【チームビルディング】トップの仕事は指示を出すことではない?!
成果を出す組織。
近年では、心理的安全性、ティール型組織、サーバントリーダーシップなどなど、枚挙にいとまのないさまざまなメソッドや理論が展開されています。
組織の形態は、組織の大きさやその組成のあり方、組成からの時間などによっても、ベストが変化すると思います。
ただ、成果を出す組織の共通項の一つとして、
「トップが指示を出さない」特徴があるように感じます。
成果を出す組織は、
自分で決めた自分の目標を自分のために達成する。
それが、結果的にチームの成果につながる。
メンバーは競争相手ではなく、
お互いに自分の目標を達成することを支援する仲間という気持ちが
当たり前のようにある。
誰かが目標達成したことによって、誰かの目標達成が邪魔される関係ではなく、全員が目標達成することが、組織の成果の最大化になると、みんなが知っている組織です。
トップがやることは、
まずもって、組織の目標の明確化。
そして、今いるメンバー1人1人の目標の支援。
互いに尊重して応援しあえる土壌づくり。
目標達成に必要なモノの調達。
(不足している人やお金、技術)
組織を率いるときに大切にしたいこと
目標を明確に打ち出し、それをメンバー全員に浸透させること。
なぜそうしたいのか。
なぜ自分たちがやるのか。
それができたらどんなhappyが待っているのか。
ワクワクできる未来を、メンバーに伝わるように描けているかどうかで
組織の成果は、大きく変わります。
この組織の目標が伝わって初めて、
メンバー個々人は、自分の目標をどう描くか、考えることができます。
トップは、それを支援する。
そして、目標を達成するために
物心両面の支援をするのが仕事だと思います。
これをやれ!と指図されるよりも
ワクワクする組織の未来に共感して、
自分で自分なりの目標を立て
それを達成することを目指す。
横には、一緒にワクワクのゴールを目指す仲間がいる。
上には自分の目標達成を支援してくれる先人がいる。
達成できたら自分も嬉しいし、周りの人の願いを叶えることにもつながる。
こうなると、
ワクワクが2倍、3倍になりますよね。
パワーが出そうです。
こんな組織をつくるトップは、
願う成果を手にする確率が上がると思います。
子育て中の親としても!
親と子どもの組織=家族などでも同じことが言えるかもしれません。
これをやれ、あれをやっておけ。
というのでは子どももパワーが出ない、、、
かつて子どもだったわたしたちには、よくわかることですよね。
一方で「決めてくれた方が楽、、、」というような子どもがいたら、
それは心配です。
子どもの人生を最後まで指図できるほど、人の寿命は長くない。
新しい社会の変化についていく能力も下がってきます。
たとえ最愛の我が子に対してであっても、最後まで人の人生を背負うことはできません。
子育ての明確なゴールは、子どもが幸せに生きる力を身につけることだと
わたしは思っています。
幸せだなあ、、、と思って生きられる人になってくれればそれが最高♡
そのゴールは、子どもに伝わっているかな?
生徒や教え子はわかっているかな?
自分は、
そこへ向かって子どもが自分の目標を立てるのを支援できているかな。
目標を実現するために必要な支援をできているかな。
こう考えると、自分の穴がよく見える気がしてきます。笑
ワクワクする未来を描ける発信をしているかな。
その中で、自分自身の目標を描く手伝いをできているかな。
何か見つけたら、それを達成するための支援をしっかりできているかな。
書きながら、改めて仕事のこと、子育てのこと、
振り返る時間を得ることができました、、、
勝手なつぶやきのような文章になってしまいましたが、素直な気持ちです。
なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。