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「3.11を改めて考える」番外編


チェルノブイリ原発事故から38年原発事故 隠される核心 チェルノブイリ、そして福島~劇映画『カリーナの林檎』特別上映と七沢潔さんオンライン講演

昨年から4月26日にチェルノブイリ原発事故があったことを知ってほしいという願いを込めて、始まっている4月26日のチェルノブイリ特集上映(311特集上映の番外編として)。

昨年は、「チェルノブイリ、その後の世界」の上映と来日中のコリン・コバヤシさんのトークで、平日にもかかわらず多くの方が来てくださいました。

今年は全く違う角度からの映画とトークをお届けします。

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今年のテーマは「原発事故 隠される核心 チェルノブイリ、そして福島」です。

チェルノブイリ原発事故から38年

<劇映画「カリーナの林檎」特別上映と七沢潔さんオンライン講演>

https://www.theater-seven.com/ev/ev_s240426.html...

日時 2024年4月26日(金)18時〜

主催・会場 シアターセブン

〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27

サンポードシティ5階 TEL:06-4862-7733

タイムスケジュール

18:00 時開演/今関あきよし監督トーク

18:30 『カリーナの林檎』上映

20:20 休憩

20:30 七沢潔氏オンライントーク

21:00 終演

料金 前売 1500円 当日1700円

☆4月6日(土)前売り開始とのことです。(オンラインでは9時から、窓口では劇場開館時より)

協力 東日本大震災避難者の会 Thanks&Dream(代表森松明希子)、311特集上映実行委員会

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◆映画「カリーナの林檎」は。。。

今関あきよし監督が長期にわたって、ベラルーシに滞在し取材し、何が起きているのか事実を把握した上で、劇映画としてその本質を伝えてくれています。

チェルノブイリを描いたドキュメンタリーはたくさんありますが、劇映画は少なく稀有な一本と思います。

劇映画だから伝わる真実を感じられると同時に、劇映画の良さが伝わってくる映画です。

この映画の劇場公開後も、「恋恋豆花」(2020年)「釜石ラーメン物語」(2022年)「青すぎる、青」(2023年)など次々と映画を作って、各地を飛び回っておられる今関監督が、当日は直接会場に来て、お話してくださいます。

◆七沢潔さんは。。。

NHKのディレクターとして、長年チェルノブイリ、東海村、福島で起きた原発事故など、原発報道に熱心に取り組んでこられ、『チェルノブイリ隠された事故報告』(1994年)や『ネットワークでつくる放射能汚染地図 福島原発事故から2ヶ月』(ETV特集 2011年)などの作品や、『原発事故を問う チェルノブイリから、もんじゅへ』(岩波新書、1996年)や『テレビと原発報道の60年』(彩流社、2016年)などのご著書のある方です。

チェルノブイリ原発事故の事故原因についても、現地で様々な人に取材してこられた七沢さんより、今まであまり語られてこなかった視点でのお話が聞けるのではと思います。

◆企画した人の思いは。。。

原発事故による健康被害が見えなくなっている日本で、チェルノブイリ原発事故により増えている病気について、劇映画「カリーナの林檎」と今関監督のお話に期待しています。

被害者の救済のためには、被害の全貌が見えただけでは不十分で、加害の全貌を明らかにすることが必要なのだと思われます。七沢さんのお話で、「チェルノブイリから福島で、事故原因がどこまでわかっていて、どこがわかっていないのか」知ることで、加害の全貌を明らかにするためのささやかな一歩になることを期待しています。

※七沢潔さんのつくられた『ネットワークでつくる放射能汚染地図 福島原発事故から2ヶ月』(ETV特集 2011年)は、vimeoで視聴できるそうです。

https://vimeo.com/24184476...


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