【詩】 on the bed

憂鬱を散らして
星のような瞬きをひろげられたなら
僕は満天の夜空を飛んでいける

ため息をこぼして
風のような揺らめきをつくれたら
僕は壮大な大地を駆けまわっていく

想像を凝らして
谷の底の深淵をのぞけるのなら
僕は深海の秘密にだって触りにいく

熱望しても
渇望しても
切望しても
動きだせない身体を抱えて
精神だけはどこまでも自由でいたい

失望を感動に変える方法
それを自分自身に問うている

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