自己紹介(その3)タイマッサージとの縁

前回は整体の仕事に就いて~初めのターニングポイントまでを
綴りました。「慣れてきたらいつの間にか初心を忘れていた」と、
定期的に気をつけたいどの仕事でも共通する事柄ですね。

さて、本日は表題のタイマッサージとの縁!

始めは「セルフケアをお客さんに教えるため&セルフケアのため」にストレッチ団体のセミナーを受講し、認定資格をとったのがきっかけの一つ。施術にストレッチを取り入れる様になったら業績もあがってきたし、自分の身体も変化してきたので「もっと学びたい!」と思うように。

数年はその団体に席を置いていたんですが、心苦しくなってきたんです・・・。もともと体育会系ではない私が、体育会系のストレッチ団体に身を置いておくのも違和感がありました。自分に合致する形でストレッチって他にどんなのがあるのかな~?と調べていたら「タイマッサージ」って出てくるじゃないですか!?仏教医学?二人でやるヨガ?アート?・・・?

ためしに評判の良いお店に受けに行ってみたら知らない技のオンパレード。そして滅茶苦茶楽になるし、ちょっと怪しい(タイ式セラピストの皆さんゴメンナサイ💦自分の中では誉め言葉)。

また、バンド時代にコンテンポラリーダンスの劇伴をやっている人と縁ができまして、観に行ったり、ちょくちょく話をしているうちに「身体表現」にも興味あったことを思い出した。

そして、もともと仕事を絡めて海外に行ってみたいというのもあったので、

ストレッチ × 身体表現 × 海外

これらの要素から現地で学ぼう!とタイのマッサージスクールに入学。

仕事の閑散期に約1ヶ月滞在コースを選択。エステ系のメニューからタイ式マッサージまでを網羅するコースでした。

30代に入ってから言葉の通じない国でのアパート暮らし・仕事がらみ・異文化・技術学習に集中できる環境・・・と経験できることが盛りだくさん。

父が亡くなって整体の仕事に就いてからは、独居の母と暮らしていたのですが、そこから距離を置きたいというのもありました。実家に戻るのは自分にも都合よかったし、独居の母を理由にしている自分もいましたね・・・🤔

タイに行ってみるとちょうど、先に入学していたインストラクター志望の方達が めちゃくちゃ練習している時期でした。私以外はタイマッサージセラピストとして活躍している人がインストラクター資格を取りに来ている時期で、試験直前。高みを目指しにきている感じが、自分には心地よかったし週6日7~8時間マッサージ修行!って感じでした。自分の周囲ではここまで熱心に学習している人達を見たことがなかったぐらい。

大人になって泊まり込みで一日中みんなで学び、オフの時は、旅先で語り合う人生観。心底、学ぶのが楽しかった思い出しかないです。

途中から観光シーズンに入ったので、観光ついでの人たちも増え、雰囲気がガラリと変わりましたが、入学時に接したセラピストさん達との出会いやスクールでの学びは技術だけではなく、仏教的な思想の片鱗にも触れられ、あまりの奥深さに開いてはいけない物を開いてしまったような感覚でした・・・。完全な消化不良。翌年も来ることを誓い、日本に戻ったのです。


ドイステープにて



そして、自己紹介(その4)二度目のタイ に続きます。



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