見出し画像

Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2018/01/22 第380号

はじめに

はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。

最近、体調が優れないのでゆるゆると仕事をしているのですが、一つ発見がありました。それは、「説明文を書くときの頭になっていると、小説が書けない」ということです。

元気なときは、この切り替えがスムーズにできるのですが、体調不良だとこれがうまくいかない様子。

で、どうしたらうまく切り替えられるのかというと、今のところちょっとわかりません。徐々にエンジンが暖まってくるのを待つくらいが対処策です。

〜〜〜音楽の需要〜〜〜

猛烈に仕事ができるわけでもなく、バリバリと新しい情報を摂取できる体調でもないので、馴染みのコンテンツを再摂取しています。ようするに再読と再視聴ですね。

本、音楽、映画。

昔摂取したものの中で、「よかったな」と思えたものをもう一度見る。時間があり、お金がなかった若い頃にはしょっちゅうやっていたことではありますが、ここ最近追い立てられるように仕事をしたり、新しいコンテンツを漁っていたので、ずいぶんと遠ざかっていた習慣ではあります。

で、改めてそうした再摂取は良いなと思ったのですが、特にすごいなと思ったのが音楽です。単に言葉とメロディーでしかないのに、心に作用する。しかも、かなり奥深い部分まで作用する。

すばらしい芸術だと思います。人類ってほんとうにすごいですね。

〜〜〜タイムライン調整〜〜〜

Twitter中毒の私ではありますが、最近タイムラインを眺めるのが辛いときがあります。

で、ふと思いました。

ボリュームコントロールのようなつまみがあり、それを回すことでタイムラインの流速をコントロールできたら面白いのではないか?

つまみが最大のときが通常のタイムラインで、それを小さい方に回していくと、発言数の多い人が徐々に見えなくなっていく。そういう仕組みです。

これがあれば体調や気分に応じてTwitterを楽しめるようになると思うのですが、通常モードのたぶん私なら真っ先に見えなくなってしまいそうですね。

〜〜〜読者至上主義〜〜〜

R-styleと同じくらい長く続けている「コンビニBlog」というブログがあります。

毎日コンビニに関する短い記事をアップするだけのブログで、一日のアクセス数は500~700程度です。もちろん、扱うネタがネタですからソーシャルでバズることはほぼありません。

しかし、たとえそうであっても、固定読者さんがいて、たまに記事にコメントをもらえたりします。すごく嬉しいです。

本当にシンプルな話なのですが、自分が何かを書き、誰かがそれを読んでくれるという関係性が持つ暖かさというか価値は計りしれないものがあります。いわゆる「プライスレス」というやつです。

PV至上主義というブログの運営方針だと、こうしたものがまったく見えなくなってしまったり、むしろ逆の方向に進んでしまう可能性すらあるので、私はそういうことを言う人を基本的には信用していません。

もちろん商業メディアを運営していて、広告収入がなければ回らない、というならば一応の納得はできますが、ブログの良さというのは、そうしたものとは無縁に情報発信できる、という点にあるでしょう。

「読者様は神様だ」と言うつもりはもちろんありませんが、それでも読む人との関係性を大切にするメディアでありたいものです。

〜〜〜〜〜〜

幸せの青い鳥は自宅にいました。ドラゴンクエスト1の竜王は、旅立ちの町ラダトームの対岸に座して待っています。

結局、必要なのは旅なのでしょう。

価値を見つける目を養い、経験を積む旅。

世界ではなく、自らを動かす旅。

行ったことのない場所に出かける旅。

実際的な意味でも、比喩的な意味でも、「旅すること」って結構大切です。

〜〜〜Q〜〜〜

さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、脳のストレッチ代わりにでも考えてみてください。

Q. 最近、何か「旅」をされましたか?

では、メルマガ本編をスタートしましょう。

今週も「考える」コンテンツをお楽しみくださいませ。

――――――――――――――――
2018/01/22 第380号の目次
――――――――――――――――

○BizArts 3rd 「低裁量のタスク管理」
 タスク管理を掘り下げていく企画。連載のまとめに入っています。

○ソーシャル・アーツ 「投資について その1」
 週替わり連載。現代知識で役立ちそうな話を紹介。

○Rashitaの本棚 『人を伸ばす力』(エドワード・L・デシ、リチャード・フラスト)
 Rashitaの本棚から一冊紹介するコーナー。新刊あり古本あり。

○物書きエッセイ 「記録は身を助ける」
 物を書くことや考えることについてのエッセイです。

※質問、ツッコミ、要望、etc.お待ちしております。

ここから先は

8,253字

¥ 180

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?