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インド映画は、ぜひインドの映画館で!

観客全員でブチ上がる一体感、最高です!!

インドへバックパックをかついで一人旅をした時、絶対やってみたいことの一つは、インドの映画館でボリウッド映画を観ることでした。

2011年当時、観た映画はその名も「ラ・ワン」
当時、インドで大ヒットしていたので、何も考えずこの作品にしました。

映画館の看板

インドの国民的大スターでありキング・オブ・ボリウッドの異名を持つシャー・ルク・カーンが主演したSF大作『ラ・ワン』は、インドで空前の大ヒットを記録。レディー・ガガのプロデューサーとしても知られるアーティスト、エイコン(AKON)が劇中曲を手掛け、『トロン』『スターゲイト』『Xメン』シリーズなどに携わった、ジェフ・クライザーが特殊効果の監修を担当、サウンドデザインには『スラムドック$ミリオネア』でオスカーを受賞したラスル・プークッティーが起用されている。また『ロボット』のラジニカーントが、同作で演じた主人公ロボ“チッティ”としてカメオ出演しているなど、インド映画ファンには嬉しい演出も。思わずテンションが上がってしまう圧巻のダンスシーンや、ハリウッド超大作に勝るとも劣らないド迫力のVFXなど、見所満載で贈る、破格の“NEXT LEVEL”エンタテインメント!

公式HPより

デリーのとある映画館の座席は、金額によって座席グレードが分かれていて、当時、安いチケットは確か100円もしませんでした。迷いに迷い、私は一番高いチケット(それでも1000円くらい)でバルコニー席から観ることに。バルコニー席に座っているのは身なりの良い方々(私はよれよれで汗だくのTシャツ姿で少し浮いてました)。バルコニー席から1階を眺めると座席ごとに観客層が異なり、なかなか日本では見ない光景です。

一番値段が高いバルコニー席

上映が始まると、まぁビックリするほど会場のリアクションの一体感がすごいのです。最近よくある応援上映の様で、悪者が登場するとみんな一斉にブーイング、ヒーローが登場すると拍手喝采、ダンスシーンでは歌って手拍子。私も自然と一緒になって声を出して手を叩いて笑いました。本当に楽しくてあっという間の2時間半。

主演のシャー・ルク・カーンはいろんな作品に出演しているレジェンド俳優なのですが、スクリーンにどアップされる度に会場のテンションが爆上がりで楽しい。アクションシーンはみんなで応援して、コミカルなシーンではみんなで爆笑。もう12年も前のことですが、一生忘れられない素敵な体験でした。音楽も素敵で、サントラを買ったほど。

インドはもう一度行ってみたい奥深い国。インド映画が好きな方はぜひ一度、インドの映画館で現地の雰囲気を味わっていただきたいです。

#映画館の思い出

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