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Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2017/12/25 第376号

はじめに

はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。

さて、12月25日です。クリスマスです。

しかしながら、我が家はまったく関係がありません。妻は24日、25日と仕事ですし、同様に私も仕事をしています。平常営業です。それよりも、本号が今年最後のメルマガであることが重要かもしれません。

今年も、本当に、ありがとうございました。

と、年末の挨拶をしてみたものの、1月1日には新年一発目のメルマガを配信予定なので、あまり年末年始感はありません。やっぱりこれも平常営業です。

それでもきっと、「節目」というものは人間のマインドに大切なのだと思います。

というわけで、来年もよろしくお願いいたします。

〜〜〜シン・コラボ企画〜〜〜

唐突に、新しい企画をスタートしました。

◇コラボしようぜで始まったけどまだ中身も決まっていない本の連載
https://note.mu/rashita/m/m8a7e2031bbea

ブログ「見て歩く者」の管理人であり、日本独立作家同盟理事長である鷹野凌さんとのコラボ企画です。

といっても、今後何がどうなっていくのかは、まったく決まっていないままの見切り発車で、おそらくそれを決めることもコンテンツの一部として取り込んで進んでいくと思います。

個人的な感触としては、私と鷹野さんは似ているところがあるので(「なかったら、作ったらいいじゃんマインド」など)、きっと面白い企画になるでしょう。

参加者の私としても、楽しみな企画です。

〜〜〜Evernote改築日記 vol.2〜〜〜

私はTwitterで、「箴言めいたこと」を〈今日の一言〉として一日一つ程度つぶやいています。もちろんそれも、Evernoteに保存しています。

保存の形式は、〈今日の一言〉1つにつき、1ノートの形。これまで10年近くこの日課(というかなんというか)を続けているので、すでに2000以上の〈今日の一言〉ノートがEvernoteに蓄積されています。

しかし、10年近く続けてようやく気がつきました。「別に1ツイート、1ノートの形じゃなくてもいいな」。

『Fount of Word -α- 』という本を作ったときには、過去ツイートを利用したので、ログとして残しておくことに異存はありません。しかし、1ノートの形で残して置いてよかったな、と思えたことは残念ながら一度もありません。

せいぜい、ノートの「コンテキスト」(関連するノートが表示される機能)に、ノートの内容と近しい〈今日の一言〉が表示されたくらいで、その一言だって具体的に利用できたわけではありません。

だったら、「今日の一言log」というノートを1つ作り、そこに一言をどんどん追加していくやり方でも問題ないでしょう。少なくとも、そうすれば総ノート数は確実に減りますし、おおもとのノートのノートリンクさえ確保しておけば、「今日の一言」のすべてにアクセスできます。

とは言えです。

いきなり「今日の一言log」ノートに、すべての〈今日の一言〉を集めようとしてはいけません。だって、2000以上あるわけですから、一気に終わりようがありません。

まずは、直近二週間分くらいを集め、今週以降はそのノートにログを集めるようにしながら、折を見て過去の分もこのノートに追加していく。そういう「ほどほど進捗作戦」がたいへん重要です。

でないと、まず間違いなく途中で面倒になって、やがては破綻します。これはもう、37年以上付き合ってきた自分の話なので、高い確度で断言できます。そうなる結果が〈未来視〉できるくらいです。

統一されていない状態だと、やや気持ち悪い感じもありますが、かといって途中で破綻すればますますややこしいことになるので、その辺の気持ちとは折り合いをつけて、「ほどほど進捗作戦」を続けていくとしましょう。

〜〜〜来るべき本〜〜〜

・時代を超えて長く読まれる本
・ひとりの人に何度も読んでもらえる本
・他の人に勧めてもらえる本

 ・時代を超えて長く読まれる本
  →電子書籍なら絶版が(ほとんど)ないので、いつまでも売れ続ける

 ・ひとりの人に何度も読んでもらえる本
  →電子書籍なら簡単にシェアできるので、何度も紹介してもらえる

 ・他の人に勧めてもらえる本
  →電子書籍なら紹介されたタイミングで即座に買えるので、買ってもらいやすい

あえて言いましょう! 電子書籍時代こそ、そういう「良書」作りが、最適な戦略です。

まあ、紙の本でも、同じなのでしょうけれども。

〜〜〜病院と体調〜〜〜

この年末の、ベリィベリィ忙しいタイミングで、体調を崩しました。咳が止まりません。

幸い熱などは出ていないので、作業はできるのですが、イマイチ集中力が高まらないことは確かです。しかも、日が経ってもなかなか収まってくれません。「体調がすっごく悪い」というほどではなかったのですが、左胸に言いようのない違和感を覚えていたので、一応、念のために内科のお医者さんに行きました。

実はこれ、結構レアなことです。

私は付き添いで病院に行くことはあっても、自分のことで病院に行くことはほとんどありません。どれくらい無いかというと、30歳で仕事を変えてから(※)、おそらく病院に行ったのは初めてだったくらいです。
※コンビニ店長のときは、健康診断がありました。

で、症状を説明し、一応レントゲンと心電図と採血をしてもらったら、肺のところの一部が弱まっていて、そこから心臓に空気が行きにくくなっているのかも、でも軽微だから心配はない、ということで、一安心です。白血球などの数値も正常で、悪性のウィルスにやりたい放題やられているわけでもないとのこと。5日分の薬を処方してもらい、それで超久々の病院タスクは終了しました。慣れないことは、やっぱりちょっと疲れます。

というわけで、どう考えても『僕らの生存戦略』脱稿に間に合いそうもない状況で、どう考えてもタイムロスなわけですが、ここで変に頑張ってしまい、長期間休む必要を生じさせるよりも、少しの遅れを許容した方が、中長期的には合理的でしょう。

そう考えながら、できるだけ作業ベースを落として、仕事を進めています(休むわけではないのです)。

〜〜〜Q〜〜〜

さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、頭のストレッチ代わりにでも考えてみてください。

Q. 今年の冒頭に立てた(あるいはその後に修正した)目標の達成具合はいかがでしたでしょうか?

では、メルマガ本編をスタートしましょう。

今回は、年末最終特別号ということで、「今年一年の振り返り」について書いてみます。

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2017/12/25 第376号の目次
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○仕事の振り返り 書き物編

○仕事の振り返り イベント編

○仕事の振り返り かーそる編

○知的生産の現場状況の振り返り

○プライベートの振り返り

※質問、ツッコミ、要望、etc.お待ちしております。

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