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〝愛〟の反対は〝無関心〟

相手を愛したり好きになっても
何かきっかけひとつで
簡単に嫌いになることってありますよね。

結局愛することと
嫌いになることって
割と近い位置にある感情
好きな相手が
自分の〝こうするべき〟〝こうあるべき〟
という思いにそぐわない時に
相手に対して
嫌いという感情が
湧いてくるんでしょうね。


好きも嫌いも相手に関心が向かっている。

ですから
好きだから些細なことが許せる時もあれば
好きだから些細なことが許せない時も
実はある
ってことなんですよね。


親子の関係もそうだと思います。

基本的に自分の子供は可愛くてしょうがないのに
子供がちょっと悪いことをしたり
言うことを聞かない時に
ものすごく憎たらしく感じてしまう。

きっと嫌いだと思っている人も
自分の考え方や
ルールに沿った行動を
とっていれば
嫌いではなく
好きになるのだと思います。


ですから
周りの人に嫌われている時って
ある意味では自分に関心が向いている時だと
捉えることができれば

少し考え方も変わるかもしれません。


〝愛〟の反対は無関心

相手に関心が向いている時は良いのですが
相手が何をしようが
何を考えようが
「ふ〜ん」
とどうでもよくなってしまう時

〝愛〟や〝好き〟という感情から
1番遠いところにある感情だと
言えます。

相手が何しようが構わないというのは
相手の全てを受け入れているわけでは
ありません。

そして
自分に対して関心を寄せていない人に対して
人が好意を持つことは
基本的には無い。

人は皆
自分のことを知って欲しい
自分のことを理解して欲しい

という欲求があるので
逆に言えば

相手に関心を向けることで
相手も関心を自分に向けることがある。

むしろ
先生が生徒に指導したり
医療者が患者さんに
〝こうして欲しい〟と思うのであれば

まずは相手に関心を寄せることが
必須だと思います。

まずは相手のことを
しっかり観察して

相手の心と目で
物事を考えてみる。

自分自身が本気で
相手になったつもりで
相手が何をどう考えているのかを
イメージしてみる。

すると自分の意見を通そうとする前に
まず相手に対して理解を深めようと
質問をしたり
思いを傾聴しようという
行動が先に出てくるんですね。


どれだけ正しいことに
相手を導こうとしても
正論では人の心は動きません。

自分のことを知ってくれて
自分の考え方を知ろうとしてくれている人の
言うことでないと
人は聞こうと思わないんです。


夫婦関係が悪くなると
自分の都合で
相手を支配しようとしたり
コントロールしようとしがちですが

そういう時こそ
神経を張り巡らせて

相手の細かい動きや仕草
言葉遣いを捉えようとしましょう。

喧嘩した時
お互いにイライラしている時こそ

相手の心になってみる

どれだけ自分が正しいか?

と主張する前に
そこを大事にしないと
人間関係は
きっと好転しないよね

というお話でした😉

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