見出し画像

高知能な発達障害者が就労継続支援A型から一般雇用までたどり着いた話

どうも、こんにちは!
半額です。

別の記事で、
就労継続支援B型が続かなかった
話を書きました。

これより前の話なのですが、
就労継続支援A型から
一般雇用にたどり着いたことがあるので、
その話を書きます。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

そもそも就労継続支援A型とは何か

ざっくり言えば、
「簡単なアルバイト」
です。

簡単な作業をして、
それで給料が得られます。

自治体からの補助金で運営されるため、
自治体の利用認定が必要ですが、
障害者手帳を持っていれば
まず審査は通ります。

ただ、審査のために
1ヶ月程度の時間がかかります。

B型との違いは「雇用契約」

B型と似たような説明に
なってしまうのですが、
決定的な違いがありまして、

「雇用契約」を結びます。

雇用契約があることによって、
B型より有利になる点があります。

  • 最低賃金の保証

  • 社会保険の加入

です。

特に最低賃金の保証は
極めて大きいです。

B型が時給換算で200円くらいなのに対し、
最低賃金は時給でその4倍以上はあります。

職業訓練を自称している

これはA型B型共通です。

就労継続支援A型で職業能力を高め、
一般就労を目指していく。

という建前があります。

しかし、実態として、
一般就労で役立つような知識や技能は
一切得られません。

一応、B型よりは作業レベルが上がるため、
体力は鍛えられます。

実際の運用としては、
言葉は悪いかもしれませんが、
「一般就労が難しい人に対して、
福祉的な観点から、
簡易な仕事と報酬を与える」
という運用がされています。

ただ、雇用契約を結べる状態で
利用しているため、
B型よりは一般雇用に
たどり着く人がいます。

極めて単純で退屈な作業

福祉サービスの就労支援に
参加もしくは見学したことがある人は
知っているかもしれません。

この手の作業所で行われる作業は
超超簡単で、単純です。
やりがい、達成感というようなものは
一切ありません。

具体的には、この施設で行ったのは
説明書と部品を袋に詰めたりでした。

1日4時間の作業時間中、ずっとです。
次の日も、その次の日も、ずっとです。
内容は別の作業になるかもしれませんが、
退屈で単純であることは変わりません。

B型よりは多少作業能力を求められます。
あからさまにサボっていたりすれば
注意されるくらいです。

最低賃金が保証されることが非常に強い

さて、ここがB型との
最大の違いです。

B型の工賃は、時給換算で数百円ですが、
最低賃金はその4倍程度はあります。

最低賃金というと、
薄給の極みなイメージがあるかもしれませんが、
B型の工賃より
圧倒的に高額なのです。

ちなみに、これこそが
自分がA型を続けることができた
最大の理由だと考えています。

確かに退屈な作業だったが、金のありがたみを実感する

確かに作業内容は
極めて退屈なものでした。

あまりにも退屈すぎて、
1ヶ月くらいで挫折しそうにもなりました。

しかし、職を失った状態で、
再就職に向けて体力を養いつつある状態で
月6万円程度の収入というのは
非常に大きかったのです。

これでモチベーションを
保つことができ、
体力を取り戻して
一般就労までたどり着けました。

まとめ

  • 就労継続支援A型は「簡単なアルバイト」だよ

  • 雇用契約があるので、最低賃金が保証されるよ

  • 知識や経験は得られないよ

  • 自分は給料がモチベーションになったよ

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。

しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。

500円の有料記事となっていますが、
これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。

余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。


以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?