91歳ナベサダの音はエロかった♩
昨夜はこちら↓でサイコーな音に酔いしれた。
最近、同世代の訃報が相次ぎ、思い残すことを減らしたいという気持ちが強く、20年以上生で聞いていないナベサダの演奏も、今の内に聞いておかなくちゃ!って思ったから。
第一部の渡辺貞夫カルテットは、60年代、80年代、90年代の3人と、世代を超えた音の会話がとっても素敵だった。
やっぱりジャズはいいなぁ〜♩と酔いしれて、休憩時間には北斎カフェで、普段はビールやハイボールばかりなのだけど、久しぶりにワインを素敵な音の余韻と共に味わった。
そして第二部のオーケストラとのコラボ。
どんな感じになるんだろう〜?と思っていたら、なんかもうめちゃくちゃ凄かった!
音がドンドン広がっていって、その官能的な音の洪水にもまれていった。
第一部のカルテットの時よりも、ナベサダの音が妖艶さを増していくのだ。
磨き上げられた音たちって、それはもう生き物のようで、その様々な音のハーモニーが、やたらと色っぽい。
演奏の合間のトークの時は、ちょっとヨボヨボしていて、可愛らしい小さなおじいちゃんなのに、サックスを通した音は、もうやたらと艶かしい。
ナベサダって幾つになるんだっけ?と思っていたら、パンフレットに1933年生まれで91歳とあってビックリ!
スゴイ!スゴすぎる!
91歳の渡辺貞夫の音は、心が震えるほどエロかった!
エロ=命という概念が私にはあるから、私の中での最高の讃辞だ。
とにかくカッコ良かった!
サイコーにエロい夜だった!
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