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自分に厳しい人ほど、他人から距離を取られる

日本の教育って


「他者の力を上手に借りよう」


よりも


「自分の力でどうにかしなさい」


的な
自立を促すような

もっと言うと
〝個〟の力を伸ばすような
教育だったと思うんです。

その影響なのか
ものすごい強みを持つより
欠点を補わなきゃいけないような
教育システムで

仮に国語が100点でも
数学が欠点だと
追試をしなきゃいけなくて
他の強みの教科で
補えるような制度ではないですよね。

勉強できなくても
スポーツや芸術
人間力が優れていればOK

というわけではない。



オールマイティになるには
自分の欠点にも
向き合わなきゃいけないし
それを律するための
胆力も必要で

自分自身に厳しい人ほど
学校教育に適応できる人になるんですよね。



そして学校では
満遍なく優秀な人ほど
評価されるから

自分に対する厳しさが
徐々に強くなる。



すると他人に対しても


「それくらい自分でどうにかしろ」
「いつも可愛がれて他人に助けてもらって
 ムカつく」
「時間は締め切りを守るのは最低限!」


など
他者に対しても
どんどん厳しくなっていく。



そうなると結局
自分は頑張っているはずなのに

あれ、人が離れていく…


いう状況になるから
気をつけた方が良いですよ?、

というお話をします。


◯キッチリすればするほど人は離れていく


不思議なもんで
時間や常識
ルールに真面目な人ほど
人の心って
離れていく
んですよね。


再度言いますが
学生の頃は
それでよかったんですよ。

その方が先生にとって都合が良いから。


ですが
周りにいる同僚や
家族からすると

別に評価の対象にはならない。

厳密にいうと
その人それぞれ
キッチリの心地よいラインって
ありまして

キッチリし過ぎれば
心地良いわけでもないし

キッチリしたいタイミングも
人によって違うんです。





ですが
キッチリしている人ほど
それを長所だと思っていたり
ちゃんとしておくべきである

という〝べき思考〟が強い。

だから周りがいい加減だったり
ちょっと抜けている人がいると

ストレスを感じて
イライラしたり
他人に過剰に要求する傾向にあるから
当然人は集まらないし
離れていくんですよね。


◯真面目だけでは人は惹かれない


私の個人的な感覚ですが

人に好かれ愛されて
多くの人から信頼される人は

基本的におおらかで
細かさがあっても
他人に求め過ぎず

でも挨拶や礼儀や
その人が絶対にこだわるところだけ
キッチリしている

というメリハリがある人なんですよね。

常にいい加減でもなく
常にキッチリしてるわけでもない。

それでいて他者に対して寛容的だけど
キッチリすべきポイントは外さない。



そのバランスが難しいんですよね。


◯正しさでは人は動かない


何度か言ってきましたが
人は〝正しいから〟という理由では
動かないんですよね。

人は〝〟や〝不快〟に沿って
意思決定をする方が自然で

正しい人
より
一緒にいて心地良い人
の近くにいたいと思うものです。



結局そういう人の方が
いざという時
厳しい言葉を言ったとしても
相手は聞いてくれるようになる。



とっつきにくい人から
厳しい事を言われても

「また言ってるよ」
とか
「あの人の前だけちゃんとしとこ」

と、かわされるだけです。



甘いことばかり言う必要もないし
甘やかしてはいけませんが

正しい事が正義とは限らないし
正しい事に人が従うとは限らない。



特に自分や他人に厳しいという
自覚がある場合は
少し客観的に状況を見て

その厳しさは本当に必要で
自分や周りにとって
本当の意味で正しいことなのか
振り返ってみましょう😌

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