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企業向け哲学対話について
はじめに:企業内での哲学対話みなさんこんにちは!
今日は、私が企業向けに行っている哲学対話について、その概要・進め方・会社でやる意義について説明します。
哲学対話の源泉はいくつかありますが、日本では2000年頃に大阪大学臨床哲学研究室のメンバーがハワイでのP4C(=Philosophy for Children、子どものための哲学、学校教育での哲学対話)を踏まえて紹介したのが始まりとされてい
追悼—手を合わせる、お幸せに
寂しかった
関係が終わることが寂しかったわけじゃない
関係が終わるのに寂しくなくて
なんとなくすっきりしてしまっていることが
なんとなく寂しい
「別れよう」と言われたときに、なんかストンと腑に落ちてしまったことが
納得してしまったことが
寂しかった
そうか
もうずっと前から、ずっと離れてしまってたんだ
あなたと連絡を取らなくなって
だだっ広く広がる時間
いつも「おやすみ」を
踊り手の存在論ー世界の中に存在しつつ世界を始め直すことー
衝撃から始まった。文字通りの意味での衝撃である。
存在が踏み鳴らされている。その事実の衝撃が耳をつんざく。
そこでは、存在の音が音楽の中にありつつ、同時に存在の音が音楽を作り直していた。
踊り手の存在をめぐるこの二重性は、この舞台の装置に関係している。
舞台のライトが当たる部分に踊り手がいる。舞台の袖にギタリストと歌い手がいる。
視覚的に捉えれば、光の当たる場所(前景)に踊り手がいて、バック
『歴史の概念について』(ベンヤミン)原書解読
なんで翻訳するのか
私はまだドイツ語の入門書を一通り読み終えた程度のドイツ語入門者だが、ベンヤミンの『歴史の概念について』の原典購読会に参加している。
正直、一文の意味を取るのに、普通に10分〜15分程度はかかる。4行以上に渡るような長文だと、30分くらいはザラに掛かる。
それでもベンヤミンの論文は比較的短いので、なんとか心折れることなく読むことができている。
それにしても僕たちは、Deep