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精子提供で妊娠しました ①自己紹介

この連載について

はじめまして。りりと申します。
私は個人間精子提供を用いて妊娠・出産した一児の母です。
この連載では、私の体験を共有することで、選択的シングルマザーをはじめとする精子提供を検討中の方々に少しでも心を軽くしてもらいたいと思っています。
いま子育てを経験している中で改めて、あのとき勇気を出して精子提供を受けたことは本当によかったなと思うようになりました。
最初は手探りで不安なこともいっぱいあったので、そのころにひとつずつしらべたり考えたりしたことをちゃんと書いて、読んだ人が安心できるような連載にしていきたいです。

自己紹介

今回は、私がなぜ精子提供を受けるに至ったのか、簡単に自己紹介します。
私は30歳まで結婚を考えていたパートナーがいたのですが、不運が重なって別れてしまいました。それから婚活をはじめたのですが、子供がどうしてもほしかった私としては一緒に子育てしたいと思えるような異性を見つけられることができず、30半ばになった時には子供を諦めようとしました。
そんなとき、妹に子供が生まれました。甥っ子を見ていると、やはり自分の子供がどうしても欲しいなと思ってしまいました。
一瞬、精子だけでも妹の夫からもらえないかな、とさえ考えてしまいました。
そこまで悩んだときにふと、そういえば精子をもらえれば妊娠はできるんだ、という当たり前のことに気づきました。
それからインターネットでいろんな情報収集をしているうちに、個人間精子提供のサイトにたどりついたのです。

実はサイトを見つけてから、実際に提供をうけるまでには紆余曲折ありました。
登録を始めたときに知っていたかったな、と思う重要な情報もたくさんあります。そういったことが一箇所にまとまっている情報源が存在しないのはどうにかしたいな、と思っているので、この連載を通して精子提供を受ける方が知っておくべきことを一通り知れるような内容にしていけたらと思います。

次回は、ドナー探しについて書きます!

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