遊戯王デッキ紹介『x=4000 y=-431 z=0^12』
出勤・退勤の時の車内は実質カラオケボックス、らんどるです。
職場への出勤に車で15分前後掛かるため、2〜3曲歌うと良い感じに声出しになります。
逆に退勤時はヘラった精神を回復させるのにお勧めです。
ただし音は普通に漏れるので車のスピーカーの音量と自分の声量は気を付けましょう。
普通に迷惑行為に繋がる可能性があります。
オススメの曲挙げておくので是非どうぞ。
デッキレシピ
『異界共鳴-シンクロ・フュージョン』を使うデッキです。
事の発端
事の発端は『アニメーションクロニクル2023』で登場した『異界共鳴ーシンクロ・フュージョン』を使いたいから始まりました。
このカードは自分の場に存在するチューナーと非チューナーをそれぞれ墓地に送る事で融合モンスターとシンクロモンスターを2体特殊召喚できる超ド派手なカードです。
こんな派手派手なカード使うしかねぇ!と思ったのが始まりでした。
『シンクロ・フュージョン』が抱える問題点
しかしこのカードを使うに当たり、いくつかの問題点が浮かび上がります。
まず『シンクロ・フュージョン』で出したモンスターは正規召喚で出した扱いにはならない為、蘇生制限に引っ掛かります。
勿論『召喚条件を無視して〜』のテキストも存在しないため、召喚条件が設定されているモンスターは出せません。
さらに言うなら正規召喚されていない為、『融合召喚成功にした場合〜』や『シンクロ召喚に成功した場合〜』と言った効果も誘発しません。
しかも融合・シンクロを両方内包しているテーマは何かしらの専用カードによって正規召喚ができる為、『シンクロ・フュージョン』で何かを出す意義が薄いです。
どうせこのカードを使うなら『面白さ』を追求するのが華じゃないかと思った私は『シンクロ・フュージョン』で出せる『融合モンスター』を調べました。
そしたら居ましたよ、面白そうなモンスター。
『富炎星-ハクテンオウ』は『獣戦士族×2』という超絶緩い条件で出せて、効果も『特殊召喚に成功した場合』とちゃんと誘発します。地味バーンだけど。
と言うわけで『シンクロフュージョン』で『ハクテンオウ』を出したら面白いんじゃないかと言う発想からスタートすることにしました。
『ハクテンオウ』を出す為に
『ベアルクティ』編
次に『ハクテンオウ』を出す為の『獣戦士族』を誰にするかを考えて行きます。
『シンクロ・フュージョン』の事を考えるとチューナーが存在する『獣戦士族』が一番都合が良いですよね。
ここまで来ると逆に笑えるくらいに少ないですね。
なのでサーチの幅の事を考えて『ベアルクティ』達の力を借りることにしました。
『ベアルクティ』達の『獣戦士族』達は全員チューナー且つ、他に『ベアルクティ』が存在する事で固有効果を発揮できる為、『シンクロ・フュージョン』を引き込むまでの継戦を担当してくれます。
また、『ベアルクティ』には『ベアルクティ・ラディエーション』という最強のドローソースが存在します。
コレのおかげで1ターンに2〜3枚ドローが安定して行えます。
この『ラディエーション』自体も『天極輝士-熊斗竜巧α』のおかげでサーチが効きやすいです。
『熊斗竜巧α』自体も『ベアルクティ-ミクポーラ』や『ベアルクティ・ディパーチャー』でアクセス可能です。
基本的には『ベアルクティ』達の力でリソースを確保していく形になります。
『戦華』編
今度は『シンクロ・フュージョン』で出す為の非チューナー側の『獣戦士族』を選択して行きます。
『シンクロ・フュージョン』でシンクロモンスターを出す関係上、レベルは4以下に固定されて行きます。
それに加えてこのデッキの難点の一つである『レベル7のベアルクティ』の処理方法にぶつかります。
純『ベアルクティ』なら『ベアルクティーポラリィ』や『ベアルクティーポーラ=スター』とレベル1Sに変換ができますが、レベル7『ベアルクティ』を処理する為だけにするのは勿体無いです。
そこで目を付けたのか『戦華』というテーマでした。
一部の『戦華』モンスターは効果発動の為に手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送る事が可能のため、能動的に場を空けられます。
特に『戦華の仲-孫謀』は同名以外の『戦華』モンスターをサーチする事ができます。
『戦華』には単体で活躍するカード群が多く、またレベル7以上の『戦華』も存在する為、『ベアルクティ』達のコストになります。
手札で溜まった『戦華』達を『戦華史略-矯詔之叛』で吐き出せば除去や展開にも繋がるので無駄なく行けます。
とりあえず基本的な軸は『ベアルクティ』と『戦華』の2本柱で挑むことにしました。
シンクロモンスターの選定
ではここからが第二命題、『シンクロ・フュージョン』出すシンクロモンスターを誰にするかに移行します。
『シンクロ・フュージョン』で『ハクテンオウ』を出す場合、このデッキでは『ベアルクティ』チューナー+『戦華』非チューナーで出す事を想定しています。
『戦華』の最低レベルは4、つまり12シンクロが出せます。
勿論ここにも正規召喚やら蘇生制限やら色々な問題が付随しますが割愛。
ここで出すモンスターはもう決まっています。
『赤き竜』の効果で大型ドラゴン族Sモンスターを展開する事にしました。
しかしそのまま『シンクロ・フュージョン』で出しても場に残っているのは対象が不在の『赤き竜』としょぼい効果を使った後の『ハクテンオウ』しか居ません。
しかしここに『赤き竜』でサーチができる『シンクロ・ランブル』が絡まると話が一気に変わります。
『シンクロ・ランブル』で『ベアルクティ』チューナーを蘇生させると『レベル8以上のチューナー』と『レベル8の非チューナー』が場に用意されます。
それぞれを墓地に送ることにより『究極幻神アルティミトル・ビシバールキン』が降臨します。
このモンスターはルール上レベル12のシンクロモンスターの扱いの為、このモンスターを参照にして『赤き竜』の効果が起動できます。
このデッキで出すのは2種類あり、守りを固める時は『聖珖神竜 スターダスト・シフル』を、攻めに転じるなら『琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ』といった形で使い分けます。
最終的にこれら超大型ドラゴン達で相手を踏み潰す事を最終目標に設定しました。
『ディアベルスター』の役割
基本的な流れを決めた後にやることと言えば、肉付けですよね。
正直らんどるさんが一番苦手とする部分です。
まず『ベアルクティ』達のコストが足りないです。
『レベル7以上をリリース』する関係上、『疾走の暗黒騎士ガイア』や『ガーディアン・スライム』と言った減りにくいコストが欲しいところです。
しかしそれらは当然ながら死に札になりやすいのでそこをどうケアするか大切になります。
一応『戦華』周りで供給は出来ますが単体性能が高いので実際はコストにしたくは無いです。
それ以外にも場に残った『ベアルクティ』を処理する手段も足りてません。
星7『ベアルクティ』は獣族で且つステータスも低い為戦闘面ではあまり活躍の場を得られません。
しかしそれらを一手で解決したのが最近出てきた『黒魔女ディアベルスター』含む『罪宝』出張セットです。
自分のターンでは使い終わった『ベアルクティ』を打点に変換し、相手ターンではコストで墓地へ送られたのに反応して場に出力されます。
そして自身の効果で『罪宝』魔法・罠をセットできるので無駄がありません。
『"罪宝狩りの悪魔"』のおかげで安定したサーチ・サルベージも可能です。
なんか規制される匂いがありますが規制されるのを怖がって遊戯王をやるのはナンセンスな為、来る日まで使い潰して行きましょう。
他のサーチ先には『原罪宝-スネークアイ』も存在しており、こちらは炎属性・レベル1のリクルートができます。
『原罪宝』で『スネーク・アイ』→『ジェット・シンクロン』と繋げることにより、レベル2シンクロモンスターが出せます。
ここで私の玉虫色の脳細胞がフル活性し、とある事を思いつきました。
これを色々捏ねくり回せば『ベアルクティを-ポラリィ』に繋がるんじゃね…?と。
『ポラリィ』は『ベアルクティ』の潤滑油である『ベアルクティ・ビッグディッパー』へのアクセスや自身の効果で墓地の『ベアルクティ』に触れる為、触れるなら触っておきたいカードの筆頭になります。
フィールドに『黒魔女』を残した上で『フォーミュラ・シンクロン』→『瑚之龍』と繋げる事によって2ドローした上でさらに『ポラリィ』に繋げられるのではと考えに至りました。
しかしここで必要になるのは『場に表側表示のカード』+『レベル4の特殊召喚可能なモンスター』と控えめですがそれなりに厳しい条件です。
そんなもの、アタイに用意できるわけがない…っ!!
と言うわけで『炎舞-「天璣」』でサーチ可能な『VS パンテラ』によって対応する事にしました。
『天璣』自体が『戦華』達のサーチ札であると同時に『黒魔女』や『原罪宝』のコストとして非常に優れた存在となっています。
そしてサーチした『パンテラ』はメインモンスターゾーンが空いていたら即座に特殊召喚が可能な為、『瑚之龍』まで繋がる事ができます。
必要札が多くなりますがこの動きは『孫謀』+『矯詔之叛』でも類似の動きができます。
『シンクロ・フュージョン』について
では肉付けが終わったので、ここからさらにコトコト煮詰めて行きます。
まずは『シンクロ・フュージョン』そのものは『シンクロ』名称の為、『デュエリスト・ジェネシス』でサーチが効きます。
しかし簡単に無効や妨害、除去が飛んでくる現代遊戯王で『流石に通してくれるだろ…』は楽観的過ぎます。
なので最悪のパターンも想定しておく必要があります。
具体的に言えば『シンクロ・フュージョン』を引けなかった場合に『類似性の高い盤面』を形成できるかどうかになります。
『孫謀』でサーチ可能な『戦華の知-諸葛孔』は『戦華』カードの効果で手札に加わったら特殊召喚できる効果があります。
この効果に反応して『孫謀』のバウンス効果が誘発します。
ここに妨害を切ってくれるのなら御の字です。
そして『赤き竜』→『超重天神マスラ-O』へと繋げる事で、『シンクロ・フュージョン』を使った際の類似盤面が形成されます。
『マスラ-O』を選択した理由は、相手ターンで『ベアルクティ』や『黒魔女』で能動的に手札を減らせる為『マスラ-O』のドローの旨味を増やせます。
ピックアップカード
最近この形式が一番書きやすいなと思ったのでこれからも続けて行きたいなと思います。
①上級『戦華』
このデッキでは『孫謀』『諸葛孔』『劉玄』以外に3種類搭載しています。
『戦華の暴-董穎』は比較的あまり安い召喚権を行使して出力する事によって相手に圧をかけて行きます。
『メガビリス』と組み合わせて墓地リソースを刈りながらこちらはリソース増やして行きます。
『戦華の義-関雲』はほぼ『パンクラトプス』みたいな動きができる為、後手で相手のモンスターに触りながら動き出す事ができます。
『戦華の孟-曹徳』は比較的緩い条件で出てくる打点役で、効果を使い終わった『ミクポーラ』を打点に変換できます。
さらっと相手モンスターをパクる効果があるの強くないですかね?
②『ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン』
このデッキでは『ジェットロン』の蘇生効果が余りがち+『ベアルクティ』や『黒魔女』で場にレベル7を用意しやすい為、『ブラックフェザー・ドラゴン』がかなり出力しやすいです。
そして『ポラリィ』を出す動きで『フォーミュラ』や『瑚之龍』が墓地へ送られる為、『ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン』までシフトできます。
全ブッパ効果も手札からの出力される『ベアルクティ』達のおかげでケアしやすいです。
『ハクテンオウ』の3.5倍強いバーンダメージを与えられる『アサルト』で更に圧を掛けられるのは素直に偉いですね。
その他採用カード
メインデッキ
珍しくほぼ全てを書き出し尽くしました。
せいぜい『ベアルクティ・ビックディッパー』が『ベアルクティ』の手札消費を抑える役目があるくらいです。
EXデッキ
『戦華盟将-双龍』
『鉄獣戦線』で踏み倒しで出てくる奴、このデッキだとちゃんと正規召喚します。
『セプテン=トリオン』適用下でも自身をコストに充てる事でバウンス効果を機能させられます。
素材が『風属性の戦華含む獣戦士2体』のため、地味に『ベアルクティ』達を素材にできるのもポイント高し。
『ベアルクティ-ポーラ=スター』
『ベアルクティ-グラン=シャリオ』
『ベアルクティ-セプテン=トリオン』
『ベアルクティ』Sモンスター達。
序盤は『セプテン=トリオン』による妨害、後半は『グラン=シャリオ』による盤面除去で攻めます。
『ポーラ=スター』は基本的に場を開ける時に使うくらいの気持ち。
デッキ名由来
デッキ名が何やら数式っぽいですが基本的には『0の12乗』です。
X軸は中国4000年の歴史と言う言葉から。
Y軸は北極星が431光年の位置にあり、マイナスは『ベアルクティ』のテーマを意識して。
Z軸は12シンクロをいっぱい使うからくらいの気持ちでつけてます。
数学苦手な人って『俺って文系だからw』みたいに言いませんか、あれ自分です。
でも結局それって言い訳にしかならないような気がしますよね。
自分はせめてジョジョの億泰よろしく、真理を突けるタイプの馬鹿でありたいですね。
後書き
皆様お盆はお休みできたでしょうか?
自分は仕事に明け暮れていたり一周忌を迎えたと思ったら葬式に突入する予定が発生したりとまあまあ忙しさとストレスに悩殺される期間でした。
人間どうしてもタイミングが悪い時は発生しますよね。
特に私事ですが、オフ会参加の予定が車の買い替えという回避不可イベントの発生により今年のイベントが悉く潰されている気がします。
せめて増G投げてアドを増やさせてくれ。
しかし愚痴ってもそれは過去の出来事、1秒前の自分と1秒後の自分なんて違う生物に等しいと考えています。
瞬瞬必生、楽ありゃ苦もあり。
『穏やかに行きましょう』それが私の座右の銘(?)です。
と言うわけで
every body 👨 👩 👧 👧👨👧👦 シャッフル 🔀 しよう世代👶 🔀 👵 連鎖 ⛓ するスマイル🙂➡ 😃➡😂let's party 👯 ♀ 🕺 👯 ♂
ではでは
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