見出し画像

双子出産の入院記録(12日目:31週)

この記事は,私が双子の出産に際して
約2ヶ月間入院した日記の内容とその振り返りです.

今日は入院12日目の記録です.

注:コロナ禍での出産だったので,
面会の制限があるなど現状とは異なる
状況であることをご承知おきください

入院12日目: 31週4日 (8ヶ月)

深夜1時頃に羊水が結構流れて着替えに起きた後から
いつもより強めのお腹の張りが頻回(10分間隔くらい)に
なったためナースコール

リトドリンの点滴を増やしてもらったけどなかなか改善せず
別の薬(マグセント)を追加投与することに

強い張りがおさまらなければ帝王切開になるかもと
看護師さんに言われてビビったけど
張りはだんだん落ち着いてくれた

その間双子は元気に活動.
よく心音モニターから逃げて看護師さんを困らせていました

動悸,手の震え,ほてりの副作用は復活

リトドリン 32ml/h
マグセント 10ml/h

主治医の判断は,

「張りの具合や感染症の有無を見ながら
なるべく妊娠を継続させたいけど,双子の肺が未熟な状態で
帝王切開しないといけないリスクを考慮して
ステロイドを注射しておきましょう」

とのこと

今日と明日の2回筋肉注射です

リンデロン筋注 14時(1回目)

日記の補足と振り返り

"いつもより強めのお腹の張り"

それまで少し落ち着いていた羊水漏れ症状が急に悪化して
その後お腹が張り始めました

看護師さんもにも
このまま出産になっちゃうかな?
と思われるくらいには切迫した状況だったようです

この日から頻繁にお腹の張りがくるようになって
点滴の量を少しずつ増やしながら何とか妊娠を
継続させていました

お腹が張る症状は私の場合
いつも夜になると出ることが多くて
結局いつ寝たのかわからない状態の毎日でした

緊急入院で半ば強制的に上げ膳据え膳生活だったおかげで
ギリギリ体力が保っていた感じです


"ステロイドを注射"

副腎皮質ステロイドの筋肉注射です
母体に投与することで胎児の肺機能の成熟を促すことが期待されます

胎児の肺機能は34週ごろに完成すると言われているのですが,
まだ31週の肺機能が未成熟と思われる時点で
産まれてしまいそうな雰囲気だったので
ブーストかけましょうということです.

結局この12日後 (33週) で帝王切開になり,
一人は新生児仮死状態で出てきましたが
すぐに処置していただいたので命に別状はなく
幸い2人とも後遺症はありませんでした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?