ヨナ

病気もち。まともに仕事が続かない この不安の日々はいつ、おわるのか。 高身長。純文学に…

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病気もち。まともに仕事が続かない この不安の日々はいつ、おわるのか。 高身長。純文学に傾倒。十字架と百合と剣と王冠のタトゥー 昔の美術文学の日記は はてなブログ 『花びらの墓標』にて

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  • 小説置き場

    過去に書いた小説をあげていきます。

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小説『指先に唇に、兵士の頌歌を』

 以前書いた小説を投稿します。分量はワード40枚。半分までは無料で読むことができます。改行をして、多少は読みやすくしてみました。 芸術家の両親を盲信する、中学生の皇言。少年は傲慢で孤独で、勉強はできても「美」がどうしても理解できない。そんな彼は風変わりな男と時間を友にすることになる。 「冬の日に母様が亡くなった。その知らせを聞いた時、僕は信じられなかったし、数時間後に瞳を閉じている母様と面会した時も半信半疑だった。ただ、とても気分が悪く、この場所にはいたくないと思い早々に

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    • 泥の中を進む。

      5/1 父が亡くなった。  正直、まだ実感があるようなないような、不思議な気分だ。だが、父がお金を残さなかったため、残された年老いた母の生活はかなり困難な物になってしまった。  母には年金しかないのに、それ以上の家賃の家に住んでいる。引っ越しもすぐにはできないし、色々あり、生活保護も難しい。兄と俺のフォローだけでは生活できる資金には足りない。  腹が立ったのは、遺族年金というのは、父のが減らされたのと母のが貰えると思いきや、どちらか多い分だけしかもらえないらしい。貯金が

      • 父を葬る

         父が死んだ。兄からその電話を受けた時に、ついに来たかという気持ちと共に、現実を受け入れられていない自分もいた。  電話を切り、ベッドから重い身体を起こし立ち上がってみた。  カーテンを開けると外は雨模様。薄暗く、街は夕暮れへと向かっていた。  俺は机の上にある薬を飲み、ぼんやりとした頭で外出の準備を始める。  俺は現在自己破産の手続き中、躁鬱で精神障碍者手帳二級。仕事は求職中だが、そろそろ働かねばまずいのに、身体が言うことをきかない  焦燥や思いとは裏腹に薬の副作

        • 沼からの声

           虚無と不安がいったりきたり。  事故破産の手続き中で、書類は提出しているから今度は待つ時間だ。それと不備があったから、とか連絡を待つ期間。  これが二ヵ月? ある。場合によってはもっと増える。  俺は二月から無職になったから、二か月近くほぼ働いていない。最初こそゲームで暇つぶしが出来たが、それもできなくなってきていて、薬を多く飲んでいるからその副作用でぼんやりしたりやる気がなくなって家にこもっている。  これではだめだと外に出ようとするのだが、居場所がない、目的地も

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        小説『指先に唇に、兵士の頌歌を』

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          3本

        記事

          虚しさばかり

          前回の日記から時間が空いているのは、何も進展していないからだ。  最初弁護士に依頼した時には、2月の中旬には会って三月の申し立てをしましょうという流れだった。でも、もうすでに二月の中旬で、弁護士は今月の下旬に会うらしいことをにごして言っていた。  それがとても不安で不満だった。  資料集めに時間がかかるらしく、最初は疑っていたが、それは本当に自己破産の資料を請求するには三ヵ月位かかるのは普通らしく、ということは二月下旬会うどころか、三月下旬に会う確率すらあるのだ。  

          虚しさばかり

          最悪、或いは最後の一年について

           今年ほどひどい一年はなかった。底には底があった。自業自得。前にも会ったが、本気で具体的に自殺を考えた一年の終わりだった。  俺は今借金600万で自己破産の手続きをしている。原因はギャンブル。現状を話すと何個かの弁護士に断られた。自己破産にはいくつものしてはいけないことがあって、俺はそれを何個もしていたのだ。  しかもそれが後から後から出てきているのだ。  事故破産の多くは、きちんとしていれば免責が降りるらしい。でも、降りないケースだってあるし、その不許可免責(やっては

          最悪、或いは最後の一年について

          消えない不安

           自己破産の手続きについて、書類集めをしている。 すると、当然疑問点が出てくる。その上、銀行で手続きをしなければならないのに、平日しかやっていない。  頭がパニックになって仕事を早退した。次の日も休んだ。その次の日も。  どんどん問題が発覚するのだ。書類について出さねばならない物もあるし、俺が過去にしたことで、自己破産には問題がある行動があり、先生を連日質問攻めにしてメールや電話をたくさんしてしまった。  最初はその日の内に対応してくれた先生だったが、さすがに俺をいさめ

          消えない不安

          自己破産とゴッホ

          十二月、借金は600万にふくれあがっていた。ギャンブルはやめられずにいた。短期の派遣は毎日パワハラにあって、毎日泣いていてもう、自殺するか悩んでいた。  弁護士相談に片っ端からメールをして、話をしたりして、俺はギャンブル以外にも色々と免責がおりないことをしているので、沢山断られた。  借金まみれなのに正社員ではなく、むしろ躁鬱悪化で働けない。これが詰みでなくて何なんだろう。もう、駄目かなって毎日泣いて、頭も回らず辛かった  そんな中で、一人会ってくれる弁護士がいた。その

          自己破産とゴッホ

          凡庸で緩慢な自死

          抗不安剤と躁鬱の薬を飲んで寝たきり、返せない借金に怯えて、たまにどうにかして肉体労働。でも、身体も頭も言うことをきかない。仕事の予定を入れるのも怖くなって、夜も寝られなかったり三時とかに起きてしまったり こんな惨めな事をずっと繰り返し書いている。でも、もう少し突っ込んだことを書こうと思う  初めてなりたいと思ったのは、画家だった。でも、自分には写実的に描く才能も美大に行く金もないし、早々に諦め、普通の大学に行った。映画もアパレルもバンドも興味があった。大好きだった。若い俺

          凡庸で緩慢な自死

          おわりにするにはどうしたら

          ライブの後から、その後の見通しは暗いままだけど、少しだけ前向きに慣れてきた気がしてきた。映画も一応見られるくらいにはましになってきていたでも、仕事は無いし決まらないし、ずっとイライラと不安に苛まれていて、  やってしまった。二日で百万円以上溶かした。何もないから、消費者金融で金を借りてギャンブル。本当に文字にしてみると愚かの極みだと思う。他の借金と合わせると、二百万以上の借金。無職で基本寝たきり病気もち。  自分でも何度もこんな愚かなことを繰り返し続けていて、嫌になるしバ

          おわりにするにはどうしたら

          great3 のライヴで救われるんだよ俺

          やっと受かった仕事だった。でも、薬を飲みながらでは、無理だった。副作用の眠気と集中力低下。それと戦いながら、毎日速さと正確さを求められる、という煽りを受けてメンタルがやばくなっていくのを感じた。  週五勤務で、帰宅後気づいたら寝ていて数時間経過していたというのが四回あった。目が覚めたのも一時とか三時とか、シャワーを浴びれずに出勤したこともあった。  一応、及第点というか、そこまで悪い成績ではないにせよ、ずっと正確さと速さを求められ記録され口に出されるというのが俺の性格と合

          great3 のライヴで救われるんだよ俺

          夢の続きをいつまでも

           夢を見た。悪くない夢だった。少年と青年が森の中を歩いている。少年はどうやら前を歩く青年と友人らしいのだが、信用ならないというか、密かに警戒心を抱いているらしかった。でも、前を歩く青年が立ち止り指さした先には花々が咲いていて、その指先の桜貝色と木漏れ日を受けた顔の晴れやかさを目にして、それはとても鮮やかな光景で少年の警戒心が溶ける、所で目が覚めた。  指先の桜貝色はともかく、花が咲いているのを見せるのに、次の映像(描写)木漏れ日が見える(木漏れれ日が見れているなら光と葉っぱ

          夢の続きをいつまでも

          徒花人生

          新しい仕事がはじまった。覚えることがとても多いという注意を受けていたが、かなり参ってしまって、毎日辞めるかどうか考えていた。五日勤務中、帰宅後四日間も気づいたら寝落ちしていた。  腐りきった身体と頭にはきつい。でも、今の所を辞めても行く場所は無し、支払いは待ってくれない。頑張らねば頑張らねばと思いながら踏みとどまっている。  まあ、薬飲みながらだけど、なんとか本や映画を見られるようになってきた。でも、ずっと焦っている。何も小説が書けていない。書きたい物語はある。でも小説を

          徒花人生

          いつまでもメロドラマの中にはいられない

           九月から新しい仕事が始まる。厳しいという説明は受けているし更新は一ヵ月ごとだし、不安しかない。それに八月は20日位までひたすら薬を飲んで寝るだけという堕落した生活を送っていた。  さいきんやっと頭が回るようになり、音楽やら映画やら本やらを消費できるようになってきたが、その分焦燥も強い。  鬱で動けなくて時間を無駄にして、躁や不安でギャンブルに熱中して人生を駄目にする。  この愚かな生活からどうしても抜け出せない。でも、やることをやるしかない。もう、若くはない。空元気を

          いつまでもメロドラマの中にはいられない

          大丈夫。大丈夫だって言って

          一応多額の借金は返済した。だからといって、巨大なマイナスがなくなっただけで状況は悪いままだった。 薬飲んで頭回らなくてだるくて、ずっとギャンブルがやりたい、逃げ道がそれしかない生活。 その上、一応六月七月はそれなりに働いていたのに、複数の日雇いなどからの仕事がぱったりとなくなり、新しい所に応募するもうまくいかず、寝て日々を溶かす。  新しい派遣の仕事は9月から。色々と厳しい所で一か月更新。自分に務まるかは分からないけれど、やるしかない。でも、モチベーションが無い。やりた

          大丈夫。大丈夫だって言って

          これから

          日々、ぐらぐらしている。日雇いしか受からない自分では、返せない位の借金返済。病気の悪化。作品も作れないし本すら読めない。 多分人生の中でも一番最低な状況で、這い上がろうとできるのか、やけになって終わらせるのか自分でも分からない。  こういったつぶやきを繰り返すのも無様だし意味がないと思う。  でも、何も意味がないと思うよりかは、今の感情を吐き出す方がましだと思った。  自分語りの前に、ゴダールの自死について。  彼が自死、安楽死を選んだという一報を聞いた時に、とても

          これから