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2023年の指針

Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 20223/01/02 第638号

(注:2023年から単品販売の価格が200円になっております)

はじめに

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さっそくですが、このメルマガについてのアンケートを作成しました。今後どういうコンテンツを読んでいきたいのかについて回答して頂くフォームになっています。

https://forms.gle/oEZ69kCvmARoPEiD9

よろしければご協力ください。今後の運営で参考にさせていただきます。

〜〜〜『ライフハックの道具箱 2022年版』〜〜

前回も紹介しましたが、『ライフハックの道具箱 2022年版』が無事発売となりました。

◇ライフハックの道具箱 2022年版 | Kindleストア | Amazon

昨今では「ライフハック」という言葉のブームは完全に終焉を迎えているでしょうが、そんなことは全然関係ありません。

私自身がこの分野に興味を持ち続けているのでこの本は作り続けていきます。それが実行しやすいのがセルフパブリッシングの良いところです。

ついでに言えば、そうしたブームに左右されない継続的な活動でしかなしえないものがあると思います。ブームが去ったからハイ別の分野に、ということを繰り返していると──たしかに上澄みは掬えるので効率的でしょうが──いつまで経っても何かの後追いにしかならないでしょう。

むしろ私はこれまでのライフハックのその先を考えていきたいと思っています。しかもそれを「ライフハック2.0」や「シン・ライフハック」と新たな装いをまとわせるのではなく、「ライフハック」を読み替える、という人文学的なアプローチで試みたいと考えています。

物事がくるくると入れ替わっていく中で、新しいものを追い続けるのはなかなかしんどいものです。「時代遅れだって構わない」くらいの開き直りを持って、「自分の仕事」に取り組んでいきたい所存です。

〜〜〜シゴタノ!の終了〜〜〜

これまた前回も触れましたが、2009年の12月から開始したシゴタノ!の連載が今年で終了となりました。以下が最後の記事です。

◇知的生産の技術書100『タイトル未定』 | シゴタノ!

600以上の記事を書いてきたのでなかなか感慨深いものがありますが、それ以上に「こうして書いてきた記事を別の形でまとめたい」という気持ちの高まりが強いです。おそらくそれは来年の仕事になるでしょう。

ちなみに、連載をやめてもこうして記事は公開し続けておりますので、適当に過去記事などを漁ってみてください。でもって、面白い記事があったら私に教えてください。「まとめ」を作るヒントにさせていただきます(Web的人海戦術)。

〜〜〜ポッドキャスト〜〜〜

すでに去年ですが、ポッドキャスト配信されております。

◇第百十九回:Tak.さんと2022年の振り返り 作成者:うちあわせCast

今回は2022年の振り返りということで、「仕事」について振り返ろうとしたのですが、結果的に「エゴとどう付きあうのか」という話に流れていきました。

でもってそれは先ほど書いた「ライフハックのその先」に関係する話だとも思います。お時間あればぜひお聞きください。

〜〜〜Q〜〜〜

さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、頭のストレッチ代わりにでも考えてみてください。

Q.今年の指針は何でしょうか。

ではメルマガ本編をスタートしましょう。今回も年始手短号ということで、「倉下の2023年の指針」をお送りします。

2023年の指針

今回は2023年の指針について書いてみます。今年をいかに過ごすか、何を達成しようと目論むか。そういう話です。

ただし、その話に入る前にこの「指針」という言葉について少し考えておきましょう。

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