【本と旅】ひとり、京都の宵山へ
本と旅は切っても切れない関係。旅の途中で読みたくなる本もあれば、本の影響でその土地へ訪れようと思ったことも。今回は後者のできごとを書きます。
何年も前に読んだ森見登美彦の宵山万華鏡。宵山というお祭りの中で繰り広げられる幻想的で色彩豊かでちょっと不気味でおかしい出来事のインパクトが強く、ずっと心に残っています。
この本がきっかけで「宵山」というワードと、祇園祭の存在を知りました。
そしてついに昨年の夏、念願の祇園祭デビュー。1ヶ月間にわたる祇園祭の壮大さに驚くことになりま