大前研一｢80歳になっても毎日楽しい人生を送る秘訣を教えよう｣

80歳にして、現役バリバリの大前研一先生の老後を充実させる秘訣をまとめた記事がありましたので、まとめてみました。大前先生の人生観には共感する点が多々ありますが、若い頃如何に充実した生き方を実践するかで老後が変わってくるという事を改めて学ばせて頂きました。

老後を充実させるためには、体力、友達、スキルの3つが不可欠です。これらはお金では買えず、短期間で身につくものでもありません。現役時代からコツコツと準備しておくことが、豊かな人生の後半を送る秘訣です。

多くの人は定年後、趣味や新たな交友関係を求めてゴルフや釣りなどを楽しみますが、常に同じことを繰り返すと飽きが来てしまうものです。また、高齢になると新しいスキルを習得するのも難しくなります。したがって、様々な趣味を持つこと、特に室内外、単独活動と集団活動のバランスを取ることが重要です。

たとえば、バイクツーリングやダイビング、スノーモービルなどのアクティブな趣味も楽しいですが、音楽の演奏や料理など、室内で楽しめる趣味も大切です。これらは、友人を招いたり一緒に楽しんだりすることで、より充実します。

計画を立てて趣味を実行することが、趣味を継続する秘訣です。例えば、旅行の計画をすぐに立てたり、食事の予約を早めに行うなど、先を見越して行動することが大切です。

最後に、レジャー業界は高齢者向けにもっとサービスを充実させるべきです。北米のようにスキー場の運営を一元化したり、ホテルをスキー場から離して夜の街を楽しめるようにするなど、利便性と楽しみ方の多様化が求められます。これらは、老後を楽しみたいと考える人々にとって魅力的な環境を提供すると同時に、ビジネスチャンスも広がるでしょう。

老後を楽しむためには、今から準備を始めることが肝心です。将来の楽しみ方を見据え、豊かな後半生を送るための一歩を踏み出しましょう。

参照
President online
大前研一｢80歳になっても毎日楽しい人生を送る秘訣を教えよう｣
若いうちに準備しないと寂しい老後になる
プレジデント 2023年4月14日号

https://president.jp/articles/-/67781?page=4

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