WRM:インフルエンザお休み号
2020年1月19日の午後1:29にこの原稿を書いています。かなりフラフラな状態です。
ことの発端は──などと書き始めるといかにも大袈裟な話が待っていそうですが、1月13日の夕方から発熱し、次の日病院に行ったら即インフルエンザA型が確定して、そこから高熱でひいこら言っていた、というだけの話です。
とは言え、実はインフルエンザに罹ったのはこれが初体験で、体温計が38.9度なんて数字を示すのも初めてです。いや〜、こんなにしんどくなるものなんですね。これまで「風邪のちょっときつめのやつ」くらいの認識だったんですが、それがまるっと改められました。今後「インフルエンザにかかってしまいまして」という人を見かけたら、今までの4倍くらい同情できる気がします。
と元気そうに書いていますが、週のうち6日はほぼ死んでいたうえに、今も倦怠感というか、異様な体のだるさが残っているので、今週のメルマガは(ほぼ)お休みさせていただきたいと思います。すいません。
来週号はきちんとお送りできると思うので、そちらを楽しみにしておいてください。
いちおう、ちょっとだけ「はじめに」を。
〜〜〜『リストの魔法』〜〜〜
1月24日、ついに堀正岳さんの新刊が発売となります。
『仕事と自分を変える 「リスト」の魔法』
https://amzn.to/2NFZIOv
本書については、初稿は下読みさせていただいたのですが、そこからもまただいぶ変わったということで、今から読むのを楽しみにしています。なにしろ、インフル中はろくな楽しみがなかったので、今すごく面白い本に飢えておるのです。
また感想等もブログやメルマガに書くでしょうが、オンライン読書感想交換会みたいなこともできたらいいですね。
〜〜〜『デッドライン』〜〜〜
先日、芥川賞・直木賞が発表されました。
◇芥川賞、直木賞 受賞の決め手は 選考経過詳報|【西日本新聞ニュース】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/576445/
芥川賞候補として、千葉雅也さんの『デッドライン』があがっており、個人的にはこの作品は受賞してもおかしくない──ほかに特に優れた作品があるならともかく、そうでなければ受賞するのではないか──と予想していたのですが、結果は、古川真人さんの『背高泡立草』がめでたく芥川賞を受賞されました。きっとすごくパワフルな作品なのでしょう。
とは言え、私はあらゆる文学賞に興味がないので、受賞作だからと読むことはありません。他にも読みたい本はいっぱいあるのです。
〜〜〜おわり〜〜〜
というわけで、今週はこれまでです。
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倉下忠憲のWRM 「読む・書く・考えるの探求」
本の読み方、文章の書き方、何かについての考え方。その実際例を、舞台裏を含めてお見せしています。本を読むのが好きな人、文章を書くのが好きな人…
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