映画「別れる決心」 崩壊がテーマ
映画オタクの同僚が、最近観てよかった映画と教えてくれたので、調べたらパク・チャヌク監督作!その昔、映画館で「オールドボーイ」を観たときの衝撃がすごく、韓国映画のさらなる進化の目撃者になった気分でホクホクで帰宅したあの時の感情を思い出した。新作とあればきっと衝撃作だと思い、翌日に映画館へ。
それにしても3〜4ヶ月ぶりの映画館だったので、
もっと頻度を上げて行かねば。
結論、今までの作品と同じカラーを想像して行ったら全然違って唖然。
パク・チャヌクって新境地を目指してるの?と私の中でざわざわ。
個人的には音がとても印象的でした。
全体を通して静かな中で、2人の息遣いや食事を咀嚼する音が妙にエロティックで、なんとも言えない大人の映画。
性的なシーンがほぼないのにそれを感じる描き方というか、なんだかすごいぞ。韓国語と中国語が混ざるシーンでは、両言語がわかったらもっと面白いはず。私は両言語ともわからないので、ソレが両言語を交えて話す時のニュアンスが音楽の様だった。低めの声のトーンも素敵。
主人公がソレを張り込みする時や山に登る時の
想像視点の描き方がさすがパクチャヌク。面白かった。
静かだけど激しい愛の模様がどうなるのかは、衝撃のラストをご覧あれ。
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