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GW中に『火の鳥』を大人買いしてしまった件

ゴールデンウィーク中のKindleマンガのセールに乗せられて、手塚治虫の名作『火の鳥』を全巻大人買いしてしまいました。

きっかけは、ちょうど読んでいた真面目な本の中に、『火の鳥』の世界観が言及されており興味を持ったからです。

本作をちゃんと読んだのは学生時代以来ということで、大人になって読んでみるとどんな感じがするかなと思ったのですが、一言で言うと、若いころよりもすっと物語の内容が入ってくる印象でした。

脈々と時代を超えて描かれ続ける『生命』をテーマにした物語ですが、生命の尊さというよりは、生き生きと描かれる人間という生き物の業や本質、それを描き切る画力、セリフ、その端々に、名作の息吹を感じました。

いろいろと人生経験を積んだ今だからこそわかる・共感できる物語が多かった気がします。

正直、ここまで入り込めるとは思っていませんでしたが、ある程度年を取ってみて読み返すと、違った印象を受けるというのは、ある意味名作の条件なのかもしれないなと思った次第です。

ちなみに、第1巻は kindle unlimitedに加入していれば読み放題ですし、購入しても1冊330円、全巻併せて5,000円以下でとてもお手ごろです。

よろしければ、ご参照ください。

Kindle沼、おそるべし!|カイト


以下のマガジンでも、読んだ本のレビューなど書いています。よろしければ、併せてご参照ください。

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