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ロープレ1000本ノック?? 脅威の営業利益率55%超の営業力を支える仕組み。

 明けましておめでとうございます!

 年末年始の休みは7日間ありましたが、スタート時に「1日1冊」目標を設定しましたが、無事に7冊の読書を堪能しました。 
 ざっくりと時間割を作り、だいたいこの時間帯で読書をしようと決めたことが功を奏しました!やはり、時間の使い方は『意図』することが大事ですね。皆さんはどんな学びがありましたでしょうか??

毎回、連休で読書する際はテーマを決めていますが、今回は、
・財務(本業なので、財務のプロとして高め続ける)
・仕組み創り
がメインでした。
7冊から、非常に多くの学びと刺激があり、仕事で活かしていきたいことが溢れてきて、明日からの仕事初めが待ち遠しいです♬

今回読んだ中で、特に刺激と気づきを得たのは、この一冊です。

・営業利益率は脅威の55%超
・社員の平均年間給与は2000万円超
・売上高は1兆円に満たないながらも日本の時価総額ランキングで第3位

と、圧倒的な業績を残しているキーエンスですが、営業利益率が55%超というのは、はっきりいって超人・偉人レベルです。凄い、凄すぎますね。
稲盛和夫氏は営業利益率は10%を目標と言っておられて、私自身、数多くの中小企業を見てきていますが、10%に到達するだけでも困難な道です。

*ちなみに売上高営業利益率・経常利益率の目標値というのは、業種・業態(粗利益率)によって違いますので、どこかの機会で触れてみたいと思います。10%という数字だけが先行しており、勘違いされているケースもありますので。

 今までキーエンスに関する書籍はあまり出てきおらずベールに包まれていましたが、高業績の裏にある営業力・商品開発・人材育成・やり切る仕組み作りなどが著書でオープンになるということで、これは読まずにはいられないと思い、手に取りましたが、期待を裏切らない、そして上回る内容でした。

その中で、今日は『ロープレ』について取り上げてみます。

 会社で教育を担当していますが、教育の一環としてロープレやロープレの試験(上司や先輩がお客様役になって説明を受けて合否を決める)を導入しており、ここ数カ月でもさらにロープレの回数を増やして、仕組み化しようとしています。今後、どのような効果が出てくるか楽しみでしたが、キーエンスのロープレの当たり前基準を知って、ビックリ… 

・ロープレを実施するのは、新製品発表前などの特別なタイミングだけではない。10~15分ほどで手短に、だが毎日のように繰り返すのがキーエンス流。まるで歯を磨くように、当たり前にやる。
・普通であれば、新人がやるものという認識でしたが、キーエンスでは、ベテランであっても、週に何回もやっているとのこと。
・ロープレは、長くやればいいというわけではない。10~15分程度と短時間であっても、毎日のように繰り返せば「筋トレ」のように効いてくる。それが、どんな顧客とも当たり前のように高い水準で商談をこなす足腰となる。

『キーエンス解剖』

求めているレベルの違いを痛感しました…  ロープレやっているよという方は多いと思いますが、歯磨きレベルの習慣になっている所は少ないのではないでしょうか? 

・毎日実践する(歯磨きレベルの習慣化)
・新人だけなく、中堅・ベテランも実践する
・顧客側も繰り返し体験することで、説明を受ける側の視点を持てる

早速、上記を踏まえて、2023年から軌道修正をかけてみようと思います。さすがに1000本は厳しそうですが(汗)、量質転化を念頭に、短時間でも、量稽古を重ねられる環境を創ってみます!

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