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TOEICの勉強法②:参考書を選ぶ・使う

この記事では「TOEICの勉強方法」(TOEICの勉強方法)の中で書ききれなかった参考書での勉強方法について書いていきます。
参考書の選び方と使い方に焦点を当ててお伝えします。

おすすめの選び方

私は以下の基準に基づいて参考書を選んでいます
■ 参考書のレベルが自分が目指す点数~やや上のものであること
表紙や本書の目的などの部分にその参考書で目指すレベルが書かれています。
高すぎるレベルのものだと基礎を固めずいきなり応用問題を解くようなことになってしまうので、現状を固めて+αくらいになるものが良いです。
勉強していても達成感と成長を感じられて続けやすいかと思います。

■ 章の構成が文法単位ではないこと
章が「時制」、「動名詞」など文法単位になっていると、問題文から答えを考えるのではなくその章の文法に合った答えを見つければよい、という風になってしまいます。
しかし、TOEIC本番はもちろんどの文法に当てはまるものが答えなのかはわからないので、
問題を読んで答えを導く能力を上げるためにこれは大事にしています。
※単純に英語を勉強する、という時には文法ごとに勉強したほうが整理しやすくてよいと思います。

■ 解説が充実していること
問題を解いて間違ったところを次に間違えないようにするには「何がわかっていなかったのか」ということを明確にする必要があります。
問題の解答として4つの選択肢があった場合に、できるだけすべての選択肢に対してなぜ間違いなのか(あっているのか)が書かれているものがおすすめです。
また、リスニング問題の場合は英語全文、日本語訳全文が載っているものがおすすめです。

おすすめの使い方

ここからは参考書をどのように使うか、について書いていきます。

全問題共通

全問題共通で意識してほしいのは以下の二点です。

■タイマーで時間を測って問題を解く
TOEICは時間勝負でもあります。
時間内に解く癖をつけておきましょう。
■問題を解きっぱなしにしない
問題を解く→丸付けする→間違った問題は解説を読む
というのが大事です。
間違った問題に対し「なぜ間違ったのか」という理由を明確にし、
正解を導くための理屈を理解しましょう。

リスニング問題(Part1~4)

リスニング問題はいかにして耳を英語に慣らすか、ということが大事です。
間違えた問題については
もう一回聴いて理解できればOK
→理解できなければ英文を見ながらもう一回聴く
→それでも理解できないところは日本語訳を見て確認する
+聴きながらオーバーラップする
という流れが有効でした。
聴きとれていないところはうまくオーバーラップできないことが多く、
どのような音のつながり・発音が聞き取れないのか、ということがわかります。
発音できるようになると次第に聞き取ることもできるようになります。

文法問題(Part5)

問題を解く→答え合わせで間違ったところの解説を読む→時間をおいて解く
の基本の繰り返しで、問題数をこなすことが大事かと思います。
文法問題の不正解は
・問題文や選択肢にある単語の意味が分からない場合
・文法を理解していない場合
のどちらかがほとんどです。
難しい単語に関しては全く同じ単語がテストに出ることはまれなので、
応用の聴く文法の理解を優先的に勉強すると良いです。

長文問題(Part6~7)

長文問題は点数を伸ばすのに一番時間がかかるところだと思います。
長文問題に求められるのは英語の速読力です。
速読力をつけるのは問題集を解くだけではなかなか難しいです。
Part6~7の対策をするには時間がかかるので、
初めてのTOEIC受験まで時間がない場合はPart1~5を重点的に勉強することをお勧めします。
受験までにそれなりに時間がある場合は、
・問題集を解いて感覚をつかむ
・英文(洋書)を多読する
という勉強方法がおすすめです。
英文に触れる機会を増やして慣れていきましょう。

最後に

参考書を使うメリットは何といっても間違った原因の理解のしやすさです。
アプリを使った勉強で英語に触れる機会を増やしつつ、参考書で理解を深めていって、両方の利点を生かして勉強していきましょう。
楽しみながら勉強をしていきましょう‼


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