見出し画像

別れとは事実を受け止めたときである

大切な人との別れ、親族、友人、知人、恋人、ペット…
別れは生きているどうしてもつきまといます。

その時に、悲しいと思う感情も同じ。生き続ける限りその感情が亡くなることはありません。

よくある例に、それほど親しくなかったのに、死んだとなると急に寂しい気持ちになったこと、あるいはなっている人を目にすることはないでしょうか。

これは、別れを受け止められていないから発生します。

その人がこの世からいなくなったとわかった途端に、30年来の友人だったかのように感じてします。これは自分のアイデンティティに関係しています。

恋人との別れも同じ。自分のアイデンティティが失われるから悲しくなるのです。

しかし、本来の意味ではその人との別れがあったから、別の新しい出会いもあるはずです。少々ドライな表現かもしれませんが、死にゆく命もあれば誕生する命もあるのです。そうやって世の中は循環しています。

私は別れとはその事実を受け止めた時だと思っています。つまり、悲しんでいる状態ではなく、別れを受け入れ、前を向いて歩き出している段階が真の別れということです。

別れが辛いのは大なり小なりみんな同じ。それを受け入れた時に人は強くなれます。

参考になりましたら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?