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資格が取れない、という方に相談を受けました

こんにちは、らるです。

先日、会社の若手からこんな相談を
受けました。

「資格がなかなか取れないです。
 どうやって勉強したらいいですか?」

今日は、その答えの話をしていきたいと思います。


前提:頭のデキって必要?

結論から言うと、
人並み程度なら問題ないはずです。

私自身は国立理系の大学院卒
会社で必要とされる資格を
ちょっと難しいと言われるものまで
毎年取り続けて入社6年くらいで
ほぼ取りつくした

…という背景があるので
その若手も、私に聞いてきた…というわけです。


ただ、私自身、人並みの頭しか持っていません。

本当は、少し勉強には自信を持っていたのですが
実際にテストで確認してみると
そうでもなかったんです。

採用担当をやっていたとき
うちの会社の高卒の方が受けている
基礎学力テストを試しに受験してみて
実際の受験者(=高卒)の成績と比べてみた
ことがあります。

すると、私の成績は偏差値で50を少し超える程度
私の会社の高卒受験者の中に入れても
ほとんど真ん中ぐらいの成績
でした。
(正直、少しショックでした…)


これは、別に基礎学力的に特別優れていなくても
資格は取っていける…という証明にも
なっている
というわけです。


最終目標:過去問を完璧に解けるようになる

ペーパーテストの資格試験なら
結局は「過去問を解けるようになれば受かります」

もちろん、毎年全く同じ問題がでるわけではありませんが
問われる内容のほとんどは繰り返し出ているものです。

多くの資格試験で、イメージ的には、
全体のうち8割が過去問類題で
全体の6割取れれば合格

といった感じです。

ですから、過去問を完璧に解ければ
多少本番で取りこぼしても受かるはず

というわけですね。


日々の勉強:とにかく何度も「解答できる状態になる」を繰り返す

じゃあ、どうすれば過去問を解けるようになるのか?

という話になっていくわけですが

これは、まず、わかるまで解説を読む

解説を読んでもわからなければ、
さらに簡単なところから説明してくれてる参考書まで
さかのぼってわかるようにする
(それでもわからなければ、周りの分かっている人に聞くといいでしょう)

で、わかったら実際に1から解いてみる
解説を見ずに最後まで解ければOK
(見ないとダメなら、もう一度読んで
 最初から解き直してみる)

単純に言えば、これだけです。

ポイントは「解説を読んで終わり」ではなく
「1から解いてみる」というところ
です。

結局、点数になるのは
「問題文を読む」⇒「解答できる」
という状態になったとき
であって

「なんとなく、解説を読めばわかる」
の状態では点数になりません。


…で、苦労して解けるようになっても
大抵、翌日になったら忘れています。

必ず、時間をおかずに
もう一度解いてみる
ことが大事です。

大抵解けませんので、
その場合は、もう一回同じことを繰り返します。

解説を読んで理解して、もう一度解く

「問題文を読む」⇒「解答できる」
という状態に、もう一回もっていく

すると、おそらく、初回に覚えたときよりは
記憶が長持ちするはず
です。
(前回は翌日になったら忘れていたのに
 今回は3日くらいは覚えていられる…のように)

これを繰り返して、
多少日にちを置いても即答できる状態に
なるようにしていきます。

過去問全体に対して、この状態になれば
合格するでしょう。

コツ:長い時間一気に…よりも、短くても繰り返して

勉強というと、長い時間集中してやる…
というのが基本だと思っている人も
多いと思いますが
それって、結構ツライ
ですよね。

私は無理です。
だいたい1時間ももたずに飽きます。

ですから、細切れでもいいので
とにかく繰り返しやるのが大事です。

何回も勉強する機会を作ることです。

工夫の仕方は何でもいいですが
私は試験を受けることが決まったら
常に机の上に問題集なり参考書を開いて
置いておきました。

すぐに勉強に取り掛かれるようになっていたり

仮に勉強しないとしても、目に入った時に
問題のことを思い出す機会になります
(実は、思い出すだけでも、記憶のキープには
かなり役立ちます)


私は大抵どの資格もこんな感じで
やっていました。


今回は私の個人的な体験を書いていきましたが
勉強法の本というのは色々出ているので
改めて読んでみて、ちゃんと根拠をもって
人に伝えられるようにしておきたい…と
思います。


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