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古着で失敗した思い出Barbour

メンズアウターのド定番の一つ、

barbour(バブアー)

1894年イギリスで創業の老舗ブランド
なんといっても特徴はこのラギッドな雰囲気ですね、コットン素材に 防水機能を高めるためにオイルを染み込ませて加工 を施したオイルドクロスとよばれる生地の雰囲気がたまりません。

BEAMSサイトより

ただ女子受けは非常に良くないw

うちの妻からは、なんかホームセンターで売ってるドカジャン???と言われ、、う~ん、悔しい、、悔しいがまあ当たってることは当たってる。というのもイギリスの猟師とかキツネ狩りする人とかのための防水ジャンパーだからワーク感がでるのは当然といえば当然。

ところで僕の所有しているのはビデイルという定番モデルなんですが二着目です。一着目は古着で買って大失敗しました。

今回はその昔話です

ちょっと蘊蓄ですが、このBarbourにはロイヤルワラントが刻印されています。王室御用達ですね。現行モデルでは三つのロイヤルワラントがタグにつけられています。




1ワラント(1974-1981)→当時のエジンバラ公より
2ワラント(1982-1986)→エリザベス女王より
3ワラント(1987-現在に至るまで)→チャールズ皇太子より


というのが歴史的経緯。

十数年前のこと、古着屋で80年代のビデイルを見つけました。ロイヤルワラントは二つの時代です。
何とも言えない使用感、アタリ感、これは現行品には無い雰囲気だ!
しかもロイヤルワラント二つというのも珍しいと古着好きの気持ちがムクムクとでてきて、値段も現行品5万円に対し、2万円以下。

即購入

これが失敗でした。古着屋ではなぜか気がつかなかったのですが、家に帰ってみると服から異臭がします。
コーティングしてあるオイルがたぶん腐っているのでしょう。
うーん、電車には乗れないな、、近所をブラつくのならOKかと自分に言い聞かせ、着てみると異臭が自分に付いてしまう。次第に部屋中に異臭が広がり、、、、、

これはさすがにだめだ

ということで泣く泣くゴミになりました。のちに現行品を別途買いました。

良く考えると100年くらい前は防水生地が無かったのでオイルコーティングしていたんですが、今はゴアテックスとかいろいろありますから昔ながらのbarbourの生地は実用的には意味がないっすね
ちなみに現行品はオイルは改良されているので臭わないしベトつきませんので大満足です。

ということで古着失敗事例でした、、、、



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