情、思考の関係をみてみましょう。脳のメカニズムを知ることは、リレーションを育む手助けになります。 ひとつの事実に向かい合ったとき、あなたは五感をフル活動…

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2年前
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アプローチ(2-2)

よい人間関係をつくるのは、言い換えれば心理的安全性を共有することです。研修やセミナーでは、受講生(参加者)の緊張をほぐすために、「会場=空間」の雰囲気つくりを大…

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2年前
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心理的安全性(2-1)

「人にはタイプがある」ことを理解したうえで、「良い人間関係」をつくるステップに進みます。最初に、相手が感じている「不安要素」を知る必要があります。具体的には、下…

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2年前

人は、一人ひとり違うもの(1-5)

自己診断はいかがでしたか?なかには、4-5-5というようなバランス型でも、直感的にすばやく選んだ答えがある場合、その傾向が強いといえます。ちょっと話しただけで、とて…

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2年前

公式LINEをつくりました

地元でのセミナー開催チャレンジにあたり、公式LINEをつくりました。URLは下記になります。

気配りのできる人(7-1)

人間関係を無理なく、でも積極的に育む方法についてアドバイスしてきました。最後のスキルは、「気配り」のステップです。相手と向かい合う時の心構え、気持ちのスタンスを整える方法です。「気配りができる人」という印象を残せば、きっと次に会ったとき楽しい時間が訪れます。
「気配りができる人」って、どんな人でしょうか?
また、そういう人になるには、どうすればよいのでしょうか?
そこで、「気配り」を3つのステップ

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センスを感じる会話(6-3)

「恋は奇跡。愛は意思。」
「会えない日もちゃんと可愛くてごめんなさい。」
「生まれ変わるなら、またわたしでいい。」
博報堂の尾形真理子さんの作品で、「ルミネ」のシーズンコピーです。
「3憶当たるから買おうよ」といわれても、それほど気持ちは動かないけれど、「1憶使ってもまだ2憶!」といわれると、急に欲しくなる。そんな言葉の力に惹かれたとインタビューで答えています。
コピーは、人の心を動かす「矢印」を

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相槌の応用編(6-2)

相槌の打ち方について書きました。それを応用した会話の作り方の事例です。
「もうすぐクリスマスですね」
→「そうですね。イルミネーションが灯って街が華やかですね」(視覚タイプ対応)
→「そうですね。街往く人たちがプレゼントを探して楽しげな表情で、こちらまでワクワクしてきます」(感覚タイプ対応)
→「そうですね。どこを歩いていても、クリスマスソングが聞こえてきますね」(聴覚タイプ対応)

「さむいです

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相槌の達人になる(6-1)

会話は聞き役に徹するのがポイントと話しました。そこで、聞き役上手になる「相槌」のスキルをアドバイスします。会話力で大切なのは、「話す力」よりも、「聞く(聴く)力」です。それが、「相槌の達人」になるステップをお教えします。
STEP1 オウム返しの相槌
普段のおしゃべりでも、ただ、「聞いている」のでは、会話が盛り上がりません。リズムの良い人は、自然に「わかる、わかる」「あるよね、そういうこと」などい

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コンディション対応スキル(5-2)

目の細かな動きを観察すると、相手の心の状態がわかる。それを相手とのリレーションつくりに活かします。心の状態が目の動きに現れるのですが、ポイントはその逆も起こるということです。つまり、目の動きをコントロールすれば、心の状態も生み出せます。
相手のテンションを上げたければ、できるだけ目線が上を向くような会話、言葉で働きかければよい。色、形、映像などを思い浮かべさせる。たとえば、「今朝は、きれいな青空で

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コンディション対応スキル(5-1)

いざ、相手と会話が始まると、「沈黙」が怖いというのが人間関係が苦手な人の共通の悩みです。なんとか話題を探してみるが、スムーズに展開できない。焦る、不安になる。どうしたらいいのか迷ってしまう。大丈夫、会話を盛り上げるコツがあります。
最初に、「人にはタイプがある」と述べました。このタイプに対応するスキルのサブ的な位置づけとして、コンディション対応というスキルがあります。
タイプは、比較的長い期間、そ

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メラビアンの法則(4-2)

相手との関係において、考え方や話している内容=言葉によるコミュニケーションが大切だと思われがちですが、それは誤解です。メラビアンの法則という、他者とコミュニケーションをとる際に、言葉、声の表情、動作(仕草)などの能力の役割についての法則があります。
実際には、能力を100としたときの役割は?
 言葉 7%
 声の表情 38%
 動作(仕草) 55%
言葉以外のコミュニケーション、いわゆるノンバーバ

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ミラーリング&ペーシング(4-1)

相手に寄り添う立ち位置が決まったら、いよいよ働きかけです。効果的なスキルにミラーリングとペーシングがあります。ミラーリングとは、相手の仕草をさりげなく真似ることで相手とリレーションをつくっていくスキルです。あまり大げさな動きではわざとらしさが出てしまいます。会話の中で、さりげなく相手の動きを真似てみます。同じ動作をするあなたに対して、あいては自然と心を許し始めます。ミラーリングが上手になると、自然

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ポジショニング=立ち位置(3-2)

あなたは相手と話をするとき、右側に立ちますか?それとも左側?「そんなこと意識していないなぁ」という人が多いのでは?映画や舞台で役者の立ち位置が重要であるのと同じように、日常でも大切です。そんな立ち位置のポイントです。
初めての相手と最初に挨拶を交わすときは、「礼儀正しい」作法として、きちんと正面で向かい合いましょう。ただし、緊張を伴いますから、長い時間は不適切です。さりげなく、斜め45度に位置取り

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パーソナルスペース(3-1)

さらに一歩進んで、相手に働きかけましょう。その時に、相手との距離感について意識してほしいことがあります。両腕を真横に上げた状態で、くるっと一回りして画くと円ができます。実は、中指の先から反対側の中指の先まで、つまり、描いた円の直径がその人の身長にほぼ等しいそうです。そして、この円の内側が、「パーソナルスペース」=他人に立ち入られたくないと感じる境界線です。
もともと日本人は、この「境」を重んじてき

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行動、感情、思考の関係(2-3)

行動と感情、思考の関係をみてみましょう。脳のメカニズムを知ることは、リレーションを育む手助けになります。
ひとつの事実に向かい合ったとき、あなたは五感をフル活動させて、感覚(感情)を刺激した信号を休まずにインプットします。つぎに、これまでの知識、経験のファイルに照らして情報を分析します。どのように受け止めるか、対処するかを考えます。そして、ある行動が選択され、「指令」が発せられます。この一連の動き

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アプローチ(2-2)

よい人間関係をつくるのは、言い換えれば心理的安全性を共有することです。研修やセミナーでは、受講生(参加者)の緊張をほぐすために、「会場=空間」の雰囲気つくりを大切にしました。そして、体験学習スタイルという参画型をとり、自身の変化を体感できるようにシナリオを練りました。
・場の雰囲気をつくる。
・相手を参加させる
・シナリオを練る
この3つのポイントを一対一の関係つくりに応用します。まず、あなたがオ

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心理的安全性(2-1)

「人にはタイプがある」ことを理解したうえで、「良い人間関係」をつくるステップに進みます。最初に、相手が感じている「不安要素」を知る必要があります。具体的には、下記の4つが代表的なものです。
1.無知だと思われたくない
2.無能だと思われたくない
3.ネガティブだと思われたくない
4.邪魔者と思われたくない
これらがない状態が相手が求めているもので、「心理的安全性」と言いますます。安心して、信頼して

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人は、一人ひとり違うもの(1-5)

自己診断はいかがでしたか?なかには、4-5-5というようなバランス型でも、直感的にすばやく選んだ答えがある場合、その傾向が強いといえます。ちょっと話しただけで、とても気が合う人がいる。それは、きっと同じタイプ。関心をもつ話題が同じ、感じ方も似ている、口調・スピードも一緒だから、好感が持てる。心地が良いなと思い込んでしまう。
反対に、どうもしっくりこない、ウマが合わない人がいる。それは、タイプが違う

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