職業と言霊

前回までは、自己紹介ということでざ~っと自分史を綴ろうかと思っていたのですが、思い返しているとキリがなく、進まない事に気が付いたのでテーマごとに書いていこうと思います。本日は「職業と言霊」

私は、がんサバイバーで「言霊」と聞くと、宣告された時の事を思い出します。確か検体の結果がくる数日前に可能性を示唆されたのですが、その直前までは早く退院することだけを目標に前向きだった私。

しかし、ドクターという職業の方に可能性を告げられたとたん、何ともいえない気持ちになったのは覚えています。思いあたる節もあり、それらが一気に繋がり、「ああ、とうとうツケがきたか・・・」「いや、でもそうじゃないかもしれない」を行ったり来たり。検体結果はやはり陽性でした。しかも、この時は余命とかも言われていないのに勝手に寿命を想像してしまった自分がいます・・・。これって自分が認識している病気のイメージに自ら当てはめにいった気がします。年月が経過した今だから思うことですけれど。

これってリハビリ室で働いていた時に、患者さんにも感じたことですけれど、ドクターに○○病とか、○○神経症とか診断されると物凄い響くんですよね。この病名がもつ言葉の重み・・・言霊?呪術?だな~と思うのです。

自分もそうですけれど、職業・社会的地位・立場によって得る言霊。子育て、仕事にと、気をつけて使っていきたい・・・と記事を書きながら再び思いました。万物にプラスに働く呼称をつけたらもっと世の中よくなるかもしれませんね。あなたは言霊をどのように扱っていますか?

本日も乱文乱筆ですが、ありがとうございます。
皆さんが自分の人生を楽しめますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?