らくよう舎として初めて誰かに作品を見てもらう出展をしたのは 私の人生で大きな出会いとなったリュックサックマーケット、 2006年の6月の第3土曜日。 ふと、この間自分の…
映画館で映画を観る時、最近は何を観るか決めずに行き、 入り口のポスターと題名だけで決めるロシアン映画方式をとって、 楽しんでいたのだけれど、 この映画は絶対に初日…
5月の半ばに出展予定だったクラフトフェアの中止が決まり、 ご連絡を頂いた。 去年も直前で中止になり、今年こそはと準備を進めていただけに ある程度覚悟はしていたとはい…
去年いっぱいで二足のわらじの一足を脱いだ 北欧ビンテージを扱うお店に6年ほど雇っていただいて ただ古いもの好きなだけでなんの知識もなく飛び込んだ世界だった 1960年…
2月から4月の記憶があんまりなくて 季節は気づけば過ぎて 着るものも気持ちも結局追い付かないまま 年の瀬を迎える あたりまえがどんどん目の前でなくなっていくのが こん…
今週末に小さな企画展示を開催できることになり、 久しぶりにワークショップを考える。 今年は出展やイベントがことごとく中止になってしまい 気持ちも落ち込んでいる中で…
あっという間に日が短くなって夕焼けがきれいで 朝晩少し冷え込んで、タオルケットではもう寒くなってきた。 いつもならこの季節はあちこちに 出展したりイベントがあった…
時折、無性に大きな木を刺繍したくなる 根を張り 幹を伸ばし 枝を這わせ 芽を出し 葉がしげる そのとおりに糸をさしていく。 下書きはしない。思うままに成長する木…
あんまり悩まない性格、直感で思った方に進んで生きてきた。 後悔はあまりないのは、 まっすぐでも回り道でも自分で好きに選んできたからか。 そんな私が今、二択を2つ…
作品を作るとき、 古い金属だったり木だったり、 何かの部品だったり 古い物と刺繍を合わせて作る事が多く、 ガーゼや色糸の柔らかさと異素材の出会いが おもしろく、楽し…
雨は降るだけ降って 色んなものを流しきった頃を見計らって ちゃんとシャーシャーと蝉が鳴く 朝から騒がしく起こされる。 短い文章のやり取りはしていたものの 何ヵ月も…
県立美術館で開催されている ミナペルホネン つづく展へ。 有名な柄のワンピースと、 椅子のテキスタイルで見て かわいいな位の知識。 鉛筆、絵の具、切り絵、はんこと様…
降り続く雨。 しとしとなら 雨音も空気も心地よいのに ごうごうと 何でも流してしまうのは つらい。 薄曇りの空を見ながら 選ぶ色は明るい青。 花びらがこぼれ落ちそうな…
気づけば1年の半分が終わっていた。 1年の半分の半分はなんかよく分からないまま過ぎたので 時間軸がずれて不思議な感じ。 手仕事をやりかけては置き、 違う刺繍をやり…
4月のはじまりから少し旅をしていた 刺繍ブローチ。 毎年参加させていただいている 京都福知山にある まぃまぃ堂 さんで開催の 「ブロイチ」 たくさんの素敵な手仕事ブ…
久しぶりに小さな刺繍をする。 ここ数年はアップリケ刺繍が楽しく、 わりと大ぶりに刺していくことが多いのだけれど 昔から小さいモチーフで 細かい刺繍をちまちまとすみ…
ゆるりと刺繍らくよう舎
2021年6月5日 19:39
らくよう舎として初めて誰かに作品を見てもらう出展をしたのは私の人生で大きな出会いとなったリュックサックマーケット、2006年の6月の第3土曜日。ふと、この間自分のプロフィールを見て『あ、15周年なんだ』と気づいてびっくりしてしまった。本当に気づけば15年も年月が流れていたという感じ。布と糸と針から始まった柔らかな手仕事は刺繍という軸を持ったまま工具やペンチや釘や真鍮木や古
2021年5月30日 23:03
映画館で映画を観る時、最近は何を観るか決めずに行き、入り口のポスターと題名だけで決めるロシアン映画方式をとって、楽しんでいたのだけれど、この映画は絶対に初日に行くと決めていた。「Amazing grace」初めてアレサフランクリンの歌声を聴いたのは5歳の時にみたブルースブラザーズ レイ・チャールズやJB、ジョン・リー・フッカーとかいろんなミュージシャンをかっこいいなぁと観て
2021年4月26日 00:19
5月の半ばに出展予定だったクラフトフェアの中止が決まり、ご連絡を頂いた。去年も直前で中止になり、今年こそはと準備を進めていただけにある程度覚悟はしていたとはいえ、やっぱり残念で悲しい。大きなイベントには準備がいる。今日明日で簡単にどうこうできるものでもない。主催の皆さん、準備に尽力くださっている皆さんのご苦労を思うと本当につらい私は木々があって、雰囲気も空気も時間もゆったり流れ
2021年1月13日 11:22
去年いっぱいで二足のわらじの一足を脱いだ北欧ビンテージを扱うお店に6年ほど雇っていただいてただ古いもの好きなだけでなんの知識もなく飛び込んだ世界だった1960年代から70年代はイケイケの時代でその頃に作られ、5、60年も経つ家具や照明や食器は今でも驚くほど美しくて今でもそのデザインの基礎となって生き続けているものばかり。職人のプライドが見える丁寧な作りだっだり、何も概念にとらわれな
2020年12月31日 21:08
2月から4月の記憶があんまりなくて季節は気づけば過ぎて着るものも気持ちも結局追い付かないまま年の瀬を迎えるあたりまえがどんどん目の前でなくなっていくのがこんなに悲しいことなのかと途中やる気もなく切なくなったりもしたけれどふいにできた時間でいままで後回しにしたままだったり曖昧なまま進んでいたことしてみたい、作りたい、未来のビジョンをゆっくり、しっかり自分の中で整えることができた
2020年10月6日 18:30
今週末に小さな企画展示を開催できることになり、久しぶりにワークショップを考える。今年は出展やイベントがことごとく中止になってしまい気持ちも落ち込んでいる中で小さいながらも展示をして見ていただける機会ができたことは何より嬉しい。今までとは違って人数も内容も対策も色々と考えることは増えたけれど楽しい時間を共有できる喜びのほうが大きい。らくよう舎のワークショップは『ゆるり刺繍の会
2020年9月24日 11:01
あっという間に日が短くなって夕焼けがきれいで朝晩少し冷え込んで、タオルケットではもう寒くなってきた。いつもならこの季節はあちこちに出展したりイベントがあったり新しい出会いがあったり楽しく大好きな季節なのに今年はことごとく無くなってしまいただただ秋の風を感じるだけの日々。この時間をただ寂しく思うだけで動かないのはやはり性に合わない貧乏性。少し頭の中を整える。やってみたか
2020年9月3日 10:21
時折、無性に大きな木を刺繍したくなる根を張り 幹を伸ばし 枝を這わせ 芽を出し 葉がしげるそのとおりに糸をさしていく。下書きはしない。思うままに成長する木。枝が増えると必然的に葉が増えて大変なのだけれど無心で一枚一枚枝を追いかけながら葉をいれる作業はザワザワした心をニュートラルに戻してくれる不思議。小さい頃から森が好きで今でも近くのお気に入りの場所へ一人で出かける。
2020年8月26日 23:23
あんまり悩まない性格、直感で思った方に進んで生きてきた。後悔はあまりないのは、まっすぐでも回り道でも自分で好きに選んできたからか。そんな私が今、二択を2つ答えを考えている。二択と二択。辞めるか続けるかこっちに行くかあっちに行くかまあまあ舵を振り切る選択だけれどきっとたぶん答えは決まっている気がする。考えても考えても霧が晴れた答えが出ないから誰かに会っておしゃべり
2020年8月10日 10:53
作品を作るとき、古い金属だったり木だったり、何かの部品だったり古い物と刺繍を合わせて作る事が多く、ガーゼや色糸の柔らかさと異素材の出会いがおもしろく、楽しくて。ワイヤーアートを作るwireJiyuさんと二人展やワークショップを一緒にやり始めたのがきっかけで数年前からワイヤー×刺繍の共同作品も作るようになった。ワイヤーで枠を作ったものをもらって、色糸を合わせていくという宿
2020年7月30日 11:35
雨は降るだけ降って色んなものを流しきった頃を見計らってちゃんとシャーシャーと蝉が鳴く朝から騒がしく起こされる。短い文章のやり取りはしていたものの何ヵ月も顔を合わせられなかった手仕事の友に久しぶりに会う。素直に楽しく嬉しい。1人で沸々と煮え切らないまま手を動かしても何にも生まれなかった事、やっぱりワクワクする気持ちがないとやる気がちっとも出なかったこと、少しながらも
2020年7月18日 10:25
県立美術館で開催されているミナペルホネン つづく展へ。有名な柄のワンピースと、椅子のテキスタイルで見てかわいいな位の知識。鉛筆、絵の具、切り絵、はんこと様々な手法で描かれたデザイン画に1つの作品にかける創造とこだわり、縫い目1つにも細かい指示書に忠実に仕立てていく職人さんの手仕事、出来上がるまでの情熱がビシビシ伝わる。手仕事、手刺繍をする身としてクリアな気持ちで受け
2020年7月10日 09:57
降り続く雨。しとしとなら雨音も空気も心地よいのにごうごうと何でも流してしまうのはつらい。薄曇りの空を見ながら選ぶ色は明るい青。花びらがこぼれ落ちそうな咲き終わりの姿は力強くはかない。散る 零れる 舞う 吹雪く …日本語にあるたくさんの花の終わりの言葉の美しさ。種を落とし土にかえり、また新しい芽を息吹く植物を刺繍するときに美しく咲く姿より咲き終わりを選
2020年7月2日 22:05
気づけば1年の半分が終わっていた。1年の半分の半分はなんかよく分からないまま過ぎたので時間軸がずれて不思議な感じ。手仕事をやりかけては置き、違う刺繍をやりかけては置き、いまいち進みが遅いのは今まで出展やイベントに向けてこういうのを作りたいと浮かんだものを形にする作業をしていたので、その向かう先がなにも決まってないとなるとただ闇雲に手を動かしてもそりゃなんだかなという
2020年6月25日 12:07
4月のはじまりから少し旅をしていた刺繍ブローチ。毎年参加させていただいている京都福知山にあるまぃまぃ堂さんで開催の「ブロイチ」たくさんの素敵な手仕事ブローチの中におすまししながら並べていただいていた。皆さんにぜひ見に来てくださいとも言えない中、店主さんが期間延長やwebや動画を作ってくださったりと居場所を作ってくださったので、不安な中にも心穏やかにいられたことに感
2020年6月19日 09:03
久しぶりに小さな刺繍をする。ここ数年はアップリケ刺繍が楽しく、わりと大ぶりに刺していくことが多いのだけれど昔から小さいモチーフで細かい刺繍をちまちまとすみっこにやるのが好きで、時々スイッチが入る。米粒に写経書くみたいな感じの小さい小さい刺繍細い糸をミリ感覚で針をいれると無心になり心地よくなる不思議。